水火天満宮(すいかてんまんぐう)のしだれ桜を見てきました。
水火天満宮は、京都市上京区に鎮座する菅原道真公を御祭神とする神社です。
このページでは、水火天満宮の桜の開花情報・アクセス・御神徳(ご利益)などを紹介します。
早咲きと遅咲きのしだれ桜
水火天満宮の境内は決して広くありません。
狭い境内に、早咲きのしだれ桜と遅咲きで色が濃いしだれ桜が2本植えられています。
雅美が参拝したときは、早咲きのしだれ桜が9分咲きで、とても美しい花を楽しむことができました。
4月4日の開花状況
こちらのページで紹介している画像は、2019年4月4日に撮影したものです。
4月4日現在の開花状況は、少しツボミが残る9分咲きで、天気も良く最高のコンディションでした。
なお、4月4日は遅咲きの濃紅桜は少しだけ花が咲いている1分咲きの状態。
4月10日現在は、早咲きのしだれ桜が散りはじめで見頃はほぼ終わり、遅咲きの濃紅しだれ桜がほぼ満開で、見頃が続いています。
これから桜を見に行く方は、できるだけ早く行くようにしてくださいね。
2020年の見頃の時期
水火天満宮の桜は、色が薄めの早咲きのしだれ桜と、濃いピンクの遅咲きのしだれ桜が、おおよそ5~7日くらいずれて満開になります。
通常通り開花すると、4月3~10日ごろに満開になりますが、2020年は暖冬の影響で全国的に桜の開花が早まる傾向が。
気温が高い日が続くと、3月末には見頃を迎えるかもしれません。
2020年の櫻花祭は4月6日に斎行
毎年4月の第一日曜日に斎行される「櫻花祭」。
櫻花祭では、優雅な舞や勇壮な太鼓などが奉納されます。
2019年は4月7日(日)に斎行されました。2020年は4月6日(日)に斎行されます。
しだれ桜の画像
早咲きのしだれ桜は、御本殿・社務所・稲荷社を覆うように枝を伸ばし、境内がピンク色に染まります。
ほぼ満開のしだれ桜。
濃すぎず薄すぎない優しい色合いのピンク色の桜は、ずっと見ていたくなる美しさです。
狭い境内には桜を鑑賞する人々が溢れ、思い思いの写真を撮影していました。
以前は、京都の穴場スポットとして、知る人ぞ知る桜の名所だったようですが、近年では美しいしだれ桜が有名に。
空いているかな?と思い、平日の昼間に参拝したら、たくさんの人がひっきりなしにやってきました。
御祭神と御神徳(ご利益)は?
水火天満宮の主祭神は菅原道真公。
学問や仕事のご神徳がある神様です。
末社には、六玉稲荷大明神・玉光稲荷大明神・生島稲荷大明神・秋葉大神・白太夫・玉姫弁財天・金玉龍王・福壽大明神・玉子 神石の御祭神が。
末社の御祭神には、商売繁盛・子授け・安産・芸能上達・火難伏せなどのご神徳があります。
水火天満宮の御朱印
水火天満宮の御朱印は、宮司さんが書いて下さいました。
太くて力強い文字が印象に残る御朱印です。
桜維持のための寄付を募っていたので、御朱印をいただくときに気持ちばかり寄付をさせていただきました。
来年も、その先も、しだれ桜が美しい花を咲かせてくれますように。
水火天満宮のアクセス
水火天満宮へのアクセスは、バスと地下鉄の2通りの行き方があります。
最寄りのバス停は、京都駅から市バス9系統 西賀茂車庫行に乗って、「天神公園前」で下車すると神社まで1分くらいで到着。
地下鉄でのアクセスは、烏丸線 鞍馬口駅から歩いて約10分になります。
バスだと神社の前まで行くことができますが、桜のシーズンは道路が渋滞することも多く、また、バスの本数もそれほど多くありません。
特に週末は渋滞がひどくなり、バスも混雑するため、時間が読める地下鉄の利用をお勧めします。
妙覺寺のしだれ桜
鞍馬口駅から水火天満宮まで歩いていく途中、妙覺寺(妙覚寺)大門の前に美しい桜が咲いていました。
妙覺寺は神社から歩いて2分ほどの場所になります。
水火天満宮のしだれ桜とほぼ同じタイミングで満開になるようなので、鞍馬口駅から歩く場合は、妙覺寺に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
水火天満宮の境内は広くはなく、しだれ桜も2本のみですが、花色が美しく見応えがある桜でした。
境内を覆うように咲く桜は、訪れる人を幸せな気持ちにしてくれること間違いなしです。
今回は15時ごろに参拝しましたが、夕暮れ時の桜も美しいようなので、次回は夕暮れ時にも参拝したいと思います。