神戸北野ホテルのツインルームに宿泊しました。
神戸北野ホテルは、レストラン イグレックで「世界一の朝食」を食べられるオーベルジュです。
このページでは、ヨーロピアンスタイルのツインルームのアメニティとインテリアなどを紹介します。
なお、神戸北野ホテルのレストラン イグレックで「世界一の朝食」を食べた感想は前のページをご覧ください。
クラシカルな雰囲気の館内
神戸北野ホテルは、トアロードの坂に面した、クラシカルな外観が印象に残るホテルです。
ホテルに入ると、ロビーにはクラシカルな家具が並べられ、非日常の空間が広がります。
ロビーには、艶やかなボールドのビロードのソファや、クラシカルなチェアとテーブルが。
壁に飾られた絵画が、さらに上質な空間を作り上げています。
こちらは、ヨーロッパの部屋に置いてありそうな楕円形が優雅なテーブルと椅子。
チェスが置かれたテーブルとチェアも置いてあり、ホテルのロビーではなく、ヨーロッパの部屋に居るような雰囲気です。
客室階の廊下には、赤い絨毯が敷かれています。
木の床や真紅の絨毯が、ヨーロピアンな雰囲気と格調高さを演出。
2階の廊下の左側の窓からは、吹き抜けとメインダイニング イグレックの店内が見えました。
エレベーターの横には、非常階段としても使用する螺旋階段があり、1階から最上階の5階まで続いています。
1階の廊下から1階ロビーを見下ろすと、ダイニング イグレックの入口が見えます。
イグレックの吹き抜けの天井からは、太陽の明るい光が差し込んでいました。
ツインルームのインテリア
北野ホテルの客室は、一部屋ごとにインテリアやカラーが異なります。
それぞれの部屋の趣が異なっているので、リピートしても新しい発見がありそう。
今回アサインされた客室は、淡いグリーンが優しい印象のスタンダードツインルーム。
ツインルームは、淡いグリーン・優美な印象のオフホワイト・高級感があるレッドの3カラーのうち、いずれかのカラーでコーディネートされています。
どうしても泊まりたいカラーがあるときは、希望するカラーを予約の際に伝えておきましょう。
また、ツインルームは客室によって配置や広さが異なります。
アサインされた部屋の簡単な間取り図を作ってみました。
なお、間取りの縮尺はいい加減なので参考程度にご覧ください。
レトロな雰囲気のドアは金属製の鍵を回して開けます。
ずっしりと重い金属製の鍵を開けて部屋に入ると、小さなテーブルと楕円形のミラーが。
画像の左側に写っているダークブラウンの家具はクローゼットになります。
客室のアメニティ
クローゼットを開けると、備品が収納されています。
- 木製ハンガー5本
- ランドリーバッグ
- シューズクロス
- セーフティボックス
- 靴ベラ
- 洋服用ブラシ
- 使い捨てスリッパ
上のリストの備品が、クローゼットに入っていました。
ホテルのロゴが入ったフカフカのスリッパは、履き心地がとても良くて、使い捨てにするのはもったいないクオリティです。
神戸の街を歩きまわった足の疲れも、ふかふかのスリッパを履いたら楽になりました。
丸いテーブルの上には、プレゼントのスイーツアソートや、レストランの紹介冊子などが置いてありました。
レトロなデザインのルームキーはセンスの良さが光ります。
ホテルの案内を説明していただいている途中で、ウエルカムドリンクチケットとネスカフェ三宮店か原宿店でドリンクが1杯無料になるクーポンもいただきました。
スイーツアソートの袋を開けてみると、イグレックのクッキーやフィナンシェが6個も入っています。
どれも美味しそうで食べたくなったけれど、食べるのをぐっとガマン。留守番をしている夫のお土産にすることにしました。
テレビ台の横には楕円形のテーブルが設置され、ネスカフェ ドルチェグスト・湯沸かしポット・紅茶類などがセットしてあります。
ネスカフェ ドルチェグストのカプセルは、カフェオレ・レギュラーブレンド ルンゴ・宇治抹茶ラテの3種類。
ドルチェグストの使い方が分からないときは、後ろに置いてある説明書を見れば大丈夫。
「コーヒーの作り方」説明書は、分かりやすいイラストで描かれていました。
コーヒーの後ろには紅茶類が。
ホテルオリジナルのティーバッグのほかに、カモミールティー・ペパーミントティー・ネスカフェブライト(粉末クリープ)・砂糖が揃っていました。
客室の冷蔵庫の中には、ソフトドリンクとアルコールが入っています。
ソフトドリンクとアルコールは有料ですが、ミネラルウォーターは無料で飲むことができます。
ホテルのすぐ近くにコンビニ(ファミリーマート)があるので、好きなドリンクがないときはに買いに行くといいかもしれません。
ベッド横のナイトテーブルに置いてあるものは、クラシカルなライト・ラジオ・電話機・メモセットなど。
なお、USBの差込口やコンセントはありません。
コンセントがないのは不便だなと思いつつ、北野ホテルはビジネスホテルじゃなくて、ホテルの滞在と食事を愉しむオーベルジュだから、これはこれで良いのかもしれないと思いました。
ナイトウエアとバスローブ
デュベスタイルのベッドの上には、厚手のバスローブが置いてあります。
白くて厚地のバスローブがあると「これぞホテルライフ」という感じで、テンションが上がるのは私だけかも?
チェストの引き出しには、ナイトウエアが入っています。
ナイトウエアのデザインはツーピース(パジャマタイプ)で、生地は肌触りが良いワッフル生地。
なお、パジャマはMサイズですがウエスト部分が細くて小さめのサイズ感でした。
サイズが合わないときは、Lサイズのパジャマやタオルの追加もできます。
その他、さまざまな無料貸出品が用意されていて、手ぶらで泊まっても困ることはないと思いました。
- 加湿器
- アイロン
- ズボンプレッサー
- 携帯充電器
- ワインオープナー
- 栓抜き
- アイスペール
- ソーイングセット
- 女性用スキンケアセット(クレンジング・化粧水・乳液)
セパレートのトイレとバブルバス
ツインルームのトイレとバスルームは、セパレートになっています。
パウダールームのドアを開けると、正面にはオフホワイトの洗面台が。
洗面台の右側は、ガラスで仕切られたバスルームで、左側にはトイレがあります。
パウダールームは、ホワイトとベージュの明るい空間。
さらに照明が明るいので、鏡を見るとレフ板効果でシワが目立たなくなって若く見えるような気がします。
独立したバスルームは、ガラスの壁で区切られた明るい空間です。
バスルームに窓はありませんが、ガラスの壁とドアからパウダールームの光が入るため、閉塞感を感じることはありません。
下から泡が出るバブルバスは、足を伸ばして入れる大きさで、下から出てくる泡がとても気持ちよかったです。
バスソルトを入れて入浴すると、身体の芯から温まり気持ちよさも倍増。
歩き疲れてパンパンになった足も、ほぐれてスッキリしました。
パウダールームとバスルームのアメニティ
カゴに入ったシャンプーなどのアメニティグッズは、洗面台の上に置いてあります。
アメニティグッズは、ポーラの基礎化粧品、CLARINS PARISのシャンプー類、KITAHO HOETLのロゴが印刷された赤い箱に入った歯ブラシなどがカゴに入っていました。
下は、アメニティグッズのリストになります。
- 折りたたみコーム×2
- シャワーキャップ×2
- カミソリ×1
- シェービングフォーム×1
- バスソルト×2
- ヘアゴム×2
- 歯ブラシセット×2
- CLARINSコンディショナー×2
- CLARINSシャンプー×2
- CLARINSシャワージェル×2
- CLARINSボディローション×2
- CLARINSクリームソープ(固形石鹸)×2
- 綿棒&コットン×2
- ポーラ カラハリ クレンジング×2
- ポーラ カラハリ 化粧水×2
- ポーラ カラハリ 乳液×2
ブランドにこだわった女性向けのアメニティが充実。
化粧品は使わずに、お土産に持ち帰るのも良いかも。
また、洗面台下の引き出しを開けると、ドライヤー・トイレットペーパー・汚物入れ用のビニール袋が入っていました。
まとめ
神戸の一人旅は、出張のついでに訪れることが多いので、普段はパソコン作業をしやすいビジネスホテルに泊まっています。
以前から、北野ホテルの「世界一の朝食」を食べてみたいと思っていて、今回は仕事を抜きにしてホテルライフと食事を楽しむ目的で宿泊しました。
食事をしながら周囲を見ていると、騒がしい中国や外国の人の姿もなく、ほぼ日本人という印象。
静かな落ち着い空間で食事をすることができました。
また、ビジネスホテルの接客と違い、ゲストに対する行き届いたおもてなしをも流石だと思います。
居心地の良い部屋で仕事を忘れてゆったりと過ごす時間は、日常から離れて自分を見つめるのにも最適。
誕生日の1日前に泊まったので、自分への誕生日プレゼントとして最高の時間を過ごすことができました。
私が泊まったすこし後に、神戸北野ホテルは客室をリニューアル。どんな風に変わったのかが気になります。
一人旅で利用しているの方は見かけなかったので、次は母と一緒に泊まりたいと思います。
夫婦で泊まりたいと思うのですが、パンとカフェオレ、ヨーグルトなどの洋風の朝食が苦手な夫は朝食無理っぽいのが残念。
神戸北野ホテルの詳細
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- 住所:神戸市中央区山本通3-3-20(トアロード沿い)
- 電話:078-271-3711
- アクセス:
・各線三宮駅又は新神戸駅下車 徒歩15分
・元町駅 徒歩約12分 - 駐車場:16台(車高は2.1mまで)
- 駐車料金:1泊1台につき2500円(15:00~翌12:00)
- 客室数:30部屋
- チェックイン: 15:00~24:00
チェックアウト: 12:00 - 朝食の時間: 7:00~10:30
- 自動販売機:なし
- 大浴場:なし
- 電子レンジ:なし
- コインランドリー:なし
※このページの情報は宿泊時のものです。現在は仕様やアメニティなどが変更になっている点もあるので、予約をする際は公式サイトなどで詳細をご確認ください。