ひたち海浜公園のコキアの紅葉し、真っ赤に染まる見ごろの時期が近づいてきました。
コキアの紅葉の見頃は、例年だと10月上旬から中旬にかけてがピークとなります。
この投稿では、2018年のコキアの見頃の予想と、前年にひたち海浜公園に行った感想を紹介します。
コキアの見ごろの期間はいつからいつまで?
2018年は例年どおりコキアの紅葉が始まり、2018年10月8日の段階で少し色づき始めた状態です。
コキアは、みずみずしいグリーンが美しい状態から、徐々にオレンジ色になり始める色づき始め、真っ赤に染まる紅葉のピーク、赤い色が抜けて茶色く変化する紅葉の終わりと、その時期によってさまざまな美しさを楽しむことができます。
ちなみに、このページの画像は2016年に撮影したもの。
雅美が、ひたち海浜公園のコキアを見に行ったときは、ソバの花も満開で、白いソバの花・ピンクのコスモス・赤いコキアの色彩がおりなす景色に感動しました。
2018年のみはらしの丘の見ごろの時期
ひたち海浜公園の現在の状況は、コキアの紅葉は2017年10月16日の段階で紅葉が始まり、全体が赤く染まり始めています。
コキアが真っ赤に紅葉する見ごろは、2018年10月17日ごろから約7日間と予想されています。
ただし、天候によって見ごろの予想がずれる場合もあるので、あくまでも目安としてご覧ください。
コキアカーニバル2018年の開催期間
コキアの紅葉が見頃になる時期を予想して、毎年開催されるコキアカーニバル。
2018年のコキアカーニバルの開催期間は、下記になります。
【コキアカーニバルの開催期間】
2018年9月15日(土)〜10月21日(日)
なお、9月30日(日)と10月21日(日)は入園料が無料になります。
コキアが見頃を迎えている10月21日は、紅葉のピークの最後の見納めになる日曜日であること、入園料が無料になることから、大変な混雑が予想されます。
紅葉は明け方の急激な冷え込みによって色づくため、暖かな天気が続くと紅葉がイマイチになります。
2018年は8月・9月の猛暑から天候が変わり、9月下旬からほどよく冷え込むようになったため、美しい紅葉が楽しめそう。
撮影をした2016年は、夏の長雨が続いたうえに、10月になっても冷え込みがほとんどなかったため、コキアの紅葉は今ひとつでした。
上の画像は2016年に撮影した、一部だけが紅葉した緑色の株。
こちらは紅葉が終わって色が抜けてしまった株。
上の画像のコキアは全体が赤く色づいて、緑の部分がない最高の状態に。
同じ日に見ても、株によってこれほど色の違いがにあるのは驚きです。
それでも、みはらしの丘が赤く染まるコキアの紅葉は美しく、見に行く価値がある絶景ポイントであることには変わりありません。
このまま順調に紅葉が進めば2018年は、コキアが真っ赤に染める「みはらしの丘」の風景を楽しめそうです。
コキアが植えられている「みはらしの丘」の頂上には鐘があります。
幸福の鐘・みはらしの鐘・希望の鐘・願いの鐘・平和の鐘・など、それぞれ思い思いの名前で呼ばれていますが、正式な名前は特に決まっていません。
鳴らすと幸せになるというジンクスもあるので、気になる方は鳴らして音色を楽しんでくださいね。
神戸・大阪など関西方面らのアクセス
雅美は大阪への出張に行く前日にコキアが見頃になったことを知り、慌ててアクセスを調べました。
大阪や神戸から、ひたち海浜公園へ行くにはスカイマークを利用するのがオススメです。
まずは大阪駅からJR新快速で三宮に移動して、ポートライナーに乗って神戸空港へ。
大阪駅から神戸空港へは1時間かからないで行くことができます。

神戸空港からスカイマークに乗って茨城空港まで移動。飛行機の中から外を見ていたら、茨城空港の手前でハート型の湖が見えました。
調べてみると、渡良瀬遊水地の谷中湖は楕円形になる予定でしたが、水没する谷中村の寺院などがあった場所を残したところ、偶然にもハート型になったとか。
湖の真ん中にある場所に行くと、恋人と幸せになれるというジンクスもあり、恋人たちに人気になっているそうです。
茨城空港に到着したら、空港の建物の前にあるバス停から水戸駅行きのバスに乗ります。
トランクに大きな荷物を預けることもできるので、荷物が多い旅行でも安心。
乗り心地の良いバスに乗ると1時間弱で水戸駅に到着します。
水戸駅からJRに乗り、隣の勝田駅へ移動。
※雅美は駅のすぐ近くのホテルメッツ水戸に予約を入れていたので、まずはホテルに荷物を預けてから電車に乗りました。
コキアカーニバル開催期間中は、ひたち海浜公園までの直行バスが勝田駅から発着しているので、バスに乗れば公園まで連れていってくれます。
再入園したい時は、公園の出入り口の係員さんから再入場券をもらえばOK。
公園内のレストランは数が少なく、料理の種類も少ないので、那珂湊おさかな市場などでお寿司を食べて、空いている夕暮れに公園に戻って絶景を楽しむのもオススメです。
国営ひたち海浜公園の近くにホテルはある?
国営ひたち海浜公園は駅から離れた海沿いにあり、近くにホテルはありません。
最寄駅の勝田駅には小さなビジネスホテルが1軒あるだけで、レストランもまばらにある位のため地元グルメを楽しむのも難しいでしょう。
そこでオススメなのがホテルが多く、勝田駅から1駅とアクセスも良い水戸駅周辺です。

雅美は駅から1分の ホテルメッツ水戸 に宿泊しました。
その他にもダイワロイネットホテルやスマイルホテル、ホテルレイクビュー水戸、ホテルテラスザガーデン水戸、水戸京成ホテルなど他にも沢山のホテルがあります。
水戸駅周辺にはレストランもたくさんあり、地元ならではのグルメも楽しめますよ。
東京からは直行バスがあるため日帰りでも問題ないですが、遠方からコキアを鑑賞に行く場合は水戸に宿泊して、偕楽園や水戸黄門に由来する場所をめぐってみてはいかがでしょうか。
まとめ

コキアは、ほうきに加工されることから「帚木(ホウキギ)」と呼ばれていますが、ひたち海浜公園のコキアは園芸用となっていてホウキに加工されることがない品種で、丸い形がかわいらしいのが特徴です。
コキアの実の部分は、その食感から畑のキャビアと呼ばれる「とんぶり」で食用としても栽培され、古来よりさまざまな用途で栽培されてきました。
毎年10月上旬から中旬が見頃となりますが、2016年のように冷え込みが弱い日が続くと紅葉の見頃が大きくずれ込むことも。
コキア鑑賞のツアーは見頃を逃す可能性も多いため、こまめに公式サイトをチェックして見頃を狙って予定を立てれば、美しい絶景に出会えることでしょう。
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