ホテル・ザ・セレスティン東京芝(旧:セレスティンホテル)がリニューアルしたので、朝食ビュッフェつきプランでスーペリアクイーンルームに宿泊してみました。
客室やラウンジはさらにラグジュアリーな空間になり、レストランの朝食ビュッフェもメニューが一新され魅力的に。
このページでは、客室のアメニティや朝食ビュッフェを食べた感想、宿泊者専用ラウンジのサービス内容、リニューアル前に宿泊した時との違いなども紹介しています。
※2019年の記事を加筆修正して再投稿したものになります。
スーペリアクイーンルームの間取り
ホテルザセレスティン東京芝は建物の中央部にパティオ(中庭)があり、客室は「ロ」の字に配置されて、パティオ側と外側の部屋に分かれています。
スーペリアクイーンルームは建物の外側に窓がある部屋になります。
スーペリアクイーンルームの広さは21平米。
幅1,640mmのクイーンサイズベッドが1台設置されています。
窓側には2人でも余裕で座れるソファと移動式のテーブルを設置。
ソファ横の壁には、省スペース設計の小さなデスクとミラーが取り付けられています。
こちらはリニューアル前に泊まった、スーペリアクイーンルーム。
同じ広さですがソファが小さく、ソファ前に設置されたデスクがスペースを無駄に使っているような印象でした。
客室のアメニティ
奥行きがないデスクは部屋を広く使えるのがメリット。
私は部屋で仕事もしたかったのですが、パソコンを広げて仕事をするにはかなり狭く感じました。
ベッドの両サイドにはスイッチとコンセントが取り付けられています。
照明のスイッチとコンセントが1口があるだけで、USBで充電することはできません。
ソファの横には冷蔵庫が収納されています。
上に置いてあるミネラルウォーター2本は無料。
冷蔵庫の中に入っているソフトドリンクとアルコールは有料です。
ベッドの足元側の壁にはテレビが取り付けられ、奥行きがない棚と収納庫が並んでいます。
棚の一番上は、ミニバーコーナーとカップアンドソーサー。
真ん中の棚には、グラス類やアイスペールなどが収納してありました。
一番下に収納されている備品は、ドリップコーヒー・紅茶・煎茶・シュガー・クリーミーパウダー。
ミニバーのアルコールとスナックは有料で、コーヒーやお茶類は無料です。
テレビ下の棚にはメモセット・コンセントの変換アダプタ・マルチ充電器などが並んでいました。
こちらは、通話やネットを楽しめる「無料貸し出しスマホ handy」。
滞在中は電話やネットを無料で利用できます。
横幅があり奥行きがないクローゼット。
クローゼットの中には、使い捨てスリッパやバスローブなどの備品が入っています。
画像には写っていませんが、バスローブは2つ並んだクローゼットに1着ずつ。
一番下の棚にはセーフティボックスが取り付けられていました。
スーペリアクイーンルームの眺望
アサインされたのは、東京湾側に窓がある部屋。
画像だと分かりにくいですが、ビル向こう側に東京湾が見えます。
エグゼクティブコーナーツインやエグゼクティブコーナーキングルームの一部は、レインボーブリッジを見ることができますが、スーペリアクイーンルームからは見えません。
夜になると夜景を楽しむこともできますが、斜め右のビルから部屋の中が見えるので、カーテンを開けっ放しにする気にはなれませんでした。
バスルームとトイレ
スーペリアクイーンルームのお風呂は、トイレと一緒になったユニットバスになります。
お風呂はリニューアル前とほとんど変わっていないかも。
バスタブは足を伸ばせて入れるサイズで、底に敷く滑り止め用マットが用意されています。
リニューアルオープンしたので、お風呂がセパレートになっているといいなと期待していましたが、水回りのフルリニューアルは難しいのかもしれません。
なお、エグゼクティブルームはお風呂とトイレがセパレート設計になっています。
バスアメニティの種類
歯みがきセットやブラシ等のアメニティグッズはペーパーボックスに入っています。
右側のポーチにはドライヤーが入っていました。
女性用の基礎化粧品セットはオムニサンス。
クレンジング・フェイスウォッシュ・化粧水・クリームの4点がセットになっています。
ミニボトルに入ったホテルオリジナルブランドのシャンプー類。
宇治抹茶パウダーが配合で緑茶の香りに癒やされます。
製造元はペリカン石鹸で、シャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュ・ボディローションの4点が2人分(合計8個)並んでいました。
コーナータイプ・パティオタイプの客室のシャンプー類は、ワンランク上のブランドロクシタンのGrasse Collectionが用意されています。
ナイトウェアのデザイン
ナイトウェアはツーピース(パジャマタイプ)デザインです。
さらっとした縦の織地が心地よいパジャマで、サイズはフリーサイズでした。
宿泊者専用ラウンジ
「邸宅のリビングルーム」をイメージした宿泊者専用のゲストラウンジ。
ラウンジは24時間いつでも利用することができます。
こちらはリニューアル前のゲストラウンジで、雰囲気が全く違っていました。
リニューアル後は落ち着いて過ごせる上質な空間に様変わり。
ラウンジには大きなソファやテーブル、1人掛けソファがスペースに余裕をもたせて設置。
ゆったりと寛げるよう配慮されています。
こちらは、フリードリンクとお菓子コーナー。
隣の冷蔵ケースには有料のアルコールも並んでいます。
ソフトドリンクの提供時間は8:00~22:00、アルコール(有料)の提供時間は15:00~20:00です。
ラウンジの左右にはパティオがあり、お気に入りの場所で読書や談笑をするのにもオススメ。
左右で椅子とテーブルが異なるので、お気に入りの場所を見つけて下さいね。
>>ホテル ザ セレスティン東京芝のゲストラウンジや客室の詳細はこちらから
ラウンジと同じテイストでロビーもリニューアルされていました。
和のデザインを取り入れた、魅力的な空間になっています。
メゾンカイザーのパンが並ぶ朝食ビュッフェ
朝食ビュッフェは洋食の料理は洋食が多めの印象。
また、鹿児島県奄美地方の郷土料理「鶏飯」をアレンジした「TOKYO鶏飯」や「TOKYO開花鍋」「セレスティンカレー」などのオリジナル料理も並びます。
一番のお目当てはメゾンカイザーのパン。
焼き立てのクロワッサンの他、チャパタ・ナチュール・食パン・パンオレザン・パンオショコラ・バケットモンジュの7種類が並んでいました。
ご飯はこわわりのお米「伊佐米」を使用。
チーズやドライフルーツ、オリーブオイルなどのオイルにも、こだわりを感じます。
上の画像は最初に取り分けた料理。
大きなお皿には、和牛ステーキのミニバーガー・スモークサーモン・生ハムサラダ・豚の角煮などを取り分けました。
一口サイズのミニバーガーは和牛・ベーコン・トマトの相性が最高。
何個でも食べられそうな美味しさです。
サラダコーナーには新鮮な野菜が並び、食べてみると味が濃くて美味。
大好きなメゾンカイザーのパンは、クロワッサンとパンオショコラを選びました。
クロワッサンが美味しくて、朝から幸せな気分。
デザートは瓶に入ったヨーグルト・パンナコッタ・ドラゴンフルーツ。
料理の種類はそれほど多くありませんが、どれも美味しくてクオリティが高いものばかりでした。ご馳走様でした。
※新型コロナウイルス感染防止のため、現在はセットでの提供に変更されています。
まとめ
セレスティンホテルからホテルザセレスティンにリブランドして、高級感があり寛げるホテルに変わっていました。
チェックインの際、1年くらい前に泊まったデータも残っていて、レセプションの方の対応がとても良く、気持ちよく滞在できて良かったです。
朝食ビュッフェは、以前と変わらず大好きなメゾンカイザーのパンを食べることができ、大満足の内容でした。
最初は、ホテル・ザ・セレスティン銀座を予約していましたが、銀座の朝食は和食と洋食のセットメニューしかないため、東京芝に予約を取り直し。
本当は銀座に泊まりたかったけれど、ホテルザセレスティン銀座の朝食セットはアレルギーがあって食べられない食材が多くて残念です。
結果的には、東京芝のほうが銀座より宿泊料が安くて、美味しい朝食ビュッフェも満足できて大正解でした。
ホテルザセレスティン銀座は、私が食べられない食材を食べてくれる夫が一緒のときに、朝食つきプランで泊まりたいと思います。
ホテルザセレスティン東京芝の詳細
- 住所:東京都港区芝3-23-1
- 電話番号:03-5441-4111
- 最寄り駅:
・都営三田線 三田駅より徒歩約5分
・JR田町駅 徒歩約7分 - 駐車場:あり(1泊・税込1,500円)※先着順
- チェックイン: 15:00~27:00
チェックアウト: 12:00 - コインランドリー:なし
- 大浴場:なし
- 電子レンジ:なし
- 自動販売機:なし
- フィットネスクラブ:あり(宿泊者専用)
- ラウンジ:あり(宿泊者専用)
- 朝刊サービス:あり(無料)
※このページの内容は宿泊時、および修正時のものになります。朝食の内容やサービス内容などは新型コロナウイルスの感染状況により変更される可能性があります。