神戸っ子に人気の老舗パティスリー「ママのえらんだ元町ケーキ」で「ざくろ」を買ってみました。
「ママのえらんだ元町ケーキ」本店は、元町商店街から1本裏の角地にある行列の絶えないケーキ屋さんです。
このページでは、ママの選んだ元町ケーキ本店で一番人気の「ざくろ」と食べた感想のほか、販売店舗一覧と本店のアクセスについて紹介します。
ケーキを食べられるカフェテラス
ママのえらんだ元町ケーキ本店にはカフェスペースもあり、ショーケースのケーキを店内で食べるとができます。
また、外にはテラス席が設けられ、寒さ対策のブランケットも用意されています。私がお店に行ったのは12月で、あまりにも寒かったので店内でいただくことにしました。
カフェスペースには、4人用テーブルが3組・2人用テーブルが4組・カウンターが約6席あるだけで座席数は少なめです。
イートインする際は、必ず席を確保してからケーキを注文するようにしましょう。
12月に行ったので、店内はクリスマスムード一色。
スノーマンやサンタクロース、クリスマスリースなどの装飾を見ているだけで、なんだかワクワクしました。
ケーキの原点のような「ざくろ」
ざくろは、ママのえらんだ元町ケーキを代表するケーキです。
フワッと焼かれたスポンジの中心には、固めの生クリームが入っていて、上にイチゴを1粒トッピング。
これ以上シンプルなケーキは見たことがないほど、華やかなデコレーションは一切なし。
お世辞にもオシャレとは言えない「ざくろ」。
パッと見た感じは、あまり美味しくなさそう。というよりもパサパサしている感じに見えてしまいます。
そんな訳で、ざくろが人気があるのは知っていましたが、見た目がイマイチで何回もスルーしていました。
ところが、クチコミを信じて食べてみると「本当に美味しい手作りのケーキはこれだ!」という驚きが。
ざくろを初めて食べた時は、オシャレで値段が高めのケーキばかり食べていたので、ケーキの原点ともいえる「ざくろ」の美味しさに驚きました。
見た目はパサパサに見えるスポンジは、しっとりとしていて驚くほど柔らかい。
生クリームは、変な香料などが入っていない、牛乳の味が生きた純粋で素朴な味。
それ以来、ほっとする美味しいケーキが食べたくなると、ママのえらんだ元町ケーキ本店に行ってイートインしています。
初めて夫を連れていった時「なんだか美味しそうじゃない」と渋っていたのに、今ではお気に入りのケーキになりました。
プリントルテは、少し固めでプルプルの食感のプリンをスライスしたものが、ケーキの上に乗っています。
スポンジは、ざくろよりも少し固い食感。
3段のスポンジの間に生クリームとイチゴのスライスがサンドされていて、優しい甘さのケーキでした。
たまに、ざくろ以外のケーキも注文しますが、やっぱり「ざくろ」が一番好きです。
お財布に優しい200円台のケーキ
有名店に行くと小さなケーキが1個500円から600円以上なのは当たり前です。
ところが、ママのえらんだ元町ケーキのケーキ達は、ほとんどが300円以下という驚きの価格になっています。
この時のケーキとドリンクの値段は、ざくろが270円とカフェラテが250円で合計520円でした。
500円ちょっとで美味しいケーキとコーヒーを楽しめるカフェって、なかなか見つからない。
ママのえらんだ元町ケーキは、「美味しい・安心・安い」というケーキ屋さんなので、客足が絶えることがありません。
遅い時間に行くと、ほとんどが売り切れということも多いので、早い時間に買いに行くようにしましょう。
本店の他に店舗はある?
ママのえらんだ元町ケーキは本店の他に、テイクアウト専門店が大丸神戸店にあります。
元町本店は、JR元町駅と神戸駅の中間くらいにあって、駅からのアクセスは少し不便。
大丸神戸店なら三宮からも近くてアクセスが良いので、ホテルに持ち帰って食べたい時にオススメです。
ママのえらんだ元町ケーキ店舗一覧
元町本店
- 住所:神戸市中央区元町通5-5-1
- 電話番号:078-341-6983
- 営業時間:9:30~18:30
- 定休日:水曜日
- 最寄駅:
・神戸高速線 花隈駅西口 徒歩2分
・地下鉄海岸線 みなと元町駅1番出口 徒歩3分
・JR元町駅西口 徒歩10分
大丸神戸店(テイクアウト専門)
- 住所:神戸市中央区明石町40 大丸神戸店B1F
- 電話番号:078-331-8121
- 営業時間:10:00~20:00
- 定休日:大丸神戸店に準じる
まとめ
ママのえらんだ元町ケーキは、1946年創業の地元の人に愛されるケーキ店。
お母さんが子供に安心して食べさせることができるケーキをコンセプトに、添加物や香料などを加えず、昔ながらのレシピでケーキを作っています。
店頭のケーキの中でも、特に人気の「ざくろ」は、1日1,000個以上売れる日もある、神戸っ子のソウルフード。
素朴でお財布に優しい値段のケーキは、三代にわたってファンという家族も。
カフェでケーキを食べていると、20個や30個も注文する人も多く、いかに地元に愛されているかが伝わってきました。
高級で見た目も香りも良いケーキに疲れたときには、ママの選んだ元町ケーキで素朴で優しいケーキを食べたいと思います。
※このページの情報は掲載時のものです。現在は消費税増税などの影響で価格が変更になっています。