ステーキサロン アサクラで佐世保名物のレモンステーキを食べました。
ステーキサロン アサクラは、2020年に創業45周年をむかえた佐世保市民に愛されるレストランです。
このページでは、レモンステーキを食べた感想、レモンステーキの歴史などを紹介します。
佐世保名物のレモンステーキとは
佐世保でレモンステーキが誕生したのは昭和30年代。
佐世保はアメリカ海軍の街で、ステーキを提供するレストランが軒を連ねていました。
ところが、西洋のステーキはボリュームがありすぎて、当時の日本人には食べにくかったため、考案されたのがレモンステーキです。
レストラン門のチーフ東島シェフと社長が考えたレモンステーキは、すき焼き風のうすい肉を焼いて、さっぱりとした醤油ベースのソースをかけたもの。
現在では、東島シェフのもとで修行した料理人が独立し、それぞれがオリジナルレシピを作り、現在では佐世保バーガーと並ぶ名物料理になりました。
基本は薄切り肉ですが、厚みがあるステーキなどレストランによって異なります。
値段は2,000円前後から4,000円くらいで提供する店が多いようです。
佐世保の街を歩いていると、レモンステーキ専門店や洋食屋、喫茶店などのメニューにレモンステーキの文字や見本が。
値段や量もさまざまなので、食べ歩いて味を比べるのも面白そうです。
アサクラはランチ営業もしている?
ステーキサロンアサクラの営業時間は、17時30分からとなっています。
夜のみの営業で、ランチは提供していません。
12時30分ころに店の前を通ったときは、店の中に人の気配はありませんでした。
佐世保駅周辺にはレモンステーキを提供しているレストランが何軒もあります。
レモンステーキをランチに食べたいときは、周辺のレストランを探してみてくださいね。
予約しなくても大丈夫?予約方法は?
ステーキサロンアサクラは満席になる時間帯も多く、予約をしておくのが吉。
ネットで予約ができるか調べてみたところ、公式サイトなどで予約ができないため電話予約のみとなります。
また、お店でレモンステーキをいただいているときに、何度もお店の電話がなりましたが電話に出る余裕もないご様子。
ご夫婦だけでレストランを切り盛りされていて、電話に出る余裕もないほど動き回っていたので、週末など混雑する日は予約を入れるのも難しいかも(現在は甥っ子さんもお手伝いされているようです)。
なお、開店前にお店に行って聞いたときは、予約は2名以上からで1名の予約は受け付けていないとのことでした。
また、開店直後なら比較的空いているとのことで17時35分にアサクラへ。
17時35分に行けば余裕だろうと思っていたら、残り席数はまさかの1席。
どうにかギリギリお店に入ることができました。
アサクラのレモンステーキはボリューミーな厚切り肉
ステーキサロン アサクラの店内は、調理場を囲むように作られたカウンター席が約10席と、6人くらいが座れるテーブル席のみとなっています。
この日は17時35分に行ったところ、すでに入店していたお客さんと予約席で満席に近く、1席だけ空いていたカウンターに通していただくことができました。
注文したのは、佐世保名物のレモンステーキ。
他にも色々なステーキや海鮮の盛合せもあり、レモンステーキと同じステーキソースがかけられています。
アサクラのステーキメニューは、すべてスープ・サラダ・ライス・デザート・ドリンクつき。
レモンステーキを注文すると、最初に自家製のポタージュスープが。
サラッとしたとろみが少なめのスープで、甘いポタージュが苦手な人でも美味しく飲める、さっぱりめの味わいです。
次は、フルーツたっぷりのサラダ。
サラダの下半分がレタスなどの野菜で、上にはリンゴ・パイナップル・巨峰・キウイ・バナナなどが乗っています。
フルーツにも野菜にも合うドレッシングがかけられていて、フルーツの上にはサワークリームが。
さらに2種類のスパイスがかかり、酸味・甘み・塩分・スパイスが絶妙なバランスで、とても美味しいサラダでした。
次は、待ちに待ったメイン料理 レモンステーキの登場です。
佐世保のレモンステーキは、薄切り肉が鉄板の上に乗っていることが多いのですが、アサクラは厚切りのお肉をお皿に乗せるスタイル。
厚めにカットされたお肉がミディアムレア状態に焼かれ、上にはレモンスライスが乗っています。
お肉が2切れ乗っていたので、違う角度からも撮影してみたのが下の画像。
厚みがあるお肉に、極上のレモンステーキソースがかけられています。
透明なソースは、なんとも言えない爽やかな酸味があり、お肉にからめると絶品。
ライスにつけると美味しいと、アサクラの公式サイトで呼んだので、フォークに乗せたごはんをソースにひたしてパクリ。
ソースご飯が美味しすぎる!
普段はあまり白飯を食べず、ステーキのときはパンを注文するのですが、レモンステーキには絶対にご飯。
ソースとご飯だけで、お茶碗2杯は余裕で食べられると思いました。
最後の料理は、デザートとコーヒーです。
エスプレッソを飲むような小さなカップに入ったコーヒーは、濃い目でコクがありました。
デザートのムース(ババロア?)は、ムースというより牛乳プリンといった感じ。
フルーツなどは入っていない、甘み控えめのあっさりとしたお味です。
ムースだけを食べると物足りない味ですが、甘さと柑橘系の酸味が濃い濃厚なフルーツソースと一緒に食べると最高のバランスに。
最後まで、大満足のディナーでした。
印象に残ったのは、一見無愛想に見える奥様は、たえず動き回られていて、話してみるととても良い方だったこと。
また、マスター兼シェフのご主人の手際がとても良かったこと。
技能が素晴らしい料理人さんに贈られる証明書が、厨房の片隅にさりげなく飾られていたのが印象に残りました。
美味しいレモンステーキをありがとうございました。ごちそうさまでした。
ステーキサロン アサクラの基本情報
- 住所:長崎県佐世保市塩浜町1-3
- 営業時間:17:30~21:30(ランチ営業なし)
- 定休日:不定休
- アクセス:佐世保駅から徒歩約6分
- 駐車場:なし
※このページの内容は、以前投稿した記事を一部修正し再公開したものになります。