松葉温泉 滝の湯に夕食・朝食付きプランで宿泊しました。
松葉温泉は大阪市内から約40分という近距離なのに、天然ラドン温泉に入れる日帰り温泉と宿泊棟を完備した施設です。
このページでは、客室露天風呂付きの部屋に泊まった感想やアメニティについて紹介します。
なお、夕食の懐石料理と和朝食を食べた感想は次のページをご覧ください。
客室 紫陽花の間取り
松葉温泉 滝の湯の客室は全部で4部屋だけ。
すべての客室がツインベッドルームと和室の和洋室で、畳の部屋で寛げる間取りになっています。
今回泊まった客室は「紫陽花(あじさい)の間」。
格子戸を開けて部屋に入ると、すぐ右手にトイレのドアがあり、廊下の正面が和室、左手奥のドアが洗面所の入口になっています。
和室の壁に取り付けられたテレビは50インチくらいの大型サイズです。
和室には座卓と和風のローチェアが置いてあり、正座する必要はありません。
ヒザが悪い高齢の母も「これは楽だわ」とテレビを見ながら寛いでいました。
和室の横にはベッドルームで、幅120センチくらいのベッドが2台並んでいます。
ベッドの前に置いてあるテレビは32インチくらいのサイズでした。
4部屋の客室すべてに、近木川の清流を望む専用テラスがついています。
テラスにはテーブルセットと専用露天風呂が設置され、川のせせらぎを聞きながら温泉に入ったり椅子で寛ぐのは最高の気分。
客室のアメニティ
客室には、フジ医療器のマッサージチェアが置いてあります。
足裏や手までマッサージできる高性能タイプで、日頃の疲れも飛んでしまいそう。
テレビの下にはDVDプレイヤーが置いてあります。客室等の共用スペースのDVDソフトを自由に観て楽しむのも良いですね。
共用廊下に並んでいたDVDソフトは、柴咲コウさんと木村拓哉さん主演のドラマ グッドラック、白い巨塔DVD-BOX、タワーリングインフェルノ・E.T.・スパイダーマン・タイタニック・パッチギ!など。
古いタイトルばかりで新しいタイトルは見当たりませんが、観たら懐かしい気分になれそうです。
ベッドの間に置かれたナイトテーブルの上には、ティッシュとマルチタイプの充電器が置いてありました。
ベッド前の棚には、お茶とグラスセットが置いてあります。
お茶セットの隣には、電気ポットと冷水が入ったポットも。
お部屋はステキだけど、電話機が古く長いコードがむき出しなのが少し気になりました。
冷蔵庫の中にはアサヒスーパードライ350ml缶が10缶と、日本酒・温州みかんジュースが1瓶ずつ。
温州みかんジュース以外のお茶や炭酸飲料のソフトドリンクは入っていません。
母と私はアルコールをほとんど飲めないため、ビールばっかり入っていても困るなぁと思いました。
セパレートのトイレ
トイレは4畳くらいのスペースがあり広々としています。
印象に残ったのは、最近ではあまり見かけることがない男性専用の便器も備え付けられている点。
トイレスペースに窓はありませんが、白っぽい内装で広いスペースなので、暗さや圧迫感を感じることはないと思います。
バスルームと洗面所のアメニティ
横に長い洗面所はシンプルな木製の家具で統一されています。
画像では分かりにくいですが、洗面台の上に置いてあるダークブラウンのカゴにはドライヤーが入っていました。
洗面台横の棚には、バスローブ2着・バスタオル4枚・フェイスタオル2枚。
タオルハンガーにはバスマットがかかっていました。
今回は母と2人で泊まったので、巾着に入った女性用アメニティセットが2袋並んでいます。
巾着と中のアメニティグッズは使わずに持ち帰ってもOK。
巾着には上の画像のアメンティグッズが入っていました。
- 資生堂エリクシールトライアルセット
- ボディタオル
- フェイスマスク
- あぶらとり紙
- 折りたたみブラシ
- マウスウォッシュ
- 美容液
- シャワーキャップ
- コットンセット
- 綿棒
- 歯みがきセット
- 資生堂アロマボディミルク
エイジングケアができるエリクシールトライアルセットは、買うとけっこう高いので、アメニティに入っていると嬉しいです。
館内着やナイトウエアのデザイン
客室にパジャマやガウンなどのナイトウェアはありませんが、サラッとした布地で作られた館内着が置いてあります。
黒い足袋ソックスと、日帰り温泉に行くときに使える藤色のバッグ、上着が押入れの上段に入っていました。
Mサイズが2着置いてありましたが、ズボンのゴムがきつめで母には小さかったので母の作務衣はLサイズに変えていただきました。
シャワーブースとバスタブ
洗面台横の磨りガラス製ドアをあけると、シャワールームになっています。
テラスに天然ラドン温泉の露天風呂があるため、室内はシャワーのみでバスタブはありません。
シャンプー類のブランドは資生堂のザ・アメニティシリーズです。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープの3点が揃っていました。
天然ラドン温泉の客室専用露天風呂
客室のテラスには露天風呂があり、天然ラドン温泉に入ることができます。
周囲に気兼ねをせずに入れる露天風呂に入ると、川のせせらぎや野鳥の声が聞こえてきてリラックスできます。
昼間は山の緑を眺めながら入浴できますが、夜はまったく違う雰囲気のなか、温泉を楽しむことができます。
なお、山の中という立地のため虫が飛んでくることもあります。
虫が大の苦手な人には、夏の露天風呂の利用はちょっと厳しいかもしれません。
客室棟のセキュリティ
客室棟は日帰り温浴施設棟から畳敷きの廊下を渡った場所にあります。
客室棟の入口ドアはカードキーをかざすとロックが解除されるので、女性だけで泊まっても安心です。
客室棟入口の前は共用スペースになっていて、部屋の入口が並んでいます。
右から、今回泊まった紫陽花・百合・牡丹・椿と、それぞれの部屋に和風の花の名前がついていました。
客室の入口は引き戸になっていますが、しっかりと鍵をかけられます。
開運や金運アップしそうな龍神ト
滝の湯の館内には、金運アップや運気上昇しそうなアートや陶磁器があちこちに飾ってあります。
球を持った勇ましい龍神画。どちらも同じ作者さんが描いたようです。
客室棟の共用スペースには、金色の仏像と梅・牡丹・藤のアートが。
こちらは、直径が直径が1メートル以上ありそうな大皿。
これだけの大きさがあるとすごい迫力があります。
自動販売機やコインランドリーはある?
結論から書くと、滝の湯の客室棟には自動販売機もコインランドリーもありません。
日帰り温浴施設には、自動販売機と売店がありますが、夜になると閉まってしまいます。
また、客室棟のセキュリティの関係で、夜間は客室棟から出ることができないため、冷蔵庫の中のドリンクが足りないと思うときは、日帰り温浴施設の営業中にドリンクを買っておくようにしましょう。
滝の湯へのアクセスは無料送迎が便利
松葉温泉の最寄駅は、水間鉄道の水間観音駅になります。
全長約5.5キロメートルの水間鉄道は、南海線の貝塚駅から水間観音駅まで運行するローカル線。
宿泊の予約を入れるタイミングか、泊まる日の1週間前までに予約をすれば、水間観音駅まで無料送迎をしてもらえます。
電車で滝の湯に行く場合は、のんびり走るローカル線のプチ鉄道トリップを楽しんで、駅から滝の湯までは無料送迎をおねがいして楽に移動しましょう。
松葉温泉 滝の湯の詳細
- 住所:大阪府貝塚市木積3488
- 電話番号:072-421-3666
- 最寄駅:水間観音駅よりバス10分
無料送迎:水間観音駅より無料送迎あり(7日前までに予約) - チェックイン: 15:00-18:00
チェックアウト: 11:00 - 夕食提供時間: 18:00-21:00(最終入場時間19:00)
朝食提供時間: 08:00-10:00(最終入場時間09:00) - 客室専用露天風呂:全室にあり(天然ラドン温泉)
- 大浴場:あり(天然ラドン温泉・日帰り入浴施設を利用可能)
- 自動販売機:あり(夜間は利用不可)
- コインランドリー:なし
※このページの内容は宿泊時のもので、過去に投稿したものを再編集して掲載しています。現在はアメニティやサービス内容が変更になっている可能性があります。