東京ステーションホテルのドームサイドコンフォートキングルームに、朝食バイキング付きプランで宿泊しました。
東京駅直結でアクセスが良く、歴史ある駅舎に泊まれる東京ステーションホテルの朝食バイキングは、「朝食のおいしいホテルランキング2017」にもランクインしています。
このページでは、宿泊者専用ラウンジ アトリウムの朝食バイキングを食べた感想を紹介します。
アメニティや部屋からの眺め、地下のスパ(温浴施設)などについては、次の投稿で紹介シているので、よろしければご覧ください。
宿泊者専用ラウンジのアトリウム
東京ステーションホテルには、和食・イタリアン・フレンチなどを提供するレストランやバー、ラウンジがあります。
朝食を食べることができるのは、宿泊者専用ラウンジのアトリウムと、誰でも利用可能なロビーラウンジの2か所だけ。
ロビーラウンジの朝食は平日のみの提供で、セットメニュー2種類のみとなっています。
おすすめの朝食は、宿泊者専用ラウンジで提供される朝食バイキング。
トリップアドバイザーの「ホテルのおいしい朝食ランキング」に何回もランクインした人気の朝食バイキングです。
朝食バイキングの値段と時間
今回は朝食付きプランで宿泊したため、朝食の料金がいくらかは分かりませんでした。
公式サイトの朝食付きプランと素泊まりプランを比較すると、差額は約4,000円です。
また、期間限定で予約を受け付けている宿泊せずに朝食ビュッフェだけを食べられるプランでは、朝食の料金が4,500円。
朝食バイキングとしては高めの料金ですが、充実した内容とサービスの良さを考えるとお値段異常の価値があります。
宿泊者専用ラウンジ アトリウムの朝食時間は、6時30分から11時まで。ラストオーダーは10時30分。
約70種類のメニューが並ぶため、お料理の種類が多く、贅沢な空間で慌てて食べるのはもったいないので、時間に余裕をもってゆっくりと朝食を楽しんでくださいね。
新型コロナ対策で小分けした料理が並ぶ新しい朝食バイキングが2020年7月1日から登場。
東京都民限定で、朝食バイキングが無料になるプランも期間限定で提供されています。
>>東京ステーションホテルの詳細と東京都民限定プランはこちらで確認
朝食バイキングのメニュー
東京ステーションホテルの朝食バイキングは、洋食と和食を中心に70種類ものメニューがそろっています。
最初にいただいたのは、エッグベネディクトとオニオンスープ。
ホテルオリジナルのエッグベネディクトは、ハムとチーズを乗せたクロックムッシュの上にポーチドエッグを乗せて、オランデーズソースをかけて目の前で焼き上げてくれます。
エッグベネディクトの下にある黒っぽいソースは、風味が濃厚なバルサミコソース。
バルサミコ酢の酸味が、濃厚なエッグベネディクトをさっぱりとさせてくれます。
お酢やバルサミコ酢の香りが苦手な方は、ソースを使わないようお願いするか、目の前で焼いてくれるオムレツを頼むようにしましょう。
シンプルなオニオンスープは、水分よりもタマネギの繊維の方が多いんじゃないかと思うくらい、トロットロでタマネギの風味が濃厚です。
他のレストランで単品で注文したら、かなりのお値段がしそうな、しっかりと作られた上質なスープ。
美味しくて2杯もいただいちゃいました。
こだわりの野菜を作る農園から直送された野菜がそろうサラダコーナー。
ホワイトバルサミコドレッシングをかけていただきました。
サラダ手前に盛り付けたのは、画像の右からスモークサーモン・エビのソースかけ・本日のマリネ(イワシ)・生ハムです。
スモークサーモンはそれほど好きでもないのですが、臭みがなくて優しい酸味のソースがサーモンとマッチして、とても美味しくてビックリ。
エビも独特の臭みをまったく感じず、手をかけて下ごしらえしているのだろうと思いました。
みんな茶色っぽくて彩りが悪い盛り付けですが、上の画像はホットメニューを盛り付けたお皿です。
エビフライにはタルタルソースをかけて、パリパリの衣がおいしいフィッシュフライにはチリソース。
皮がパリッとして美味しいチキングリル、ラザニア、ハッシュポテト盛り付けたら、なんだか見た目がイマイチいなお皿に。
洋食のホットメニューは他にもたくさんあり、ボイルしたウインナー・鯛のグリル・ピラフ・スクランブルエッグ・シチューなどが並んでいました。
ホテル特製のチキンカレー。
ほどよいスパイシーさがあり、サラッとした食感の誰が食べても美味しいと思える味に仕上がっています。
和食コーナーで選んだのは、マグロと長ネギの炊き合わせ・???のしんじょう(魚の名前を忘れました)・白飯に乗せたのはイクラ・明太子・シソの葉。
雅美は洋食派なので、和食コーナーのお料理はほとんど食べませんでしたが・・・
和食コーナーのお料理はで記憶しているものは、お味噌汁・おかゆ・五目炊き込みご飯・卵焼き・マグロの刺身・納豆・温泉卵・漬物・煮物・焼き魚・おひたし・鶏の唐揚げなど、いろいろなお料理がありました。
和食派の方でも満足できる品数です。
何種類も並ぶパンの中から選んだのは、ダークチェリーのデニッシュとクロワッサン。
パンコーナーには、食パン・フランスパン・クリームデニッシュ・ライ麦パン・フレンチトーストなど10種類くらいが並んでいました。
ヨーグルトは無糖のプレーンヨーグルトと低脂肪タイプの2種類。
プレーンヨーグルトの上に、ココナッツペーストとマンゴーピューレ・カシスピューレをかけて、アメリカンチェリーを乗せました。
雅美は口腔アレルギーがあり、生で食べられる果物が少ないため盛り付けませんでしたが、メロン・オレンジ・パイナップル・バナナ・キウイフルーツなどのフレッシュフルーツが並び、質も品数も充実しています。
注文してから切ってもらえる生ハムは、オリーブとの相性バツグン。
生ハムは、大きなかたまりから切り分けるとすぐに酸化が始まって色が茶色っぽくなっていきます。
切りたての生ハムはきれいなバラ色をしていてとってもキレイ。
なぜかスイーツコーナーに生ハムがあり、お腹いっぱいになってから食べるという結果になってしまいました。
お腹いっぱいでも、オリーブと生ハムを一緒に食べたらとっても美味しい!
最初に食べたらもっと美味しく感じたかも。食べる順番を間違えました。
最後の〆は小さなカットケーキで。
見た目はそれほど美味しくなさそうですが、エディフルフラワーが乗ったキャラメル風味のケーキとチーズケーキはとっても美味。
最初に見た時、「そのへんのホテルのたいして美味しくないケーキみたい」とバカにしたことを反省です。
特にチーズケーキは、チーズの風味が濃くてシットリとした食感で好みの味でした。
コーヒーか紅茶を選べるホットドリンクは、フロアスタッフさんがカップに注いでくれるので、自分で取りに行く必要はありません。
冷たい飲み物は、しぼりたてのフレッシュオレンジジュース・アーモンドミルク・豆乳・牛乳・ジュース数種類など、健康や美容に良さそうなドリンクがそろっています。
ラウンジを出る時に「お土産をどうぞ」と小さな蒸しケーキをいただきました。
蒸しケーキは、銀座の木村屋総本店のものです。
小さな心遣いがとても嬉しいと思いました。
まとめ
「朝食がおいしいホテルランキング」に入る前から気になっていた、東京ステーションホテルの朝食バイキング。
食べる前は、料金が4,000円を超えるため、ちょっと高いかな?と思っていました。
実際に食べてみたら、お値段以上の価値があるし食べてよかったと思います。
歴史ある建物の最上階にあるラウンジ アトリウムは、天井がとても高くて開放感がたっぷり。
料理が並ぶ台の後ろには、昔の東京駅舎の壁がそのまま使われている場所もあり、レトロでクラシックな雰囲気が最高です。
また、スタッフの方々のホスピタリティ溢れるおもてなしががとても良く、まったくストレスを感じずに朝食をいただくことができました。
朝食時間が6時30分から11時までと長いため、宿泊客が食べに行く時間もばらけそう。
平日ということもあり、9時30分にラウンジにいったら食べている人がすごく少なくて、広い空間でゆっくりと食べることができて大満足です。
東京ステーションホテルに泊まったら、ぜひ朝食バイキングも楽しんでくださいね。
東京ステーションホテルの詳細
- 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
- 電話番号:03-5220-1112
- アクセス:JR東京駅丸の内南口に直結
- 駐車場:あり 1拍2,000円(予約不可)
- チェックイン: 15:00ー29:30
チェックイン: 12:00 - 朝食時間: 6:30-11:00(L.O.10:30)
- 大浴場:地下にあるスパの温浴施設を利用可能
※スパは別料金 - 無料Wi-Fi:あり
- 有線LAN接続:あり
- ビジネスセンター:あり
- 自動販売機:なし
- コインランドリー:なし
※このページの内容は宿泊時のものになります。現在は新型コロナウイルス対策を施した朝食バイキングに変更され、メニューや提供方法が異なっています。