ホテルリソル京都河原町三条のモダレットルームに宿泊しました。
ホテルリソル京都河原町三条は河原町駅と京都市役所前駅の中間に位置する、観光に便利なビジネスホテルです。
このページでは、客室のアメニティや宿泊者用のラウンジ、イタリアンレストラン・イル・キャンティの朝食バイキングを食べた感想を紹介します。
モダレットルームとは
モダレットルームという客室名称ですが、ホテルリソル以外では見たことがないので、どんな意味があるのかを調べてみました。
公式サイトによると「モダレットとは、ワンランク上のくつろぎを提供する、リソルホテルならではのスタンダードルームです。」とのこと。
モダレットルームはベッド1台が設置された部屋で、ベッドが2台の部屋はツインルームになります。
客室の間取り
部屋に入ると靴を脱ぐスペースがあり、客室では裸足で自宅のように過ごすことができます。
ベッド周りは畳敷きになっていて和の雰囲気たっぷり。
モダレットルームの広さは16平米で、ベッドは140センチ幅のセミダブルベッドが1台。
私は1人で宿泊しましたが、2人でも泊まることができる客室になっています。
上の画像は、部屋の中から部屋の入口を撮影したもの。
靴を脱ぐ玄関スペースが広めに取られていて、右側の全身ミラーの横がバスルームの入口になっています。
客室のアメニティ
部屋に入ってすぐの場所には、格子で区切られたクローゼットスペースと、奥にはテレビとTV台が設置されています。
インテリアは日本古来の色彩がベースになっていようで、どこか懐かしい雰囲気も。
テレビ台にはアメニティが並んでいて、ボトルウォーター・黒い電気ケトル・四角い箱が置いてありました。
箱の中に入っていたアメニティは、抹茶セットと日本茶のティーバッグ。
お茶のティーバッグは、ほうじ茶と煎茶の2種類でコーヒーは置いてありません。
なお、コーヒーが飲みたいときは1階のラウンジに行けばコーヒーマシンが置いてあり、自由に飲むことができます。
目覚まし時計や電話機、ティッシュボックスも和風のデザイン。
ダークカラーの備品で統一感を出しています。
テレビ下の引き出し上段に入っている備品は、マグカップやホテルの案内など。
中段にはスマホの充電ケーブル・ドライヤー・非常用ライトが。
テレビ下には冷蔵庫・ゴミ箱・空気清浄機も収納されています。
冷蔵庫を開けてみたら、中には何も入っていませんでした。
客室からの眺望
今回アサインされた部屋は、隣のビル側に窓がありました。
窓を開けてみると目の前に隣のビルの壁が広がり、眺望は一切ありません。
隣のビルとホテルの隙間は1メートルあるかないかという狭さなので、昼間でも光がほとんど入りません。
上の画像は明るい時間帯に部屋の中を撮影したものですが、実際は画像よりももっと暗く感じました。
京都の中心部に位置するためアクセスはとても良いのですが、閉塞感がある空間が苦手な方は避けたほうが良いかもしれません。
バスルームとトイレ
客室のバスルームは、全室がユニットバスになります。
お風呂とトイレが独立したセパレートタイプの客室はありません。
バスタブは深めで長さがあるので、男性でも窮屈さを感じないで入浴できるサイズだと思います。
大浴場はある?
ホテルリソル京都河原町三条に大浴場はありません。
また、全タイプの客室がユニットバスとなっているため、洗い場があるお風呂に入りたい方には使いにくいかも。
ゆっくりと入浴したい場合は、大浴場がありバス・トイレが独立した客室がある「京王プレリアホテル京都烏丸五条」や、京都駅から近くバス・トイレが独立した客室が選べる「リッチモンドホテルプレミア京都駅前」がオススメです。
バスルームのアメニティ
持ち帰り可能なアメニティグッズ一式は、和柄の巾着袋に入っています。
私は持ち帰りませんでしたが、使わなかったアメニティグッズのほか、巾着袋も持ち帰りが可能。
巾着袋からアメニティグッズを出したのが上の画像です。
中には下のアメニティグッズが入っていました。
- 歯磨きセット
- ヘアブラシ
- シャワーキャップ
- カミソリ
- レディースセット(コットン・ヘアゴム・綿棒)
- ボディスポンジ
シャンプー・コンディショナー・ボディソープは大きなボトルに入っています。
シャンプー類のブランドはDHCの「WAGOKORO」でした。
WAGOKOROはDHCのアメニティ専用ブランドで、和の植物成分であるコメヌカエキス・ハトムギエキス・芍薬エキス・シソエキス・柚子種子エキス・生姜根エキス・梅果実エキスなどが配合された特別なシリーズです。
ナイトウエアのデザイン
テレビ下の引き出し下段にはナイトウエア(ルームウェア)が入っています。
ナイトウエアはサラッとした生地で作られた、ゆとりがあるデザイン。サイズはフリーサイズです。
ツーピース(パジャマタイプ)なので、ワンピース(ガウンタイプ)が苦手な方も着やすいデザインだと思います。
宿泊者専用のリビングロビー
フロントの奥は宿泊者専用のビングロビー「 みさくらの間」。
昔の蔵の扉を使っているようで、日本の伝統を感じられる空間です。
それほど広くありませんがコーヒーマシンやお茶があり、無料で飲むことができます。
L字形のソファコーナーには、金色の背景に描かれた桜の花が。
外国人を意識したインテリアだと思いました。
イル・キャンティの朝食バイキング
朝食バイキングは地下1階のイタリアンレストラン「イル・キャンティ」で食べることができます。
イタリア料理が多いのかな?と思ったら、和食の方が多くて予想と違っていました。
上の画像は和のお惣菜コーナー。
焼き魚・きんぴら・煮物・だし巻き玉子などが並んでいました。
豆腐の前には九条ネギや生姜などの薬味が並び、うどんや天麩羅も揃っています。
京都っぽくない気がする「たこ焼き」と柴漬け。
たこ焼きは大阪のイメージですが、私が泊まった日はインバウンドが大半だったので、インバウンドを意識したメニューなのかも。
こちらは洋食コーナー。
小さなオムレツやナゲットなど、冷凍食品を温めた料理が多くて残念な感じ。
パンとサラダコーナーです。
バターはなく、苺ジャムとマーガリンが並んでいました。
生のオレンジを搾って作るジュースも飲めます。
こちらは、私が取り分けた料理。
主食はクロワッサンと食パンを取り分けました。
京都は美味しいパン屋さんが多いですが、このパンはいたって普通。
サラダにはイタリアンドレッシングをかけました。
お出汁がきいたおでん。
デザートは抹茶と生クリームのプチロールケーキ。
イルキャンティの朝食ということで期待していましたが、和食や冷凍食品のお惣菜っぽいものも並んでいて中途半端な印象。
美味しいパンや洋食の朝食を食べたいときは、ベーカリーやカフェに行った方が良いと思いました。
※朝食バイキングやアメニティについては、宿泊した2019年の内容です。
ホテルリソル京都河原町三条の詳細
- 住所:京都府京都市中京区三条下る大黒町59-1
- 電話番号:075-255-9269
- 最寄駅:
・京阪本線「三条駅」より徒歩3分
・地下鉄東西線「京都市役所前駅」より徒歩4分
・阪急京都線「河原町駅」より徒歩5分 - 駐車場:なし
- チェックイン:15:00~
チェックアウト:11:00 - 朝食の時間:07:00~10:00(L.O.09:30)
- コインランドリー:あり
- 大浴場:なし
- 電子レンジ:なし
- 自動販売機:なし
※このページの情報は投稿時および宿泊時のものになります。現在はサービス内容や仕様が変更になっている可能性があります。