ホテルニューアワジ別邸「あわじ浜離宮」の特別フロアに泊まりました。
淡路島南部に開業したあわじ浜離宮は「美肌の湯」として口コミで女性に大人気の温泉と、地産地消の料理を楽しめる和風クラシックホテルです。
このページでは、あわじ浜離宮の露天風呂付客室Cタイプに泊まった感想、アメニティや間取りを紹介します。
なお、鱧(はも)と淡路牛を楽しめるディナーコースやと朝食バイキングを食べた感想は次のページをご覧ください。
特別フロアの客室
今回泊まったのは、特別フロアの露天風呂付き客室Cタイプ。
部屋のドアの手前に格子戸が設置されていて、格子戸の中に入ると三角形の部屋の専用スペースになっていました。
格子戸の内側にある専用スペースの奥に、部屋の入口ドアがあります。
玄関スペースはゆったりとした空間で、館内用のスリッパや靴べらなどが並んでいます。
Cタイプ客室は、シングルサイズのベッドを2台くっつけて設置したハリウッドツインルーム。
※ハリウッドツインルームの意味については、上のリンク先のページで解説しています。
トイレのスペースはゆったりと使えるスペースがあり、ダークカラーの落ち着ける空間。
アジアンテイストが入ったソファは、ほどよい硬さのクッションで長い時間座っていても腰が痛くなりません。
夫はイエローの柄が印象的なソファを気に入ったようで、寝っ転がってテレビを見ていました。
47平米ある広々とした部屋専用のテラスには、テーブルと2脚のチェアがセットしてあります。
客室専用テラスは、1階のレストラン「新淡-ARATAN-」の天井窓を囲うように設計。
テラスから見る松原と海がとてもキレイです。
上の画像は、部屋の一番奥にある休憩スペースから撮影しました。
画像右側のガラスで囲まれているスペースは、シャワーブースになります。
温泉に入れる専用露天風呂
露天風呂付客室の一番よいところは、部屋から大浴場まで移動しなくても、いつでも気兼ねなく温泉に入れるところ。
あわじ浜離宮の温泉は、淡路島の潮崎温泉(南あわじ温泉郷)に属し、ぬるっとした感触で肌がスベスベになる美肌の湯として女性に人気です。
ぬるっとした感触なのは、温泉に重曹分が含まれているから。
初めて入ると、石けんが落ちていないような感覚になりますが、温泉の成分によるものなので安心してくださいね。
休憩スペースにはべたつかない素材のイスが置いてあるので、エアコンがきいた室内で休憩してもOK。
露天風呂に入りたいときは、写真の左側に写っているシャワーブースを通ってテラスに出ます。
ただし、このお部屋は2階にあるので注意が必要です。
ホテルの前の砂浜では、学生がビーチバレーの練習をしていたり、イヌの散歩をしている人もいました。
客室の露天風呂に入るときに、何も身に着けずにテラスに出ると砂浜から見えてしまうため、バスローブを着てテラスに出た方が良いと思います。
露天風呂はぬるめに設定されていて、ついつい長湯をしてしまいがち。
温泉に入りすぎてぼせてしまったときは、湯船の横に設置してある大きなチェアにゴロン。
湖風を受けながら、のぼせた身体を冷やすのがとても気持ちよかったです。
シャワーブースの横には、しっかりとした厚手のタオル地で作られたバスローブが2着。
バスローブを着れば、湯上がりに汗が止まらなくても、気持ちよく過ごすことができますね♪
>>あわじ浜離宮の特別フロア客室の画像と詳細はこちらでチェック
アメニティは何が揃っている?
ここでは、特別フロアの客室にどんなアメニティがあるか紹介します。
上の画像は、部屋の入口ドア横にあるクローゼット。
クローゼットは1.5メートルくらいの幅があり、たくさん荷物や服があっても収納可能。
クローゼットの中に設置されている棚には、浴衣・帯・羽織・足袋タイプのソックス・巾着袋・タオル・小物入れなどが置いてあります。
浴衣のサイズは中サイズが2着。
夫が着るには中サイズでは丈が短かすぎたので、大サイズに変えてもらいました。
テレビ台の棚には、ホテルの案内・ミシュランガイド・ブルーレイプレーヤーなどが置いてあり、ヒーリングミュージックのCDもありました。
食器棚に揃っているのは、無料のミネラルウォーターやコーヒー・お茶・食器類。
ミネラルウォーターは2リットルボトルなので、温泉に入りすぎて水分が欲しいときでもゴクゴク飲めちゃいます。
ドリンクは、無料のドリップコーヒー・梅昆布茶・日本茶・フレーバーティーが置いてありました。
食器棚に入っていた急須と湯飲み茶碗。
茶筒の中には、ティーバッグタイプの日本茶が入っています。
ゴールドのカップアンドソーサーとグラス。
どの食器もシンプルなデザインで、使いやすいものがセレクトされています。
お風呂と洗面所のアメニティ
上の画像は、シャワーブースの壁に作られた収納スペースのシャンプー類。
ボトルを見ると、テルニューアワジグループブランドのawaji incense(アワジ インセンス)の文字がデザインされています。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープのブランドは「アワジインセンス」。クレンジングウォッシュはポーラ製でした。
広々とした洗面台には、ドライヤー・メイク用ミラー・コットン・アフターシェイブローション・化粧品などが置いてあります。
女性用の基礎化粧品は、ポーラのエステロワイエ(ESTHE ROYER)シリーズ。
エステロワイエのクレンジング・化粧水・乳液の3点が揃っていました。
アレルギーや特に化粧品のブランドにこだわりがなければ、基礎化粧品を持たずに泊まっても大丈夫です。
棚の上にはボディタオルが2枚と、フェイスシートマスクが1枚。
美肌を保つためには、とにかく保湿が大切。フェイスマスクがあると嬉しいです。
トレイには、ブラシ・カミソリ・ヘアバンドが1個ずつと、歯ブラシセットが2つ置いてありました。
1時間遅いチェックアウト
あわじ浜離宮のチェックイン時刻は15時から24時で、チェックアウトは10時。
リゾートホテルにしてはチェックアウトは時刻が早いと思います。
お部屋にあったパンフレットをよく見たら、特別フロアのチェックアウトは11時で、モデレートフロアより1時間長く滞在できることが分かりました。
出発する日は神戸空港13時発の飛行機の予約をしていたため、10時前にはチェックアウトしましたが、次に宿泊するときは11時まで滞在を楽しみたいと思います。
無料ドリンクが充実したロビー
あわじ浜離宮の宿泊者は、1階のロビーラウンジと3階のライブラリーラウンジで無料ドリンクを飲むことができます。
上の画像は1階のロビー。
広い空間にソファとテーブルがあり、トーンを落とした照明が寛ぎの空間を演出。
1階ロビーを抜けると、松原と海を楽しめるテラス席もあります。
ここでドリンクをいただくのもステキですね。
三ノ宮駅からのアクセス
淡路島は電車がないため、あわじ浜離宮のアクセスは、レンタカーか三ノ宮駅から高速バスを利用するのが便利です。
私は、三ノ宮駅の高架下にある神姫バスの「三宮バスターミナル」から高速バスに乗りました。
三ノ宮から陸の港西淡までの運賃は、片道2,090円・往復3,760円です。(2020年7月現在)
三ノ宮から福良行きのバスに乗って「陸の港西淡」で下車。
高速バスに乗る前にホテルに電話しておけばば、バスの到着時刻にあわせて「陸の港西淡」まで迎えに来てもらえます。
陸の港西淡バス停からホテルまでは送迎車で約7分。
チェックアウト後も「陸の港西淡」まで送ってもらえるので、チェックインの手続きをするついでに送迎車の予約をするようにしましょう。
まとめ・滞在した感想
クチコミで評判が良い、ホテルニューアワジグループ。
淡路島にはホテルニューアワジのホテルが何軒かあり、色々な口コミを調べて自分たちに合うと思ったのが、あわじ浜離宮でした。
クラシカルな建物が落ち着いた雰囲気で、総部屋数29室と少なく、静かに過ごせそうな点が気に入りました。
今回の滞在では大浴場にも入らず、お部屋の露天風呂を堪能し、美味しいお食事を味わうことができて大満足。
次は滞在した特別フロアの別のタイプの部屋や、ホテルニューアワジグループの他のホテルにも泊まってみたいと思いました。
あわじ浜離宮の詳細情報
- 住所:兵庫県南あわじ市松帆古津路970-81
- 電話番号:0799-36-3111
- 最寄駅:
三宮駅より高速バスに乗り、陸の港西淡で下車。
陸の港西淡より無料送迎車で約7分 - 駐車場:あり(無料)
- チェックイン: 15:00-24:00
チェックアウト: 10:00(特別フロアは11:00) - 総部屋数:29室
- wifi:無料Wi-Fiあり
- 自動販売機:なし
- コインランドリー:なし
- 大浴場:あり(天然温泉)
- 温泉:南あわじ温泉郷 「潮崎温泉」
- 泉質:ナトリウム炭酸水素塩温
- 効能:関節痛・筋肉痛・五十肩・神経痛・婦人病・冷え性・打ち身・火傷・慢性消化器病
- 自転車:自転車の無料貸し出しサービスあり
- 日帰り入浴・デイユースプラン:
温泉入浴+夕食プランで利用可能(客室の利用は不可)
※このページの内容は宿泊時および執筆時のものになります。現在はサービス内容やバス運賃などが変更になっている可能性があります。