![フラノ寶亭留のエントランス](https://josei-hitoritabi.com/wp-content/uploads/2020/06/11021.jpg)
フラノ寶亭留(フラノホテル)のスイートルームに宿泊しました。
フラノ寶亭留は、北海道の食材を使った「富良野フレンチ」や鉄板焼を楽しめるオーベルジュです。
このページでは、スイートルームのアメニティ、カートで散策するプライベートラベンダー畑、天然温泉大浴場に入った感想などを紹介します。
なお、フレンチディナーコースと朝食を食べた感想、大浴場や無料のスイーツサービスについては次のページをご覧ください。
プライベートラベンダー畑や森をカートで散策
フラノ寶亭留は35,000坪の敷地を有し、カートで散策を楽しむことができます。
敷地内にはラベンダーや季節の花が咲くプライベートガーデンや、レストランで使用する野菜を栽培している農園が。
夏は、庭に植えられている花と自家菜園の野菜の種類が多く、ラベンダーの紫の花や森の緑などを見ながら、癒やしの時間を過ごすことができます。
建物を背にして庭の方向を見ると、美しいラベンダー畑が広がります。
自然を残しつつ手入れされた敷地は、北海道の自然の美しさを感じることができる特別な場所。
また、自然のままの森にはウッドデッキが数ヶ所あるので、森林浴も楽しめます。
夏は5,000株のラベンダー、秋は6,000株のダリアが咲き誇る庭を、木製のデッキチェアに座って眺めるのもオススメ。
初夏から秋にかけて宿泊するときは、庭でのんびりと過ごしてみて下さいね。
天然温泉大浴場と岩盤浴
男女別の大浴場では、天然温泉に入ることができます。
肌に優しく体の芯から温まる天然温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム塩化物泉」。
無色透明の優しいお湯は、少ししょっぱくて体の芯から温まり、肌をスベスベにしてくれます。
男女別大浴場は、庭を眺めながら入浴したり岩盤浴もできる3階と、露天風呂もある1階の2ヶ所。
食べ過ぎた時は、岩盤浴で汗をいっぱいかいて、デトックスするのも良さそうです。
なお、時間帯で男女入れ替え制となっているので、入りたいお風呂が決まっている時は時間に注意して下さいね。
アートスペースと書道体験
1階のアートスペースでは、庭を見ながら絵画を楽しめます。
明るく広い空間のアートスペースの奥には、書籍などが置かれた部屋があり、書道を楽しむこともできます。
私は字を書くのが苦手で、夫も興味がなさそうだったので、書道はやりませんでした。
立派な書が階段に飾られています。
館内を散策すると色々な発見があり、歩いているだけでも楽しむことができました。
親子旅行に最適なスイートルーム
![フラノ寶亭留のスイートルーム](https://josei-hitoritabi.com/wp-content/uploads/2020/06/10974.jpg)
今回は、今回は70代の母を連れて夫と3人でスイートルームに宿泊しました。
スイートルームは2部屋しかない上に、ラベンダーが咲く7月は早い時期に満室になってしまいます。
3月上旬に予約を入れようとしたところ、7月は10日以降はすでに満室という状態。
できたら、ラベンダーが満開になる7月20日前後に泊まりたかったのですが、スイートルームが1部屋だけ開いていた7月10日に合わせて北海道旅行の日程を組みました。
スイートルームは、夜中に何回かトイレに起きる母が気を使わないよう、同じ部屋でもプライバシーを保てるため選びました。
洋室と和室が離れていて、それぞれにトイレがついているので、同じ空間にいるけれど、部屋とトイレが完全に独立しているので、スイートルームを選んで大正解でした。
スイートルームの間取り
スイートルームは、シングルベッドが2台置かれた洋室と和室があり、それぞれが独立した間取りになっています。
おおまかな間取り図を描いてみました(うろ覚えで少し間違っていると思います)。
インテリアは、木の温もりをいかしたシンプルなデザインで統一。
ダークブラウンのベッドや、カウチソファー、ゆらゆらと揺れるのが心地よいロッキングチェアなど、ブラウンを基本にした室内はゆったりと過ごせる落ち着いた雰囲気です。
洋室のアメニティ
ベッドの右側のガラスは、バスルームと部屋の仕切りで、お風呂に入りながら庭が見える設計。
部屋からお風呂の中を見られたくない時は、ブラインドを下ろすこともできます。
テレビの前には、母が気に入ったロッキングチェア。
少し固めのクッションで長時間座っていても疲れません。
テレビ下には、セーフティボックスが収納されていて、小物をしまえる引き出しがあります。
また、テレビの右側はデスクとして使用することができます。
テレビ左下の棚には、食器類やコーヒー、お茶などの飲み物が収納されています。
食器には、フラノ寶亭留を経営している「第一寶亭留」の文字がデザインされていました。
![富良野ホテルの無料ドリンク](https://josei-hitoritabi.com/wp-content/uploads/2020/06/10981.jpg)
冷蔵庫の中には、無料のドリンクが入っています。
- ビール(サッポロ黒ラベル)
- ミネラルウォーター
- ふらのラベンダーティー
- キリンガラナ
- ふらの人参100%ジュース
- ふらのトマト100%ジュース
私が泊まったときは、上のリストのドリンクが各2本ずつ入っていました。
これだけの種類が揃っていれば、飲み物が足りなくて困ることはなさそうです。
![フラノ寶亭留の客室テラス](https://josei-hitoritabi.com/wp-content/uploads/2020/06/10841.jpg)
洋室前のテラスには、テーブルと椅子が4脚並んでいます。
ゆったりと庭を眺めながら、自然の風を感じる事ができるスペースで、夫のお気に入りの場所になりました。
独立したトイレとクローゼット
上の画像は、洋室の前にあるクローゼット。
奥行きがたっぷりあり、荷物が多くても余裕で入れることができます。
上の画像は洋室の前のトイレ。
和モダンなすっきりとしたデザインで、無駄な装飾がないのが心地よいです。
部屋の入口から正面を見ると、和室側の廊下がまっすぐに伸びています。
左側が和室の入口で、右側の手前がクローゼット、奥は和室用のトイレになっています。
上の画像は和室横のトイレ。
夜中のトイレが近い母も「自分専用のトイレがある」と嬉しそうでした。
和室のアメニティ
和室前のクローゼットは、横幅があり洋服を何着もかけられるサイズ。
クローゼットの中には、作務衣・上着・セーフティボックスが入っています。
このクローゼットだけでも、木製ハンガーが12本も揃っていました。
洋服を沢山持ってきても、ハンガーが足りずに困ることはなさそうです。
和室の窓側に置かれたテーブルセットで、のんびりと寛ぐ夫。
ゆるやかな丘と緑の風景を、ボーっと見ているだけで癒されるみたいです。
明るいトーンでまとめられた和室。
押し入れの中には布団が4組入っていて、押入れ横の小さな障子を開けると、テレビが出てきます。
テレビ収納スペースの下に、ラベンダーのポプリがさりげなく置いてありました。
自然で優しい香りが、部屋にフワッと広がります。
今回は、テレビ番組の好みや就寝時間が私達とずれている母が1人で和室を使用。
つながった部屋にいるから寂しくないと喜んでくれました。
ツインを2部屋予約をすると1人で泊まる人が寂しくなります。
一緒の部屋で独立したスペースで過ごせるスイートルームは、適度な距離を保てるのが良かったです。
館内着(ルームウェア)のデザイン
ベージュの作務衣(館内着)はサラッとした着心地で、ホテル内の温泉大浴場やレストランに着ていくことができます。
作務衣の他に群青色の羽織もクローゼットにかけてありました。
なお、パジャマやワンピース(ガウン)などのナイトウェアはありません。
バスルームのアメニティ
部屋とガラスで仕切られたバスルームは、外の風景を見ながら入浴できます。
バスタブのサイズは足を伸ばす事はできませんが、ジェットバスなので旅の疲れが取れそうです。
なお、部屋からの視線が気になるときは、スクリーンを下ろせば見られる心配はありません。
大浴場の温泉に入ったので、今回は部屋のお風呂は使いませんでした。
今になって思えば、部屋のお風呂にも1回ぐらいは入っておけば良かったかも。
バスルームの木製の棚には、バスタオルとボディータオルが6枚ずつ、バスローブも3着並んでいました。
また、バスタブの隣にはシャワーブースも完備。
シャワー派の方も、快適に使える設計だと思いました。
パウダースペースは、ホワイトとベージュで統一された清潔な空間。
シンプルにまとまった明るい洗面台は、気持よく使うことができます。
洗面台に置かれた白い巾着袋は、女性用のアメニティセットで、ベージュは男性用になっています。
男性用アメニティ袋の中身は、折りたたみブラシ・歯ブラシセット・カミソリ。
女性用アメニティ袋の中身は、ヘアバンド・コットンと綿棒・歯ブラシセット・折りたたみブラシでした。
バスアメニティは、北海道砂川市のLAURELが、フラノ寶亭留だけのために作ったオリジナルシリーズ。
ラベンダーオイルが入ったシャンプーやコンディショナーを使うと、バスルームにラベンダーの香りが広がり、良い香りに癒やされます。
洗面台の上に並んでいたアメニティは、基礎化粧品・コラーゲン化粧水・洗い流さないヘアトリートメント・LAURELのラベンダー洗顔フォーム。
洗面台下の引き出しには、ドライヤーとティッシュが入っていました。
フラノ寶亭留の読み方
今回は、口コミが良かった「フラノ寶亭留」に母を連れて行きたくて、北海道旅行を計画しました。
ところが「寶亭留」がどうしても読めなくて、旅行サイトで検索をするのに手間がかかりました。
読み方が気になって調べてみたら「フラノ寶亭留」は「フラノホテル」と読むことが分かりました。
それだけですが、もしかしたら私と同じように悩んでいる方もいるのでは?と思い、読み方を書いてみました。
フレンチディナーコースと和洋折衷の朝食、ホテルの無料サービスなどについては、次のページで紹介します。
フラノ寶亭留の詳細
>>フラノ寶亭留のスイートルーム・客室の詳細と予約はこちらから
- 住所:北海道富良野市学田三区
- 電話番号:0167-23-8111
- 最寄り駅:JR富良野駅 車で約15分
- 駐車場:あり(無料)
- 送迎:冬季のみあり
- チェックイン: 15:00-20:00
チェックアウト: 11:00 - 大浴場:あり(泉質:ナトリウム・カルシウム塩化物泉)
- 自動販売機:あり
- スキー乾燥室:あり
- 電子レンジ:なし
- インターネット接続:LAN形式
- コインランドリー:なし
- 子供の宿泊:小学生以下は不可
※このページの情報は宿泊時のものです。現在はサービス内容や客室の仕様、アメニティが異なっている可能性があります。