奈良駅前のホテル「吉野桜の湯 御宿野乃 奈良」に宿泊しました。
ドーミーインホテルの中でも、和を意識した和風プレミアホテル御宿野乃は、自宅のように寛げる和風のホテルになっています。
この投稿では、御宿 野乃 奈良の客室・アメニティ・朝食バイキング・大浴場を中心に、泊まった感想を紹介します。
御宿野乃奈良のダブルルーム
御宿野乃 奈良のダブルルームは、広さが16平米で140センチ幅のダブルベッドが1台設置してあります。
ダブルルームは2人で泊まることも可能な部屋になっています。
今回は1人で泊まったので、ゆったりとベッドを使えましたが、2人で眠るには少し窮屈かもしれません。
また、ベッドの横には小さな丸テーブルとイスが1脚のみ置かれています。
デスク用のイスを丸テーブルのところに持ってくると、ベッド周りの空きスペースが殆どない状態になってしまいます。
1人で泊まるなら問題ないですが、2人で泊まって部屋で寛ぎたいときは、広めのお部屋を予約するのがオススメ。
2人で泊まる時にオススメの客室は、20平米の広さがあるデラックスクイーンルーム・モデレートツインルーム、26平米の広さがあるデラックスツインルームになります。
>>吉野桜の湯御宿野乃奈良 客室タイプ一覧と詳細はこちらで確認
客室のアメニティ
御宿野乃は、奈良・大阪なんば・境港に泊まりましたが、どのホテルもほぼ同じアメニティが揃っています。
畳の部屋に合わせたロータイプのデスク。
テレビの下にはタオルが入ったカゴがセットされ、デスクの横には木製のタオル掛けが置いてあります。
カゴの中に入っているアメニティは、バスタオル・ボディタオル・ビニール袋の3点。
御宿野乃のかごバッグには、以前は足袋ソックスが入っていましたが、現在は入っていません。
デスクについている引き出しの上段には、湯飲み茶碗・グラス・緑茶・ほうじ茶が2個ずつ。
下の引出には、電気ケトルが入っています。
ロータイプのイスは、背もたれも低くデザインされているため、部屋が狭くても圧迫感がありません。
私は身長が低めなので座っていても違和感がありませんが、男性だと足の置き場に困るかも。
ベッド横のナイトテーブルには、目覚まし時計・ケーブル・ティッシュ・非常用の懐中電灯が。
USB充電ケーブルは、iPhone用とアンドロイド用の2本が置いてあります。
上の画像は、ナイトテーブルに設置されたコンセント。
USB充電口とコンセントが1口ずつ設置されています。
デスクの横には、コンセント3口とLANケーブル差込口。
また、洗面台の横にもコンセントが1口あるので、電子機器が多くても不便はないと思います。
部屋の入口から部屋の中を撮影したのが上の画像です。
アサインされた部屋は、入ってすぐ左側にクローゼットスペース・洗面台があり、右側の壁にミラー、トイレとシャワールームのドアがありました。
洗面台は木目調のシートが貼られ、和の優しい雰囲気。
洗面台の上には、洗顔フォームと「御宿野乃」と印刷された巾着袋が置いてあります。
巾着袋の中にはドライヤーが入っていました。
洗面台の引出にはアメニティグッズなどが収納されています。
- 歯磨きセット
- ひげそり
- シャワーキャップ
- 折りたたみブラシ
- コットンとゴムセット
- コップ
洗面台の下の棚には、冷蔵庫が収納されています。
エコのため冷蔵庫のスイッチはオフになっていて、使う時だけオンにするようになっているのが良いと思いました。
冷蔵庫の中に入っていたドリンクは、無料のミネラルウォーターが2本。
ミネラルウォーターの銘柄は「富士清水」でした。
御宿野乃のゲストルームは、ルームキーのカードを差し込むと、部屋の電気が使えるシステム。
部屋の入口ドア横の壁にカードキーの差込口があるので、忘れずに差し込んでくださいね。
セパレートのトイレとシャワーブース
吉野桜の湯 御宿 野乃 奈良のルームタイプは、デラックスツイン・デラックスクイーン・ハリウッドツイン・モデレートツイン・クイーン・ダブル・シングルの7タイプ。
全ての客室はシャワーブースのみが設置され、バスルームはありません。
客室のシャワーブースは、トイレの横に設置されています。
シャワーブースには、ポーラ アロマエッセゴールドのシャンプー・コンディショナー・ボディソープが置いてあります。
大浴場は、アロマエッセゴールドの他に、資生堂TUBAKIのシャンプー・コンディショナーと、サボンドールのボディソープが置いてありました。
客室にバスタブはありませんが、奈良は外国人観光客の利用も多く、部屋にお風呂がなくても不便を感じない人が多いのかもしれません。
自動販売機とコインランドリー
御宿野乃 奈良には、コインランドリー・自動販売機・電子レンジがあります。
ベンダーコーナーの自動販売機は、500mlのペットボトルが140円、350mlのペットボトルが120円、スーパードライが230円と安めの値段に設置されていました。
電子レンジの上には、割り箸と使い捨てのフォークとスプーンが。
外で食べ物を買ってきたとき、ホテルにお箸やフォーク類があると便利ですよね。
また、コインランドリーは大浴場の脱衣所の横にあります。
なお、洗濯機と乾燥機には鍵がかかっているので、使いたい時はフロントで鍵を借りましょう。
洗濯機は無料で使用できて、乾燥機は有料になります。
全館畳敷きのホテル
御宿野乃は旅館のような雰囲気で、全館畳敷きになっています。
フロントで靴を脱いだ後は、ホテルでは裸足で過ごせて、自宅のようにリラックスすることができます。
もちろん、客室階の廊下やエレベーターホールも畳敷き。
休憩するベンチや、和風のアートフラワーなど、あちこちに飾られた和風のインテリアが安らぎを演出しています。
御宿野乃の館内着
御宿野乃のナイトウェアは、レストランにも着ていける作務衣タイプの館内着になります。
背中には刺繍された「御宿野乃」の文字。
さらっとした柔らかな布地で作られているので、着心地が良いのも嬉しいです。
ダブルルームは、クローゼットスペースに、MサイズとLサイズが1着ずつ掛かっています。
大阪なんば・境港の野乃にも泊まりましたが、どの店舗も同じ館内着が用意されていました。
女性も安心して泊まれるセキュリティ
女性の一人旅で気になるのが、ホテルのセキュリティですよね。
御宿野乃 奈良のエレベーターは、ルームキーをかざさないと、客室階のボタンが押せないようになっています。
また、フロントのチェックも安いビジネスホテルよりは厳しいように感じたので、一人旅でも安心して泊まることができると思いました。
天然温泉に入れる大浴場
1階には天然温泉に入れる大浴場があります。
泉質は塩っ気もなく透明なお湯なので、「これぞ温泉」という感じはしませんが、露天風呂もありリラックスできました。
少し気になったのが、場所柄か韓国と中国の人が多いタイミングで大浴場に入ると、脱衣所や大浴場のシャワーブースが汚れて乱雑になっている点。
今回は2泊して、1泊目はすごく空いていてゆっくりと入浴できましたが、2日目は中国・韓国の人だらけで、浴室内がうるさい上に脱衣所が汚れていて、早々にお風呂を出てしまいました。
近年、奈良は外国人に人気の観光地になっています。
このあと3回泊まっていますが、ある時は欧米の方数人がバスタオルを身体に巻いたまま湯船に入ってきて、注意したことも。
ある時は、寝湯に入っていたら、お風呂の中を歩いて通って、通気のために空いている窓から露天風呂に出入りされて、頭の横を何回も歩かれたり、泊まるたびに不快な思いをしています。
奈良のホテルに外国人が多いのは、仕方がないのかもしれません。
ゆっくりとお風呂に入りたいのなら、客室のお風呂がセパレートになっているホテルに泊まるのしかないと思いました。
上の画像は、大浴場入口近くの壁に飾られた、奈良公園の鹿をデザインしたアート。
夕暮れの中、草を食べる鹿のシルエットが何とも良い感じでした。
朝食バイキングを食べた感想
朝食バイキングのレストランは1階にあり、朝食提供時間は朝6時30分から9時30分で、最終入店は9時になっています。
ドーミーインホテルグループの朝食といえば、海鮮丼を思い浮かべることも多いですが、奈良は海に隣接していないため、お刺身やイクラなどはありません。
その代わり、奈良名物の柿の葉寿司・飛鳥鍋(牛乳鍋)・粕汁・葛きり・奈良漬のほか、和食中心のメニューが揃っています。
最初に取り分けたお料理は、エビがのった素麺・アジの南蛮漬け・もずく・柿の葉寿司・サラダ。
こちらは、具だくさんのお味噌汁。
色々な野菜と油揚げが入っていて、野菜をたっぷり食べることができました。
網焼きの奈良ブランド豚・ウインナー・トウモロコシ・エビフライ・コロッケ。
洋食派なので、クロワッサンとデニッシュパンもいただきました。
デザートは抹茶風味のわらび餅・ピーツムースケーキ・マンゴームースケーキ。
フレッシュフルーツは、パイナップル・オレンジ・巨峰がありましたが、口腔アレルギー症候群(果物アレルギー)がひどくなっているため、食べるのを断念。
果物やヨーグルトを沢山食べたかったです。
その他、おかゆや和風のおかず、おそばなどの和食メニューがいろいろと揃っていました。
>>天然温泉吉野桜の湯 御宿野乃 奈良の館内施設・客室・朝食バイキングの詳細はこちらでチェック
まとめ・JR奈良駅前にあり観光に便利なホテル
御宿野乃 奈良は、JR駅前に立地しているため、観光にとても便利でした。
プレオープン期間に泊まったため、スタッフの方が不慣れな部分もありましたが、スタッフの方も感じもよく気持ちよく過ごすことができるホテルだと思います。
今回は2日目に、中国・韓国の団体客が泊まっていて、朝食レストランや大浴場が騒がしく落ち着けなかったのが残念。
奈良という場所柄、外国人が多いのは避けられないとはいえ、静かにゆっくりと温泉に入りたいと思いました。
個人の意見としては、今まで利用した御宿野乃(なんば・境港・奈良)の中では、朝食・温泉ともに境港が一番かも。
外国人が多いと疲れてしまいますが、居心地の良い館内と立地という意味では、奈良は良いと思います。
吉野桜の湯 御宿野乃 奈良の詳細
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- 住所:奈良県奈良市大宮町1-1-6
- 電話番号:0742-20-5489
- 最寄駅:JR奈良駅より徒歩1分・近鉄奈良駅より徒歩約10分
- 駐車場:あり(1泊1,500円・利用可能時間15:00-11:00)
- チェックイン: 15:00-29:30
チェックアウト: 11:00 - 朝食提供時間:06:30-09:30(最終入店9:00)
- WiFi:無料WiFiあり(全室利用可能)
- 自動販売機:あり
- 大浴場:あり(天然温泉)
- コインランドリー:あり
- 電車:あり
※このページの内容は投稿時のものです。現在は客室のアメニティや朝食のメニューが変更になっている可能性があります。