ミレニアム三井ガーデンホテル東京のダブルルームに、一人旅で宿泊しました。
ミレニアム三井ガーデンホテル東京は、東銀座駅から1分・銀座駅や有楽町からも近いビジネスや観光に便利なホテルです。
このページでは、ミレニアム三井ガーデンホテル東京の客室の間取りやアメニティ、1階のレストランでランチビュッフェを食べた感想を紹介します。
三井ガーデンホテル初のダブルブランド
ミレニアム三井ガーデンホテル東京は、世界24カ国で展開する「ミレニアム アンド コプトーンホテルズ(Millennium&Copthorne Hotels」と、三井ガーデンホテルとの初のダブルブランドホテルです。
ミレニアム三井ガーデンホテルの日本の第一号店となり、同ブランドのホテルは今のところは他にありません。
ミレニアムアンドコプトーンホテルズとのダブルブランドとなっているため、雰囲気が他の三井ガーデンホテルとは違っています。
客室は、和を意識したデザインが特徴で、ロビーを見渡すと外国人宿泊客がとても多く感じました。
広々と使えるセントラルダブルルーム
東京の滞在が急に伸びて、部屋タイプおまかせの直前割で予約をしました。チェックインまで部屋のタイプが分かりません。
アサインされた部屋は、最上階のセントラルダブルルーム。
建物の中心に位置するセントラルダブルルームは、ロの字型をしたホテルの中央部にある吹き抜けに面している部屋になります。
部屋の窓は建物の中心側を向いているため、窓からの風景は上の画像のようになります。
眺望は全く望めませんが、外の明かりが入ってくるので暗さは感じません。
また、面積を取るバスタブを設置せずにシャワーブースを設置した部屋は、実際の面積よりも広く感じます。
それは分かっているけれど、お風呂に入りたい派なので少しザンネンでした。
公式サイトを調べてみたところ、部屋の間取図がなかったので簡単なものを作ってみました。
縮尺はアバウトなので、参考程度にご覧ください。
使い安い丸いライトとミラー
洗面台のミラーは円形をしていて、サークル状のライトがミラーの周りを囲っています。
洗面台とクローゼットスペースはガラスで区切られているため、開放感があって部屋を広く見せる効果も。
洗面台の下の引き出しにはアメニティ類が並び、タオルはカゴに入った状態で収納されています。
真っ白でフワフワのタオルは、バスタオルとフェイスタオルが2枚ずつ入っていました。
引き出しの中にはアメニティグッズとドライヤーが収納されています。
- ドライヤー
- 基礎化粧品セット
- 綿棒・コットン
- シャワーキャップ
- ヘアーブラシ
- 歯ブラシセット
- カミソリ
ドライヤー以外のアメニティグッズは、それぞれ2個ずつ入っていました。
パウチタイプの基礎化粧品のブランドは、資生堂のフィトアンドローズシリーズで、メイク落とし・洗顔ミルク・化粧水・乳液。こちらも、それぞれ2個ずつ揃っています。
洗面台の上には、ティッシュ・ハンドソープ・コップ・ハンドタオルだけが置いてあり、スッキリとした印象。
広い洗面台は物を置くスペースがたっぷりあって、とても使いやすいデザインです。
仕事をしやすい大きめのデスク
淡いカラーのシンプルなデスク。
デスクの奥行きはあまりないですが、たっぷりと横幅があるので出張中の仕事もはかどりそう。
デスクの上には、ライトスタンド・折りたたみ式のLEDライトスタンド・ミラー・ティッシュ・リモコン・メモ帳とペンと、最低限のものだけが並んでいます。
引き出しの中に入っているのは、ホテルの宿泊約款・三井ガーデンホテルのパンフレット・非常用の懐中電灯・ケーブル類・クーポンなど。
ベロア調の布で作られたポーチの中には、ケーブル類が入っています。
中を見ると、LANケーブル・マルチタイプの携帯充電器・海外の電化製品のための変換プラグが入っていました。
ふんわりとした座り心地の布製の椅子は、無機質な事務用のチェアと違って、なんだかホッとするデザインえです。
柔らかすぎないクッションで、何時間かパソコン作業をしましたが全く疲れませんでした。
収納力があるクローゼットスペース
入口ドアの横には、オープンタイプのクローゼットスペースが。
ハンガーやスリッパなどの他に、アイロン台やアイロンも備え付けられています。
木製のボックスにアイロンの収納スペースが有り、ボックスの内部にはコンセントもあり、よく考えて作られていると思いました。
ボックスの引き出しを開けてみると、下段にはセーフティボックス、上段にはランドリーバッグ・洋服用のブラシ・靴べらなどが入っていました。
ボックスの上には使い捨てスリッパが置いてあり、使いやすいよう設計されていると思いました。
銀座地区のビジネスホテルとしては、上位ランクに位置するミレニアム三井ガーデンホテル>東京。
細かいところまで気配りが行き届き、三井ガーデンホテルの中でも口コミが良いのに納得です。
ナイトウエアのデザイン
安いビジネスホテルだと、ワンピース(ガウンタイプ)のナイトウエアが多いですが、三井ガーデンホテでは、ツーピース(パジャマタイプ)を用意しています。
また、三井ガーデンホテルのパジャマは、店舗によってデザインや素材に微妙な違いがあります。
ミレニアム三井ガーデンホテル東京のナイトウエアは、ガーゼを重ねたワッフル生地タイプの綿素材で作られたパジャマでした。
パジャマのサイズは、男女兼用のフリーサイズです。
触るとフワッとした感触で優しい着心地のパジャマで、実際に着てみると締めつけ感がなく、気持ちよく眠ることができました。
客室のアメニティ
冷蔵庫の中には、無料サービスのミネラルウォーターが2本。
壁に取り付けられた棚には、マグカップ・ティーバッグ入れ・グラス・ワイングラス・ワインオープナー・アイスペールやアイスピックのセットが並んでいます。
冷蔵庫が入っている収納庫の上のアクリルケースには、コーヒーなどの飲み物が。
ドリップコーヒー・煎茶・セイロンティー・シュガー・クリーミーパウダーが2個ずつセットしてあります。
ドリップコーヒーを淹れて飲んでみたら、後味がスッキリとしてなかなか美味しいと思いました。
コンパクトなシャワースペースと独立型のトイレ
三井ガーデンホテル東京のセントラルダブルルームには、バスタブがありません。
シャワーブースとトイレが独立した設計になっています。
清潔に保たれているトイレ。便座のフタは自動開閉するタイプです。
シャワーはヘッドが2つあり、手持ちシャワーとレインシャワーの使い分けが可能。
なお、洗い場付きのバスルームがついている部屋もあるので、公式サイトなどの客室の詳細をご覧ください。
>>ミレニアム三井ガーデンホテル東京の客室の詳細はこちらから
シャワーブースの棚には、小さな容器に入ったシャンプー・コンディショナー・ボディーソープの3点セットが。
横に置いてあるのは、身体を洗うためのボディータオルです。
三井ガーデンホテルズブランドのシャンプー類の販売元は、容器の裏面を見ると資生堂と表記されていました。
コインランドリーと大浴場
三井ガーデンホテルには大浴場やコインランドリーがある店舗も多いのですが、ミレニアム東京にはコインランドリーも大浴場もありません。
ホテルの設備は上記のようになり、コインランドリーや電子レンジは用意されていません。
三井ガーデンホテルの上位ブランドということで、コインランドリーがないのは致し方ないといったところでしょうか。
下着などは手で洗ってしまえば問題ありませんが、何日か滞在するのには少し不便かもしれません。
朝食を食べ損ねてランチビュッフェへ
今回予約をした「直前割プラン」は、朝食ビュッフェはついていないプラン。
そこで、朝起きたらすぐにレストランへ行って、モーニングビュッフェを食べようと思っていました。
それなのに、疲れがたまっていたのか、目が覚めたらすでに10時半になっています。
すぐにレストランに行っても朝食ビュッフェに間に合わないし、慌てても仕方がない。
仕方がないから、チェックアウト時刻の12時ギリギリまで、部屋でのんびりダラダラ過ごすことに。
12時にチェックアウトをしたあとで、レセプションに荷物を預けて、ホテル地下1階のレストランでランチビュッフェをいただきました。
野菜が多くヘルシーなランチビュッフェ
ミレニアム三井ガーデンホテル東京のレストラン、オールデイダイニング ニコ銀座(ALL DAY DINING NiKO GINZA)は、日本料理の技法を取り入れた、和洋折衷の創作料理を楽しめるレストランです。
モーニングとランチはビュフェスタイルで、朝食はしっかりと栄養をとれる料理が並び、朝食限定の生ハムのカッティングサービスが人気。
ランチタイムは、野菜を豊富に使ったお料理が並び、ヘルシー志向の女性に人気となっています。
ホテル1階のロビーからレストランにつながる階段を降りていくと、最初に目に入ってくるのは色鮮やかなサラダコーナー。
透明なケースの中に、色とりどりの野菜がオブジェのように並んでいます。
上の画像は、和食や洋食の温かな料理が並んでいるコーナー。
イイダコの甘煮や湯葉、つくねなどが串に刺さっている料理が人気で、取り分ける人が何人もいました。
他の温かいお料理は、ラザニア・天ぷら・ハンバーグ・焼き魚・豚しゃぶ・すき焼き・アクアパッツァなどが。
和食と洋食が半分くらいずつの割合で並んでいました。
こちらは、パン・ピッツァ・チーズなどのコーナー。
ミニサイズのパンは、ベーグル・竹炭デニッシュ・カボチャデニッシュ・ほうれん草デニッシュなど、5種類のヘルシーなパンが並びます。
デザートコーナーには、洋菓子と和菓子が半分くらいずつ。
和菓子は、練りきり・和風ロールケーキ・抹茶ケーキ・わらびもち・笹団子などのヘルシースイーツが。
洋風のスイーツは、小さなカップに入って並んでいます。
洋風スイーツは画像の手前の段から、杏仁豆腐・マンゴープリン・いちごプリン・カスタードプリン・ティラミス・フルーツゼリーになります。
ホットドリンクコーナーは、コーヒーの他に豊富なお茶類が。
マテ茶・アールグレイ・ダージリン・緑茶・カモミール・キャラメルティー・ミントティー・マスカットティー・ジャスミンティーと、紅茶やハーブティーが何種類も揃っています。
ランチビュッフェを食べた感想
オールデイダイニング ニコ銀座は地下にあるレストランですが、店内は明るく開放感があり、ゆったりと食事をすることができます。
予約で満席となっている店内を見渡すと、ほとんどの客が女性で男性は2人だけでした。口コミ通り、女性に人気のレストランみたいです。
案内された席に座ると、テーブルの上には本物の果肉植物が。
小さなサイズでも、本物のグリーンがあると何だかホッとできて癒されます。
最初は、野菜料理を中心にお皿に取り分けました。
ほうれん草のおひたしはナムル風の味付けで、春雨はちりめんじゃこと和えてあります。
その他、握り寿司や魚介類を使った料理を取り分けました(このページの一番上の画像です)。
デザートは、ティラミス・プチシュークリーム・マンゴープリン・いちごプリン・カスタードプリン・笹団子をいただきました。
お腹がいっぱいでも、スポンジ系のスイーツが少ないから、ペロッと食べられちゃいます。
ランチビュッフェの内容は、ガツンとくる肉料理やフライがないため、男性には物足りないかもしれませんが、何種類もの野菜を食べることができました。
野菜不足だと思った時に、ピッタリのレストランだと思います。
平日でも予約で満席だったので、ランチで利用したい場合は予約することをオススメします。
>>ミレニアム三井ガーデンホテル東京のランチと朝食ビュッフェの詳細はこちらから
ミレニアム三井ガーデンホテル東京の内装
ホテルの内装は、香港を拠点に活動するデザイナー「CL3(シーエルスリー)」が手がけています。
和のムードがただよう中に、どこかアジアンテイストな雰囲気があるデザインは、他の三井ガーデンホテルにはない居心地の良さに。
ロビーに飾られた、和の花や植物と2つの月がデザインされたアートは、キモノデザイナーである斉藤上太郎氏の作品。
大きなアートの前に設置されたソファが、上質な空間を作り上げています。
幅が広い客室階の廊下は、円形の波紋を天井のライトで床に投影しています。
ライトの模様を見ていたら、石庭の砂紋を連想しました。
エレベーターホールや廊下の壁は木目を活かし、無機質になりすぎない安らぎがある空間で、他の三井ガーデンホテルとは違う、上質さとこだわりを感じます。
ホテルの外観は、銀座の「歴史・現在・未来」を織り込んだ篭(カゴ)を包むようなデザイン。
ホテルの外壁は、日本人デザイナーの石川雅英氏がデザインしたもので、銀座に伝わる江戸の 粋(エスプリ)を現代の形で表現しています。
ミレニアム三井ガーデンホテル東京の詳細
>>ミレニアム三井ガーデンホテル東京の宿泊プラン一覧と予約はこちらから
- 住所:東京都中央区銀座5-11-1
- 電話番号: 03-3549-3331
- チェックイン: 15:00~29:00
チェックアウト: 12:00 - 最寄駅:
・東京メトロ 日比谷線 東銀座駅A1番出口より徒歩1分
・東京メトロ 丸ノ内線 銀座駅A5番出口より徒歩2分
・JR有楽町線より徒歩7分 - 駐車場:なし
- 大浴場:なし
- コインランドリー:なし
- 電子レンジ:なし
- 自動販売機:あり
※このページの情報は宿泊時のものです。現在は客室設備やサービスが異なっている場合があるので、予約を入れる際は公式サイトなどで詳細をご確認ください。