皆生温泉に近い場所で営業するカフェ「ル・パティシエ・ミエル」のケーキを食べました。
夫が出張で米子に行った際、取引先の方に美味しいケーキ屋さんを聞いたら「ル・パティシエ・ミエル」が美味しいと紹介され、私へのお土産に買ってきてくれました。
このページでは、ル・パティシエ・ミエルのケーキを食べた感想の他、店舗のアクセスと営業時間などを紹介します。
ブルーベリータルト
ブルーベリータルトは、ザクザクした食感がクセになる、クランブルのタルト生地が土台になっています。
食べやすい大きさにするためにフォークを入れようとしたら、強めの力を入れないとフォークが入らないほどの硬さ。
今まで食べたタルトの中では、生地が一番硬かったです。
タルト生地の上には、ほのかに甘さを感じるカスタードクリーム・ブルーベリーのコンフォート・生クリームが乗っていて、甘いケーキが苦手な人も食べやすいと思います。
タルト生地が甘さを感じるのですが、トッピングは甘さを少しだけ感じる程度なので、全体的にあっさりとした印象のタルトでした。
個人的には、硬くてザクザクのタルトもありだと思いますが、好き嫌いが分かれるタルトだと思います。
ミルクレープ
ミルクレープは、クレープ生地の端までしっとりとした食感です。
甘さ控えめの生クリームにラズベリーとフレッシュブルーベリーが飾り付けられ、シンプルなデコレーションが素朴な印象。
クレープ生地の間にたっぷり挟まれている、生クリームとカスタードクリームは極限まで甘さを抑えた優しい味。
生クリームとカスタードクリームの中に少しだけラズベリーが混ざっていて、ラズベリーの酸味と甘味がアクセントになっています。
生クリームとカスタードクリームがたっぷり挟んでありますが、甘さがかなり抑えてあるため、もたれる感じは全くありません。
クレープ生地のしっとり感と、素材の味を感じるクリームで満足感の高いケーキでした。
レモンのレアチーズケーキ
今回食べた3種類のケーキの中で、レモンのレアチーズケーキが一番おいしいと思いました。
レモンの酸味をしっかりと感じることができる、初夏にぴったりのケーキです。
他のケーキ同様、生クリームは殆ど甘さを感じませんが、チーズムースはレモンと砂糖の甘さが絶妙なバランスです。
また、ケーキの一番下のクラフティが、食感・甘さ・苦味のアクセントに。
さらに、中央に挟んであるスポンジのフワフワでしっとりとした食感で、最後まで飽きずに食べることができました。
上に乗っているレモンのシロップ煮は、皮の苦味とえぐ味が残っていない、さっぱりとした味に仕上がっていました。
暑いときに、また食べたいケーキです。
ケーキの売り切れに注意
何ヶ月か前にも夫の米子出張があり、ミエルのケーキを買いに行ってくれました。
ところが、14時ごろにお店に行ったにもかかわらず、ロールケーキが1個残っていただけで、他のケーキは完売。
その時、お店の方に聞いてみたら、開店直後にケーキを買いにくるお客さんが多く、午前中には殆どのケーキが売り切れてしまうと教えてくれました。
今回は、11時の開店から少し遅れた11時20分にお店に行ったところ、すでに1種類のケーキが売り切れていて、残りが少ないケーキも多かったようです。
午後に行くとケーキが売り切れている可能性が高いので、好きなケーキを選ぶためには開店時間直後に行くことをオススメします。
まとめ
ル・パティシエ・ミエルのケーキは、全体的に甘さが極限まで抑えてあると思います。
シンプルなデコレーションのケーキ達は「これぞホームメイド」といった印象です。
オシャレで華やかなケーキが好きな人には好みが合わないと思いますが、米子や皆生温泉の周辺には美味しいケーキ屋さんが少ないようなので、米子周辺でケーキを食べたい時には立ち寄ってはいかがでしょうか。
また、カフェスペースもあるので、観光の途中にケーキを食べながらのんびりするのもオススメです。
ル・パティシエ・ミエルの詳細
- 住所:鳥取県米子市米原5-10-10
- 最寄駅:JR境線「三本松口駅」より徒歩約5分
- 駐車場:あり(5台)
- 定休日:火曜・水曜(祝日の場合は営業)
※その他、不定期で休む場合あり - 営業時間:
・ケーキ販売: 11:00~18:00
・カフェ: 12:00~17:30(L.O.17:00)
※このページの内容はケーキ購入時のものです。現在はケーキの種類や営業時間などが変更になっている可能性があります。