ドーミーインの和風プレミアムホテル「天然温泉境港 夕凪の湯 御宿 野乃」に宿泊しました。
御宿野乃境港は、JR境港駅の前で「水木しげるロード」にも近く観光に便利なホテルです。
このページでは、ダブルルームとツインルームの間取りとアメニティ、無料の夜鳴きそばサービス、朝食バイキングを食べた感想を紹介します。
エントランスで靴を脱ぐ畳敷きのホテル
天然温泉 境港夕凪の湯 御宿野乃は、建物に入ると左側手前に下足入があって右側にはフロントがあります。
まずは、フロントでチェックイン手続き。
チェックイン手続が終わったら、脱いだ靴を靴用ロッカーに入れて畳敷きのエレベーターホールへ。
柔らかい畳の床を靴を脱いで歩くと、何とも言えないリラックス感があります。
ホテルのロビー・レストラン・廊下の床はすべて合成畳を使用。
フローリングや絨毯よりも柔らかくて歩きやすいと思いました。
また、館内はあちこちに和風の花がしつらえてあって良い雰囲気です。
和風な雰囲気のエレベーター扉は、木目をデザインした優しい印象。
エレベーターを降りると、目の前に背の低い椅子が置いてあります。
和風な階数表示が良い感じ。
オープンしたてのホテルは、どこを見てもキレイで気持ち良く過ごせました。
和風のインテリアとベッド
部屋に入ると右側に収納スペースがあり、少し進むと右側に洗面台、左側にトイレとシャワーブースがあります。
上の図は、簡単に作ったモデレートダブルルームの間取り図です。
木のぬくもりを感じるローテーブルセットと和ベッドが畳の部屋にピッタリで、自宅のように寛げるインテリアだと思いました。
セパレートのトイレとシャワーブース
モデレートダブルルームは、シャワーブースがついた部屋になります。
トイレに置いてあるポリタンクには、非常用の水が入っています。
トイレ横のシャワーブースには、シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・バスマットが置いてありました。
ツインルームはシャワーブースではなく、独立したバスルームになります。
バスタブは小さなサイズですが、自宅のように入浴することができます。
茶色の洗面台はプラスチックのような素材で作られていますが、ぱっと見ると陶器のような雰囲気。
洗面台の上には、カップ2個・ドライヤー・ハンドソープが置いてあります。
客室のアメニティ
洗面台下の引き出しに収納されている備品は、アメニティグッズとカップの他に、スイッチがオフになった冷蔵庫。
冷蔵庫のスイッチは節電のため通常はOFFになっていて、環境に配慮しているのが分かります。
冷蔵庫を使うときは、忘れずにスイッチを入れるようにしましょう。
- 歯ブラシセット2個
- カミソリ1個
- コットン&ヘアゴムセット1個
- 折りたたみのクシ2個
- 片方が耳かきになった綿棒4本
- ドリップコーヒー2個
- 煎茶とほうじ茶2個
- 和風カップ2個
- ガラスコップが2個。
上記のアメニティが引き出しの中に、コンパクトにまとめられています。
ダブルルームのベッドはサータ社製で幅は140センチ。
背の低いサータ社製ベッドは、程よい柔らかさで硬すぎないマットレスで、ぐっすりと眠ることができました。
荷物を広げて片付ける床のスペースは少ないですが、1人なら問題なく過ごせる広さです。
2人でも泊まれますが、少し狭く感じるかもしれません。
ツインルームはコンパクトなテーブルに椅子が客、ベッドも2台並んでいるので2人で泊まるときはツインルームがお勧めです。
横幅がある机の上にはテレビ、ホテルの案内、メモ用紙、電話など最低限必要なものが揃っています。
画像では見にくいですが、電話の横に有線LANケーブル出ていて、引っ張ればパソコンなどに接続可能。
もちろん、無料のWi-Fiも完備しています。
ベッドの脇のナイトテーブルには、ティッシュ・非常用ライト・目覚まし時計・携帯充電用のACケーブルが置いてあり、枕元のスイッチにはコンセントとUSB用の差込口も。
スマホやタブレット、デジカメなどのUSB充電ができます。
大浴場と入浴セット
最上階の天然温泉にはタオルがないため、カゴに入った入浴セットを持って行きます。
カゴの中に入っているアメニティは、バスタオル・フェイスタオル・ランドリーバッグ・ビニール袋・足袋ソックス。
靴下を持っていなくても、足袋ソックスを履けば館内を快適に歩けて衛生面でも安心です。
※この後、何回か境港御宿野乃に泊まりましたが、現在は足袋ソックスはなくなっています。
テレビ画面の便利機能で、大浴場とレストランの混雑状況、無料ランドリーの利用状況を確認することができます。
大浴場とレストランの混雑している時間が分かるので、空いている時間に行って快適に入浴と食事ができました。
ナイトウェアのデザイン
入口横のクローゼットスペースには、着心地の良い作務衣(館内着)が2着。
MサイズとLサイズが1枚ずつかかっていました。
トロンとした合成繊維の布で作られていて、レストランや最上階の温泉大浴場など館内のどこでも着用可能です。
朝食バイキングは海鮮丼が人気
ドーミーインホテルチェーンのお楽しみと言えば、地元の食材を活かした朝食バイキング。
海鮮丼があると聞いていましたが、北海道ではないからイクラは無いだろうなと思っていたら、予想に反してイクラも盛り放題でした。
冷菜を盛り付けた小鉢は8種類。
野菜やウインナー、魚などの網焼きコーナー。
その他、ハムなどのコールミートや、揚げ物なども並びます。
また、味噌汁・スープ・卵料理・パン・デザートなど和洋の料理がバランス良く並び、さまざまな好みに対応できると思いました。
こちらは最初に取り分けた料理。
この日の海鮮丼の具材は、イクラ・寒ブリ・マグロ・甘エビの4種類。
季節によってお刺身の種類は変わりますが、私が宿泊した日は2月中旬だったので寒ブリがすごく美味しい。
ごはんは、普通の白飯と酢飯の2種類が揃っていました。
小鉢の中でも、しめ鯖がとても美味しくておかわりしました。
取り分けたデザートはコーヒーゼリー、ドライフルーツとヨーグルト、イチゴ。
プチケーキやわらび餅も並んでいましたが、さすがに食べられず。
大好きな料理をたくさん食べて、大満足の朝食になりました。
2回目に泊まったときのお刺身は、鯛・甘海老・ズワイガニ・イクラなど。
季節によってお刺身や料理が変わるので、朝食が楽しみになります。
コロナ対応の夕食バイキング
久しぶりに夕食バイキングと朝食バイキング2食付きプランで宿泊しました。
コロナ前は自分で取り分ける料理が多かったですが、コロナ対応で殆どの料理が1人分ずつ小分けして盛り付けられています。
天ぷらの盛り合わせは、エビ・ズワイガニ・穴子・ニガウリ・タケノコの5種類。
好きな具材だけを注文することもできます。
サラダもガラスの小鉢に盛り付け済み。
小鉢は、鯛とナマス・揚げナスと鰊の煮付け・酢の物・胡麻和えなど8種類くらいが並んでいました。
「茶碗蒸しのあんかけ」や「カニつみれのつみれ汁」も上品な味付けで美味。
お寿司も画像のように盛り付けられたものが並んでいます。
取り分けた「ちらし寿司」「有頭海老の握り」「ノドグロの握り」の他、イカやマグロの握り寿司が並んでいました。
小分けに盛り付けられたお刺身は、カンパチ。
サワラやイカのお刺身も並んでいました。
デザートは、道明寺・フルーツゼリー・抹茶ケーキ・フルーツポンチ・杏仁豆腐。
デザートコーナーには、ヨーグルト・パンナコッタ・ロールケーキ・コーヒーゼリーなども並んでいました。
コロナ前より料理の数は少し減った気がしますが、ほとんどの料理が盛り付け済みで、取り分ける手間もなく食べることができて良いと思います。
朝食バイキングも、ほとんどの料理が小分けにされているので、安心して食べることができました。
無料の夜鳴きそばサービス
ドーミーインチェーンではお馴染み、「夜鳴きそば」の無料サービス。
御宿野乃境港でも夜鳴きそばのサービスがあり、つい22時頃に食べてしまいました。
夜鳴きそばは、あっさりした醤油ラーメンで小腹を満たすのにピッタリな量です。
食べてみたら、他のドーミーインホテルと同じ味の夜鳴きそばでした。
>>天然温泉 境港夕凪の湯 御宿 野乃の朝食・夕食バイキングと客室の詳細をチェック
境港駅と水木しげるロードに隣接するホテル
ホテルの目の前には境港駅と水木しげるロードの入口があり、多くの観光客で賑わいます。
御宿野乃 境港ができるまでは、境港駅周辺は小さな旅館が数軒あるだけで、本格的なホテルはありませんでした。
ドーミーインホテルができてからは、温泉付きのホテルで快適に過ごしながら、境港観光ができるようになりました。
境港の周辺には、ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターがいっぱい。
タクシー上の行灯は、目玉おやじデザインになっていて可愛いです。
また、JR境線には「鬼太郎列車」が走っていて、境港駅の別名は「鬼太郎駅」になっています。
米子から境港の間を走る鬼太郎列車は、鬼太郎・目玉おやじ・猫娘・ねずみ男・鬼太郎ファミリーの6種類の車両があり、どの車両が来るかはその時のお楽しみ。
御宿 野乃 境港に泊まるときは、鬼太郎列車に乗って境港駅まで行ってみてはいかがでしょうか。
まとめ・宿泊した感想
ここまで、御宿 野乃 境港に宿泊した感想を紹介しましたが、いかがでしたか?
ドーミーインホテルチェーンは時々利用していますが、「天然温泉 境港 夕凪の湯 御宿野乃」は他のドーミーインにはない雰囲気で、温泉旅館のように寛ぐことができました。
境港の周囲はホテルが少なく、シングルとしても使えるダブルルームが多いため、ビジネスで利用している人も多いようです。
また、天然温泉の泉質は塩分が強い無色透明なお湯で、温泉に入るとじんわりと体の芯から温まって、しばらくの間は身体がポカポカに。
特に露天風呂が気持ち良かったので、機会があったら泊まって温泉に入りたいと思いました。
※このあと何回か御宿野乃境港に泊まっています。夕食付きプランやツインルームの宿泊記は下のリンクからご覧ください。
天然温泉境港夕凪の湯 御宿野乃の詳細
>>天然温泉 境港夕凪の湯 御宿 野乃の朝食・夕食バイキングと客室の詳細はこちらから
- 住所:鳥取県境港市大正町216
- 電話:0859-44-5489
- アクセス:JR境港駅より徒歩1分
※米子鬼太郎空港、JR松江駅、JR米子駅から路線バス有り - チェックイン: 15:00-29:00
チェックアウト: 11:00 - インターネット:有線LAN・無料Wi-Fiあり
- 大浴場:あり(天然温泉)
- 足湯:ホテルの外にあり(無料・宿泊者以外も利用可能)
- 駐車場:あり(無料)
- コインランドリー:あり(乾燥機は有料)
- 自動販売機:あり
- 客室数:195室
・ダブル(16.50平米)ベッド幅140cm:144室
・ツイン(24.75平米)ベッド幅110cm×2:40室
・和洋室(33.00平米)ベッド幅110cm×2:11室
※このページの情報は掲載時のものです。現在は変更になっている場合もあるので、予約をする際は公式サイトなどで詳細をご確認ください。