神戸の人気スイーツショップが手がける、ホテルケーニヒスクローネ神戸に宿泊しました。
ホテルケーニヒスクローネ神戸は、パティシエが作ったケーキや焼き立てパンが並ぶ朝食ビュッフェで人気のスイーツホテルです。
このページでは、くまポチ君だらけの客室とアメニティ、朝食ビュッフェとウエルカムスイーツサービスについて紹介します。
客室のアメニティ
ホテルケーニヒスクローネ神戸は、旧居留地の雰囲気に調和する建物と、ネオルネサンスをベースにスパニッシュコロニアルを取り入れたインテリアが特徴のホテルです。
今回アサインされた客室は、8Fのスーペリアツインルーム。
広々とした空間が心地良く、神戸異人館や旧居留地の雰囲気に馴染む「いかにも神戸のホテルっぽい」客室です。
部屋に入ると、廊下の右側の壁に取り付けたハンガーラックやスリッパが並び、廊下の左側にはバスルームとトイレがあります。
ハンガーラックには、ハンガー5本と消臭スプレーが。
ハンガーをよく見ると「くまポチ君」がデザインされていて、細かい部分までこだわっているのを感じました。
室内用スリッパは使い捨てではなく、クリーニングされて繰り返し使うタイプ。
ゴミを減らすよう工夫されていて、環境に配慮していることが分かります。
廊下のドアを開けると、右側には大きめのデスクが。
デスクの上には、コーヒーメーカー・湯沸しケトル・マグカップなどのドリンクセットが置いてあります。
ワインレッドのビロードが上品な椅子と、ゆったりとしたデスク、ゴールドで縁取られたクラシックな鏡がヨーロピアンな印象。
テーブルがある位置からベッドの方向を見ると、上の画像のようになります。
ヨーロピアンなインテリアの中には「くまポチ君」がいっぱい。
2脚置いてある濃紺のチェアは、男性が座ってもゆとりの大きさ。
夫は「王様椅子だね!」と嬉しそう。かなり気に入っていました。
ベッドは、150cm幅のダブルベッドと120cmのセミダブルベッドが1台ずつ。
セミダブルベッドは、1人で寝るとゆったり使えて、寝心地も良いです。
枕元に置かれた、くまポチ君クッションが可愛らしい。
ベッド前の壁には液晶テレビが取り付けられ、寝転びながらテレビを見ることができました。
ホテルケーニヒスクローネの公式サイトを探しても、間取り図がなかったので、縮尺は適当に作ってみました。
なお、客室の面積やインテリアの配置は部屋ごとに異なります。
間取り図は参考程度にご覧ください。
くまポチ君がデザインされたアメニティグッズと無料ドリンク
泊まった日は、ホテルオリジナルグッズプレゼント期間中で、チェックインの際に好きなグッズを選ぶことができます。
私たちは、ミニバッグとポーチをいただきました。
チェックインのときに、部屋で飲むドリンクを、コーヒー・日本茶・ハーブティーなどから選べたので、コーヒーを選択。
フロントでいただいたコーヒーカプセルは、UCCのコーヒーマシン「ドリップポッド」用。
部屋のコーヒーマシンにカセットをセットすると、美味しいコーヒーを淹れることがでいます。
ドリップポッドの横にも、くまポチ君のステッカーが貼ってあり、細部までこだわっているのを感じました。
ミネラルウォーターと日本茶のティーバッグ、くまポチ君デザインのマグカップがテーブル上に並んでいます。
セパレート設計のお風呂とトイレ
バスルームと独立したトイレは、広々とした空間で圧迫感がありません。オシャレな洗面台もついています。
トイレの洗面台に置かれたティッシュカバーは「クマッハチ君」デザイン。
お土産に買いたいと思うほど可愛いデザインです。
バスルームはホワイトカラーで統一されていて、洗面台の前には幅2m位ある大きな鏡が。
広々としたバスルームです。
バスルームは綺麗に掃除されていて、カビ臭い感じも一切なし。
これだけ広さがあるのだから洗面所と分けて、洗い場つきの独立したお風呂なら、さらに良いのにと思いました。
バスアメニティの種類
上の画像はバスルームのアメニティグッズ。
ヘアブラシ・カミソリ・ヘアゴム・シャワーキャップ・コットン&綿棒のレディースセット・歯磨きセットが各2個。
ガラス製のグラスの下には、さり気なく敷いてある「くまポチ君」の形をしたコースターが。
バスタブの淵には、シャンプー・コンディショナー・ボディソープが置いてあります。
洗面台には、フェイス&ハンドウォッシュが。
バスルームのバスタオルやフェイスタオルにも、くまポチ君が織り込まれています。
女性用・男性用ともに、基礎化粧品は置いてありませんでした。
宿泊するときは、普段使っている化粧品を持っていくか、ドラッグストアなどで事前に用意しておいてくださいね。
くまポチ君デザインのナイトウェア
ナイトウェアのデザインはワンピース(ガウンタイプ)でパジャマはありません。
胸元にはくまポチ君の顔がデザインされています。
ベッドスロー(ベッド ライナー)は、刺繍のくまポチ君が可愛いです。
ハイセンスなインテリアが心地よいホテル
ホテルは、全体的にゆったりと造られています。
廊下やエレベーターホール、部屋などは明るい色調でまとめられ、開放感がある印象。
上の画像は、1Fエレベーター前の椅子に座っているくまポチ君。
広々として開放感がある廊下は、汚れ等はまったく見当たらず、清潔に保たれています。
エレベーターもヨーロピアン調で、扉の前には二人がけのソファが。
ウエルカムスイーツのサービス
ホテルケーニヒスクローネ神戸に宿泊すると、ウエルカムスイーツを食べることができます。
チェックインの際に、カード式ルームキー・朝食券・ウエルカムスイーツ券をいただきました。
部屋に荷物を置いて、早速すぐに1階のロビーに向かいました。
イートインスペースには、色々なデザインのソファ・椅子・テーブルが、何組か置かれています。
ソファには可愛らしい、くまポチ君クッションが。
ウエルカムスイーツセットの前に、シャンパンを出していただけます。
私はお酒が飲めないのでお断りしたら、ピンググレープフルーツのフレッシュジュースを用意していただけました。
ウエルカムスイーツのメインは、創業時から販売されている看板メニューの「クローネ」。
サックサク&パリパリのパイ生地の中に、上品なカスタードクリームが入っています。
シンプルだけど、素材の良さが分かるクローネと、パティシエさんが描いて下さったフルーツソースのペンギンが可愛いです。
クローネの後ろに置いてあるのは、抹茶とバニラのミックスソフトクリーム。
ミルクの味が濃厚なバニラと、甘さ控えめな抹茶ソフトの組み合わせは、抹茶が苦手な夫も「美味しい!」と喜んで食べていました。
マンゴーソースがかかった杏仁豆腐はサッパリした甘さ。
イチゴやキウイフルーツ、パイナップル等の果物もたっぷり入っています。
ウエルカムスイーツのドリンクは、コーヒーか紅茶(ホットもしくはアイス)から選べるので、ホットミルクティーを注文しました。
ミルクティーには、牛乳を温めたものを添えてあるのが嬉しいです。
ウエルカムスイーツは想像していたよりもボリュームがありました。
夕飯を食べる時間になってもお腹が空かず、予定より2時間ほど遅らせて夕飯を食べに行きました。
ランチバイキングと同じメニューを食べられる朝食
ホテルケーニヒスクローネのランチは、焼きたてパンが食べ放題となっていて、連日行列ができるほどの人気ぶり。
朝食バイキングでも、ランチで提供されているものと同じ焼き立てパンやサラダを食べることができて、10種類以上あるスイーツも好きなだけ食べられます。
サラダは、グリーンサラダにローストビーフやツナ、玉子などが彩りよく盛りつけられています。
数種類のドレッシングの中から好きな味をかければ、美しいサラダの完成。
ケースに並ぶサラダは、ランチビュッフェで提供されているものと同じです。
最初に取り分けたお料理は、サラダ・パン・ビーフシチューなど。
ビーフシチューは、ランチメニューのビーフシチューと同じ料理みたいです。
朝食バイキングで、ランチメニューと同じ料理を食べられるのが分かって、すごく得した気分になりました。
サクサクのクロワッサンとフワフワのパンが美味しくて、おかわりをして6個も食べてしまいました。
写真はありませんが、スクランブルエッグなどの卵料理・ベーコン・ウインナー・合鴨のロースなどの肉類、温野菜などの洋風野菜料理が並んでいました。
合鴨のロースはとっても美味しくてオススメです。
その他、野菜カレー・おかゆ・ご飯・漬物・味噌汁・焼き魚・納豆など、和食系のメニューも揃っていました。
ここまで食べて、お腹いっぱいだけどスイーツは別腹。
スイーツを食べなければ、ホテルケーニヒスクローネに宿泊した意味がありません。
スイーツは、マンゴームース・フルーツプリン・赤ワインゼリー・ショートケーキ・チョコレートケーキの5種類を食べました。
他には、ベイクドチーズケーキ・シフォンケーキ・クレープシュゼット・アイスクリーム・抹茶ムースなどのスイーツが。
さすがにお腹いっぱいで、全てのスイーツを食べるのは、泣く泣くあきらめました。
大浴場やコインランドリーなどの館内施設
ホテルケーニヒスクローネ神戸には大浴場やコインランドリーはありませんが、自販機は設置されています。
350mlのソフトドリンクが120円~130円、500mlのミネラルウォーターが110円、500mlのペットボトルが120~160円と、良心的な価格設定です。
この値段なら、コンビニまで飲物を買いに行かなくても良いと思いました。
まとめ:宿泊した感想
ホテルケーニヒスクローネ神戸の朝食バイキングは、思っていた以上にクオリティーが高く、前の日の夜食を食べなければ良かった!と後悔するほどメニューが豊富でした。
くまポチ君だらけの可愛らしいホテルだけあり、朝食を食べていたのは9割以上が女性で男性は殆ど見かけません。
私が朝食を食べている時に見かけた男性宿泊客は、彼女(奥さん)と一緒に来ていた50代位の男性1人と30代位の男性1人、あとは夫だけでした。
また、女性1人だけで朝食を食べている方もけっこういたので、1人で宿泊する方も多いようです。
夫によると「いくらスイーツ好きでも、男1人では恥ずかしくて泊まれない」との事。
スイーツ好きの女性や可愛らしいインテリアが好きな方に、オススメしたいと思うホテルでした。
ランチタイムは大行列
11:30のチェックアウト時刻ギリギリにチェックアウトしたら、朝食バイキング会場のレストラン「くまポチ亭」の前には長い行列が。
平日なのに、空席待ちの人が何人もいてビックリ。
ランチは予約ができないため、行列ができるようです。
大混雑するランチを避けたいときは、ランチメニューも食べられる、朝食バイキングを食べるのも良いかも。
朝食バイキングは、10人限定で朝食のみの予約を受け付けています。
詳細はホテルの公式サイトをチェックして下さいね。
楽天やじゃらんで予約できる?
ホテルケーニヒスクローネ神戸は、じゃらん・楽天トラベルでは予約することができません。
るるぶトラベルか公式サイトのみで、宿泊予約ができます。
普段は、じゃらんや楽天トラベルを利用していますが、ホテルケーニヒスクローネは取り扱っていませんでした。
今回は、ポイントが貯まって割引クーポンもあった「るるぶトラベル」で予約しました。
>>【るるぶ】ホテルケーニヒスクローネの客室・朝食バイキングの詳細はこちらから
ホテルケーニヒスクローネの詳細
- 住所:神戸市中央区三宮町2-3-10
- 電話:078-321-5512
- アクセス:各線三宮・元町から徒歩約5分
- 駐車場:提携駐車場あり(三宮中央通り駐車場)
- チェックイン: 15:00~
チェックアウト: 11:30 - 自動販売機:あり
- コインランドリー:なし
- 電子レンジ:なり
- 大浴場:なし
- コンビニ:徒歩2~5分にあり
- 部屋:
【セミダブル】38室
・広さ 約30.7平米~
・ベッドサイズ:140cm
【ツイン】32室
・広さ 約15.8平米~
・ベッドサイズ:120cm・140cm各1台
【スーペリアツイン】12室
・広さ 約30.7平米~
・ベッドサイズ:120cm・150cm各1台
【デラックスツイン】10室
・広さ 約36.5平米~
・ベッドサイズ:150cm×2台
【トリプル】2室
・広さ 約36.5平米~
・ベッドサイズ:120cm×3台
※このページはリニューアル前のブログに投稿したものを、再編集して掲載したものです。現在は新型コロナ対策の朝食メニューやサービスに変更になっています。