鞆の浦のシンボル常夜灯
【鞆の浦のシンボル・常夜灯】

鞆の浦(とものうら)に日帰りで観光してきました。

鞆の浦は「崖の上のポニョ」の舞台となったとされる場所で、歴史的建造物も点在する瀬戸内海に面した小さな漁師町です。

このページでは、広島県の福山駅から鞆の浦へのアクセス、見どころ、宮崎駿監督がデザインしたカフェやグルメ情報などを紹介します。

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スケジュール変更で鞆の浦観光へ

広島から岡山に移動する途中、福山駅前のニューキャッスルホテルに宿泊。

広島観光をしてから福山に移動する予定が、台風が直撃して大荒れの天気になり観光をやめて早めに福山に到着しました。

14時過ぎにチェックインして、ホテルにこもって観光情報を調べていたら鞆の浦の観光情報が。

崖の上のポニョの舞台になった街だと知り、すごく興味が湧いてきました。

晴天に恵まれた翌日は、倉敷観光をする予定を変更。

ホテルをチェックアウトして荷物を預けて、鞆の浦日帰り観光に出かけました。

鞆の浦へのアクセス

鞆の浦行きのバス停

鞆の浦行きの路線バスはJR福山駅から出ています。

福山駅から鞆の浦までの所要時間は30分くらい。

バスは1時間に2~3本の運行なので、いきなり鞆の浦に行くことを決めても、待ち時間をそれほど気にせずに利用できました。

シンボルの常夜灯へ

鞆の浦の常夜灯

「鞆港」バス停で降りて、最初に常夜灯を見に行きました。

鞆港の端に立つ常夜灯は、鞆の浦のシンボルとなっています。

常夜灯は1859年(安政6年)に建てられ、現在も当時の姿を残しています。

鞆の浦の常夜灯

燈の高さは5.5メートル・基礎石は3.6メートルもの大きさがあり、船の出入りを誘導してきました。

近くで見ると迫力の大きさで、歴史からくる存在感に圧倒されます。

鞆の浦

スタジオジブリでは「崖の上のポニョ」の舞台となったのが、鞆の浦だとは公言していませんが、ポニョの世界のような風景を楽しむことができました。

重要文化財の鞆七卿落遺跡・太田家住宅

鞆の浦の商家

鞆港の近くにある「鞆七卿落遺跡・太田家住宅」は国の重要文化財の指定を受けた古い街並みです。

鞆の浦の土産物として販売されている「保命酒」は、大田家が1659年に漢方薬酒「十六味地黄保命酒」として販売を開始。

現在も江戸時代の佇まいそのまま商家で、昔と変わらない製法で作られた保命酒を買うことができます。

大田家住宅は一般公開されていて、入館料を支払って中を見学することができます。

なお、大田家住宅は有料(大人400円)ですが、近くの「鞆の津の商家」は無料で公開されています。

鞆の津の商家

ところが、私が行った月曜日は休館日で中に入ることはできませんでした。

土・日・祝日のみの営業なのがザンネンですが、何も調べずにいきなり鞆の浦に行くことにしたので、下調べは大切だと痛感しました。

坂本龍馬と会える?いろは丸展示館

いろは丸展示館

常夜灯のそばには「いろは丸展示館」があります。

いろは丸とは、当時、龍馬ら海援隊が借入れていた蒸気船です。

いろは丸展示館では、1867年5月26日に鞆の浦の沖合で「いろは丸」と「明光丸」が衝突した事件に関連する遺物や写真・イラスト情報を展示。

いろは丸展示館の坂本龍馬

入口を覗いてみると、坂本龍馬の大きなパネルが飾られ、2階の部屋には等身大の坂本龍馬の人形が。

衝突事件の際に龍馬たちが身を隠した部屋がリアルに再現されていて、龍馬ファンなら必ず訪れたいスポットです。

いろいろな龍馬グッズも販売しているので、記念に買って買えるのも良さそうです。

高台にある歴史民俗資料館

鞆の浦歴史民族資料館

高台に立てられた、鞆の浦歴史民俗資料館。

資料館の最上階には展望スペースがあり、鞆の浦全体を眺めることができます。

ポニョの世界のような景色を見たいなと思って階段を登ろうと思ったら・・・。

「月曜休館」

何も下調べをせずに鞆の浦に来たので、運悪く休館日に当たってしまいました。

異色の美術館・鞆の津ミュージアム

鞆の津ミュージアム

築150年にもなる古民家を改装してオープンした鞆の津ミュージアム。

従来の美術館の概念が「ガラガラと音を立てて崩れる異色の美術館」として人気です。

靴を脱いで上がる美術館で、中には常識にとらわれない展示物を陳列。

どんなものがあるのだろう?と楽しみにしながら行ってみたら、なんと、鞆の津ミュージアムも月曜休館でした。

隕石が落ちた淀媛神社

鞆の浦の淀媛神社

鞆湾の守護神として鎮座する淀媛神社。

御祭神は淀姫命(よどひめのみこと)です。

鞆の浦の淀媛神社

高台に鎮座する淀媛神社の前には遮るものがなく、鞆の浦全体を眺めることができる絶好のビューポイント。

夕暮れ時は赤く染まる夕景を見ることができます。

鞆の浦の淀媛神社

淀媛神社の鳥居の横には「隕石(三ツ石)」の案内板が立っています。

沼隈郡誌に「往古流星三個此浦に隕つ因って浦の名とす」とあり、年代不詳なれど如斯大なる隕石は希なり。

爾来町民に珍重され、今日に至る「星の浦」の地名も之に起因したものである。

難しくてよく分かりませんが、昔、まれにみる大きな隕石が3個落ちて「星の浦」に地名の由来となったという意味みたいです。

もし落ちてきた隕石が残っているのなら、見てみたいなと思いました。

宮崎駿監督デザインのカフェ

宮崎駿デザインのカフェ

宮崎駿監督がデザインした町家旅館「御舟宿いろは」は、1階にカフェレストランを併設した宿泊施設です。

「御舟宿いろは」は、いろは丸事件の談判の場として使われた、龍馬ゆかりの建物をリノベーション。

御舟宿いろは

当時の梁や階段を残したカフェは、のんびりと過ごすのに最適なレトロな空間です。

御舟宿いろは

使い込んだ雰囲気のテーブルと椅子も良い感じ。

御舟宿いろは

蔵に囲まれた中庭も良い雰囲気です。

崖の上のポニョのトイレ

中庭をはさんで反対側にあるトイレには、ポニョのイラストが。

ポニョのイラストを見て、宮崎駿監督がデザインした建物なんだなと実感。

宮崎駿デザインのカフェ

カフェでは、鞆の浦名物の「鯛めし」や「鯛料理御膳」など、海の幸を堪能できる食事メニューがそろっていますが、喫茶のみの利用も可能。

このときはお腹が空いていなかったので、オリジナルデザートセットを注文しました。

宮崎駿デザインのカフェ

日替わりデザートプレートの内容は、ドライフルーツのパウンドケーキ・無農薬みかんのコンポート・ポポーのシャーベット・自家製ママレード。

森のカスタードクリームとも呼ばれる「ポポー(アケビガキ)」のシャーベットは、ほんのりと優しい甘さ。

酸味と苦味のバランスが良い無農薬みかんのコンポートなど、身体に良さそうな優しいスイーツを堪能できました。

石畳の道と階段の風情ある街並み

鞆の浦

カフェで身体を休めたあとは、石畳の道と古い建物が残るエリアをのんびり散策。

鞆の浦

京都や奈良などの古い街並みとは違う、港町ならではの風情がある風景を楽しめます。

鞆の浦

平日で休館日となっている施設も多かったですが、人が少ない街並みをゆっくりと歩けたのは、良い体験となりました。

祇園さんと呼ばれる沼名前神社

鞆の浦の沼名前神社

鞆の浦観光で最後に行ったのが、地元では「祇園さん」と呼ばれ親しまれている沼名前神社。

沼名前神社(ぬまなくじんじゃ)の御祭神は、須佐男命(すさのおのみこと)と海の神である大綿津見命(おおわたつみのみこと)。

沼名前神社では、さまざまな神事が斎行され、多くの観光客が訪れます。

2月は新年の無病息災を祈る「お弓神事」、6月は日本最古の由緒を持つ「茅の輪くぐり」が。

一番盛り上がる、日本三大火祭りの「お手火神事」は7月に斎行されます。

沼名前神社を参拝したあとは、鞆の浦バス停から再びバスに乗り福山駅へ向かいました。

草戸稲荷神社で途中下車

草戸稲荷神社

鞆の浦から福山駅まで戻る途中でしたが、バスの中で草戸稲荷神社のそばを通ることに気が付きました。

日本三大稲荷や五大稲荷の一つと紹介されることもある草戸稲荷神社。

社殿はまさに朱の要塞で、鉄筋コンクリート部分のカラーはまさにシャア専用(ガンダムが分からない方はスルーしてください)。

日本三大稲荷と主張する神社は10社前後あるので、どの稲荷社が三大稲荷なのかは置いておいて、圧倒的な存在感の社殿をしばらく眺めて神社を後にしました。

まとめ

鞆の浦

鞆の浦は、意外にも坂本龍馬ゆかりの建物があり、歴史的価値がある建造物多く残る、風情ある港町でした。

さらに、宮崎駿監督デザインのカフェやポニョの世界のような風景も楽しめたり、斬新な鞆の津ミュージアム(休館で入れなかったけれど)など、アートも楽しめるのは鞆の浦ならでは。

14時半ごろには福山駅に戻るつもりが、あちこち見て回ったたうえに、草戸稲荷神社まで立ち寄ってしまったので、福山駅に戻ったのは予定より2時間遅い16時半ごろになってしまいました。

鞆の浦には、口コミが良い「鞆の浦温泉 ホテル鴎風亭」のほかに、ホテルや旅館が何軒もあるので、次回は宿泊して夕暮れの風景や食事も楽しみたいと思います。

>>鞆の浦温泉のホテル・旅館リストはこちら

鞆の浦温泉ホテル鴎風亭は、雰囲気がとても良くて一押しのホテル。

ホテル鴎風亭は福山駅から無料シャトルバスも運行しているのでアクセスは便利ですが、1人で泊まるのはちょっと寂しい。

いつか夫婦で広島県を旅行をして泊まりたいと思います。