梅小路ポテル京都(Umekoji Potel KYOTO)に朝食バイキング付きプランで宿泊しました。
梅小路ポテル京都は、2020年10月14日に梅小路公園に開業したJR西日本グループのホテルです。
このページでは客室の間取りとアメニティ、朝食バイキングのメニューと食べた感想、ポテルのこだわり、銭湯ぽて湯に入った感想を紹介します。
ポテルとは
ポテルとは、港(Port)とホテル(Hotel)を組み合わせた造語です。
梅小路ポテル京都は、価値や物が行き交う港のように、さまざまな出会いから生まれる「ご縁」をつなぎ、時間を忘れて過ごせる空間がある今までにないホテルとして開業しました。
ロゴは、ホテルに「 ゜」をつけることで、さまざまな出会いが繋がる「ご縁(円)」をイメージ。
ボーっとするではなく「ぽーっとできる」ホテルを目指したホテルです。
客室の間取り
今回予約をした客室は「ウッドフラットツインルーム」。
部屋の広さは25平米で定員は1~2名。
玄関で靴を脱いで自宅のように過ごせる、フローリングの床が心地よい部屋です。
上の画像は、入口から部屋の奥を撮影したもの。
画像には写っていませんが、手前左側には洗面台・シャワーブース・トイレが並んでいます。
窓側には小さなラウンドテーブルと椅子が2脚。
テーブル上の四角い木箱には、ポテルのこだわりを紹介するミニ冊子が入っていました。
引き戸式の木の仕切りを閉めると、ベッドスペースが独立した空間になります。
布団のように並んだ和ベッドのサイズは幅120センチ・長さ200センチのシングルサイズ。
硬すぎることもなく、柔らかすぎることもない寝心地の良いマットレスでした。
客室のアメニティ
収納庫の上にはコーヒーセット・電気ケトル・ミネラルウォーターなどが並んでいます。
ドリップコーヒーはマイルドとビターの2種類、ティーバッグはオリエンタルバカンスとマスカットでした。
ヘッドボード(ベッドの枕元)には、コンセントとUSB給電が1口ずつ。
それぞれのベッドにコンセントとUSB給電口があるので、寝転びながら充電することもできます。
洗面台横の壁にはハンガーがかけられ、洋服などをかけることができます。
室内用の使い捨てスリッパは、グレーが上品でフワフワの履き心地。
館内用のスリッポンは2サイズが並んでいました。
お風呂とトイレ
ウッドフラットツインルームは、トイレとシャワーブースがセパレート設計になっています。
洗面台の奥がトイレ、画像の左側がシャワーブースです。
トイレは狭さを感じず、ゆったりと使えるスペースが取られていました。
シャワーブースは、レインシャワーとハンドシャワーがついています。
なお、ウッドフラットツインルームはシャワーブースのみでお風呂はありませんが、セパレート設計で使いやすいと思いました。
バスアメニティの種類
バスアメニティとアメニティグッズは洗面台の上に並んでいます。
- 歯みがきセット
- ヘアゴム
- ヘアブラシ
- レザー
- コットン
- 綿棒
- AROMATHERAPYのシャンプー
- AROMATHERAPYのコンディショナー
袋に入っているのは牛乳石鹸と梅小路ポテルがコラボしたセット。
使いきれなかった牛乳石鹸は、オリジナルの牛乳石鹸デザインの袋に入れて持ち帰ることができます。
女性用化粧品は、マーガレットジョセフィン「プレミアムH.P.C」のスキンケア3点セット。
パウチタイプのクレンジングジェル・ウォッシングリキッド・オールインワンエッセンスが入っていました。
ナイトウェアのデザイン
ナイトウェアは、紺色の上着とグレーのパンツのセパレートタイプ。
館内着として着用することもできます。
サイズはMサイズとLサイズが1着ずつ並んでいました。
部屋からの眺望
ウッドフラットツインルームは梅小路公園とは反対側になるので、緑を眺めることはできません。
今回アサインされた5階の部屋からの眺望は、上の画像のようになります。
梅小路公園のグリーンを眺められる部屋は、ガーデンルームとパークサイドルームになります。
フリードリンクの種類
フリードリンクコーナーには、ホットドリンク・コールドドリンク・スナックなどが並んでいます。
3種類のコーヒー豆を挽いて、ハンドドリップで本格的なコーヒーを淹れることもできます。
コールドドリンクは、水出しアイスティー・アップルジュース・オレンジジュース・ピンクグレープフルーツジュースの4種類。
アルコールは、赤ワイン・ワイン白・生ビールの3種類。
スナック類は、スモークチーズ・ミックスナッツ・ドライフルーツが並んでいました。
ルーフトップテラスとフリースペース
屋上のルーフトップテラスでは、梅小路公園の緑や東寺の五重塔、京都の街並みを眺めることができます。
ぼんやりと東寺を眺めていたら、新幹線が五重塔の前を通り過ぎて行きました。
ドクターイエローが通らないかなと少し眺めていましたが、普通の新幹線しか通らず少し残念。
梅小路ポテルの各フロアには、宿泊者が自由に使えるフリースペース「あわいの間」があります。
5階は木の玩具と卓球台で遊ぶことができます。
4階はミュージックルーム。
レコードが並ぶレトロな雰囲気のスペースです。
2階と3階には本や絵本が並ぶ本棚があり、好きな椅子に座って読書をすることができます。
どのスペースも開放感があり、梅小路公園の木々を眺めて過ごせる空間でした。
大浴場とコインランドリー
梅小路ポテルには大浴場はありませんが、宿泊者は1階の銭湯「ぽて湯」を無料で利用することができます。
コインランドリーは全自動洗濯乾燥機が3台並んでいました。
料金は、洗濯乾燥(3キロまで)500円・洗濯乾燥(13キロまで)400円・洗濯のみ(6キロまで)300円・乾燥(30分)100円で、洗剤は自動投入されます。
銭湯ぽて湯に入った感想
銭湯ぽて湯の入口は上の画像のように建物の外にありますが、宿泊者は館内の専用通路を通って、外に出ずに銭湯に行くことができます。
銭湯ぽて湯にタオルやシャンプー類はないので、部屋のタオルやシャンプー類を備え付けのバッグに入れて持って行きました。
ぽて湯は昭和の銭湯のようなレトロな設計で、湯船は小さめで脱衣所はそれほど広くありません。
また、シャワーは壁に固定されて動かすことができず、使いにくいと思いました。
また、ぽて湯は一般客も利用するので、時間帯によっては混雑しているかもしれません。
落ち着いてゆっくりと入浴できる銭湯ではないと感じました。
朝食バイキングのメニュー
朝食バイキングは京都の食材や伝統料理を取り入れた、和食中心の料理が並びます。
サラダはコロナ対策で小分けに盛り付けられていました。
こちらは、焼きおにぎりにお出汁をかけて食べるお茶漬け。
左の料理は「日吉ポークの蒸籠蒸し」。京都丹波高原ポーク「日吉ポーク」を使っています。
右の料理は「若鶏の豆乳フリカッセ」です。
手前の料理は「いんげんと蓮根の甘辛胡麻和え」、後ろの料理は「湯葉くらげ」
「根菜と豆の8品目 黒ごまサラダ」「ほうれん草と卯の花 柚子風味」「餡かけ出汁卵」。
デザートは、「玉水晶」「笹大福」「フルーツのマチュドニア」「口当たり滑らかなヨーグルトかん」。
料理の種類は思っていたほど多くありませんでした。
朝食バイキングを食べた感想
朝食は梅小路公園に面したレストランで提供されます。
上の画像は、最初に取り分けた料理。
ご飯は「茸の炊き込みご飯」。上品な味付けです。
「鶏肉の豆乳フリカッセ」は優しいお味で、おかわりしました。
湯葉とクラゲ、湯の花は見た目は味が薄そうですが、私には味が濃すぎました。
5~6種類並んでいたパンから、3種類を取り分け。
パンの街京都だけあって、パンは美味しいです。
ゆったりとした窓側の席で、落ち着いて朝食を食べることができました。
まとめ
京都駅から一駅の「梅小路京都西駅」から徒歩3分の場所に新規開業した新業態ホテルということで、11月中旬に一人旅で宿泊。
5階の卓球ルームの近くの部屋だったので、昼間は卓球や木の玩具で遊ぶ声と音が響いたのが気になりましたが、木の温もりを感じる空間で、ゆったりと過ごすことができました。
鉄道博物館や京都水族館がすぐ近くにあるので、これらの施設をメインに観光する日に泊まるには最高の立地だと思います。
梅小路ポテル京都の詳細
- 住所:京都府京都市下京区観喜寺町15
- 最寄駅:梅小路京都西駅より徒歩約3分
- 駐車場:あり(20台・1泊2,000円)
- チェックイン: 15:00~
チェックアウト: 11:00 - フリードリンク:あり
- ラウンジ:宿泊者専用の共有スペースあり
- 大浴場:なし(銭湯ぽて湯を無料で利用可能)
- 自動販売機:なし
- コインランドリー:あり
※このページの情報は宿泊時のものです。現在はサービス内容やメニューが変更になっている可能性があります。