錦水館に夕食と朝食の2食付きプランで宿泊しました。
宮島潮湯温泉 錦水館は、厳島神社まで徒歩約3分の大鳥居が見える旅館です。
このページでは、錦水館の夕食とハーフビュッフェの朝食を食べた感想のほか、宿泊者専用のラウンジやサービスについて紹介します。
客室のアメニティや天然温泉の大浴場に入った感想は、前のページで紹介しています。
レストランでいただく夕食のメニュー
今回は一人旅でシングルルームに泊まって、夕食と朝食はレストランでいただくプランを予約しました。
和室や和洋室を予約すると部屋食を食べることもできます。
以下は、泊まった日の夕食のメニューになります。
- 食前酒
- 箸染 秋果和え
秋の木の実をを大根卸しと甘酢で霙和えにしています。 - 前肴 季節の酒肴盛合せ
季節の酒肴盛りです。
色んな食材をお楽しみください。
鮑寿司・丸十蜜煮・フォアグラ寄せ・セロリ生ハム巻き・烏賊ろう焼・吹寄麸・いわし香煎焼・千枚大根・鯖燻・枝豆 - 御椀 つらら鱧 菊花椀
名残り鱧の葛打ちの椀です。 - 割鮮 鮮魚の盛り合せ
本日入荷の新鮮魚介の盛り合わせです。
鰹節の効いた土佐醤油とさっぱりとした酢橘醤油でお召し上がりください。 - 陶板 広島牛と地豚の饗宴
特選広島牛と地豚の陶板焼きです。
お好みの焼き加減で食べ比べて下さい。 - 蒸物 かき小町の地酒蒸し
肉厚で大粒、旨味成分たっぷりの広島ブランド「かき小町」です。
夏に産卵によって身が痩せない為、大きさは通常のかきの1.5倍になります。 - 御飯 里芋御飯
季節の炊き込みご飯です。
本日は里芋ご飯を炊いています。 - 留椀 赤勝味噌
- 香の物 盛り合わせ
- 甘味 本日のデザート
食後のお楽しみ、本日の日替わりデザートです。
夕食をいただくレストランは1階のレストラン「ひめあかり」。
予約した時間にレストランに行くと、案内された衝立で仕切られた2人用の席には、箸染の秋果和えと前肴の酒肴盛合せがセットしてありました。
私はお酒が飲めないので、ドリンクは広島レモンサイダーを注文。
特産品のレモンを使ったサイダーは、酸味と甘味がしっかりしていて飲みやすい味です。
酒肴の盛り合わせ。
お酒を飲まなくても美味しいけれど、お酒を飲めたらもっと美味しく食べられる気がします。
優しい酸味の秋果和え。
魚介と大根おろしのバランスがよく、生臭さを感じない仕上がりです。
席についてすぐに、鮮魚の盛り合せも運ばれてきました。
お刺し身の中では、鯛が一番美味しかったかも。
紙製のマットには、使用している食材の説明が。
こだわりの魚介類や野菜を使っているのが分かります。
次のお料理は御椀。
上品な白身の鱧の旨味と松茸の風味が、味のポイントになっています。
今回の旅行は「13府県ふっこう割」を利用して宿泊。
ふっこう割の助成金をいただく分、お金を使おうと思ってお料理をアップグレードしました。
アップグレードのお料理が、陶板の広島牛と地豚の饗宴。
霜降りの広島牛は厚くカットされていて、食べてみると見た目よりもボリュームがあります。
陶板でミディアムレアに焼いて食べると、しつこくなくて甘みのある脂と柔らかな赤身が美味しい!
地豚の脂も臭みがなく甘味があって、美味しく食べることができました。
次のお料理は、ブランド牡蠣「かき小町」の地酒蒸し。
広島県産のレモンをたっぷりと絞っていただきます。
真牡蠣のグニュっとした独特の食感があまり得意ではないのですが、「かき小町」の身はしっかりと締まっていて、えぐ味や臭みもありません。
真牡蠣より岩牡蠣のほうが好きですが、変な岩牡蠣を食べるよりも「かき小町」の方が美味しいと思いました。
里芋御飯は、甘みと旨味が濃いお米とシャキシャキの里芋がベストマッチの一品。
かなりお腹いっぱいでしたが、赤だしと漬物と一緒に残さず食べることができました。
締めの甘味は、プリンとティラミス風チーズケーキ。
本当はチーズケーキではなくて、メロンなどの果物とプリンの盛り合わせですが、果物アレルギーがあるため変更していただきました。
メロン・マンゴー・桃が一番好きなのに、一番アレルギーが出る果物なので、食べられないのが悲しいです。
メロンが食べたかったなと思いつつ、別腹でプリンとチーズケーキを美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
レストランと宿泊者専用ラウンジ
錦水館の1階には、海と大鳥居が見えるテラスと宿泊者専用ブックカフェがあります。
上の画像は、海岸沿いの道に面した、海を眺めるテラス。
テラスのフリードリンクは、コーヒーマシンのほかに、ジュース・お茶類・カルピス・ウォーターサーバーが並んでいます。
夕方、大浴場に入ったあとテラスの椅子に座って、大鳥居と道を歩く観光客をぼーっと眺めました。
しばらくすると空が暗くなってきて、大鳥居がライトアップが始まって昼間とは違う雰囲気に。
部屋が海側ではないので、テラスから大鳥居と海の風景を楽しみました。
宿泊者専用ブックカフェ
海を眺めるテラスのほかに、宿泊者専用のブックカフェも利用できます。
落ち着いた雰囲気の室内には様々なジャンルの本が並び、ゆったりとしたテンポのジャズが流れる中で読書ができます。
ブックカフェにもコーヒーマシンが設置されていて、コーヒーや紅茶を飲みながら読書をしている人がいました。
割引クーポンがあるレストランまめたぬき
錦水館はメインダイニングの「ひめあかり」のほかに、「宿屋食堂&バー まめたぬき」や「元祖 宮島蒸し饅」も併設。
まめたぬきは11時から23時まで営業しているので、夕食に好きなものを食べたいときや、早い時間に夕食を食べて、夜に夜食を食べたいときにピッタリのレストラン。
私が泊まったときは、「まめたぬき10パーセント割引クーポン」をチェックイン時にもらえたので、夕食なしプランで泊まるときや、翌日の昼食などを割引価格で食べることができました。
ハーフビュッフェの朝食
錦水館の朝食は開始時刻を予約していただく、ハーフビュッフェスタイルになります。
朝食は、夕食と同じレストラン「ひめあかり」でいただきました。
テーブルには、おかずの盛り合わせと小鍋に入った味噌汁がセットされていました。
この日のおかずは、牡蠣の佃煮・小松菜のおひたし・もずく・出汁巻玉子など。
焼き魚はサワラの西京焼き。御飯に合うおかずが並びます。
小鍋の味噌汁は御椀で約2杯分入っています。この日の具はアサリでした。
小鍋を卓上で温めるので、熱々の味噌汁をいただくことができます。
サラダ・フルーツ・御飯・パン・漬物などは、ビュッフェ台で好きなだけ取り分けることができます。
上の画像は、サラダと納豆が入ったケース。
野菜の種類は多くありませんが、地元産のこだわり野菜が並んでいます。
地元の野菜を使ったサラダは、それぞれの野菜の味が濃くて美味。
パンは、系列ホテルの「宮島別荘」で営業しているベーカリー「島旨パン」のもの。
食パンとテーブルロールが並んでいました。
フレッシュフルーツコーナーには、ルビーグレープフルーツ・パイナップル・ライチ・オレンジ・アロエ・ヨーグルトが並んでいました。
果物アレルギーがあって、フルーツ類を食べられないのがザンネン。
夕食・朝食ともに、広島産の食材をいろいろと食べることができて、大満足の滞在になりました。
宮島潮湯温泉 錦水館の詳細
- 住所:広島県廿日市市宮島町1133
- 電話番号:0829-44-2131
- アクセス:宮島桟橋より徒歩5分
※宮島桟橋より送迎あり - 駐車場:あり(4台)
※宮島内は交通規制があり通行できない道路が多いため、車は宮島駅周辺の駐車場に停めることを推奨しています - チェックイン: 15:00-20:00
※一部の特別室は14時からチェックインが可能
チェックアウト: 11:00 - 大浴場:あり(天然温泉)
- コインランドリー:なし
- 電子レンジ:なし
- 自動販売機:あり
- 宿泊者専用ラウンジ:あり
※この記事の内容は宿泊時のものです。変更になっている可能性もあるため、予約をする際は公式サイトなどで詳細をご確認ください。