天河大弁財天社のご利益は?

奈良県の天河大弁財天社に参拝しました。

天河大弁財天社は日本の五大弁財天社のうちの1社で、芸能人も多く参拝する神社です。

このページでは、天河大弁財天社の御祭神・ご利益・アクセス・見どころなどを紹介します。


御祭神と御神徳(ご利益)

天河大弁財天社の写真

天河大弁財天社の御祭神は、天河辨財天(てんかわべんざいてん)。

宇賀神辨財天(うがじんべんざいてん)や八臂辨財天(はっぴべんざいてん)・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)の名前で呼ばれることもある女神様です。

弁財天の御神徳(ご利益)は、芸術・文学・音楽・弁舌・芸能などになります。

芸能人が参拝する神社

天河大弁財天社の画像

芸能の神であることから、芸能人や芸能関係者も多く訪れ、KinKi Kidsの堂本剛さんが参拝して道が開けたということでも有名になりました。

また、坂本龍一さんが参拝したあとに「ラストエンペラー」の仕事のご縁をいただいた、長渕剛さんが挙式を挙げたことでも知られています。

境内を見回すと、いかにも芸能関係といった出で立ちの方や、大きなサングラスに大きなマスクに帽子という格好の方も参拝していて、芸能人や関係者が多いという話にも納得。

拝殿の能舞台では、能や神楽のほかに、音楽関係のイベントが行われることもある、芸能と深いかかわりがある神社です。


手水舎では龍神に注意

天河大弁財天社にバスツアーで参拝しました

天河大弁財天社の手水舎は、龍神さんの口から水が出ています。

天河大弁財天社の龍神さん

参拝したときは水圧がそれほど強くありませんでしたが、タイミングによってはすごい勢いで水が出ていることが。

水の勢いがすごいときに、出てくる水を柄杓で受けようとすると、水が跳ね返って服がビショビショに濡れることもあるので注意してくださいね。

拝殿の大きな五十鈴

天河大弁財天社の五十鈴

天河大弁財天社の五十鈴は神宝(神器)です。

太陽神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に閉じこもってしまい、世界が闇に包まれました。

天照大御神を天岩戸から出そうと、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が踊ったとき、手に持っていた矛の先につけて鳴らした鈴が、天河大弁財天社の五十鈴と同じものと伝えられています。

五十鈴は3つの鈴からなっていて、いくむすび・たるむすび・たまめむすび、と魂の進化にとって重要な状態(みむすびの精神)を表しています。

拝殿で鳴らすことができる五十鈴は、2つが重なっていて合計6個の鈴がついています。

拝殿の五十鈴はとても重く、普通に揺らしてもなかなか鳴りません。

円を描くようにゆっくりと回すと五十鈴が鳴るので、参拝する際には参考にしてくださいね。

宗教色を強く感じる神社

天河大弁財天社の能楽堂

天河大弁財天社は一般的な神社とは違って、独特な宗教色を強く感じます。

明治以前の多くの社は、神道と仏教が一緒になった「神仏習合」の形をとっていました。

ところが、明治の「神仏分離」で神様を祀る神社と仏様を祀る寺に分かれることになり、神道色が強かった弁財天を祀る社の多くが神社となりました。

天河大弁財天社の拝殿

天河大弁財天社は神仏習合のころのなごりが多く残り、バスツアーで正式参拝した際には、宮司さんが真言密教のお経を唱えていたことからも、神仏習合が色濃く残っていることが分かります。

境内に祀られた神様

天河大弁財天社の稲荷社

天河大弁財天社の境内には摂社があり、いろいろな神様が祀られています。

こちらは、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)が祀られた稲荷神社。

自営業を営んでいる夫と私にとっては大切な神様なので、社殿の次に参拝させていただきました。

天河大弁財天社の龍神大神と摂社

上の画像は、社殿の下に祀られた五社殿。

祀られている神様は手前から、龍神大神・大将軍大神・大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ・天照大神の別名)・天神大神(菅原道真公)・大地主大神になります。


天河大弁財天社の御朱印

天河大弁財天社の御朱印の画像

天河大弁財天社の御朱印です。

天河大弁財天社の右側には「大峯本宮」の文字が。

奥宮が標高1895メートルの弥山の頂上に鎮座し、弥山が修験者の修行の場ともなっていることが「大峯本宮」の由来となっているのかもしれません。

また、菊の花の御紋は皇室と御縁があることを示しています。

天河大弁財天社の御朱印

御縁があったら参拝したいのですが、神社から車で1時間ほど走った登山道の入口から、さらに3~4時間登山しないと行けない場所です。

参拝したいと思いつつ、山岳信仰の中心に位置する霊山 弥山には、生きているうちに行けない気がしました。

電車とバスのアクセス

天河大弁財天社のアクセス

天河大弁財天社への電車とバスのアクセスは、近鉄「下市口駅」から奈良交通の路線バス「中庵住行」に乗車。

「中庵住行」に約1時間乗車して「天河大弁財天社前」で下車。

バス停のすぐ前が天河大弁財天社になります。

ただし、「中庵住行」のバスの運行本数は1日に3便のみ。

4~8時間に1本という運行本数なので、かなりアクセスが悪いです。

天河大弁財天社のバスの時刻表

13時20分に下市口駅からバスに乗って14時25分ごろに天河大弁財天社に到着。15時26分のバスに乗って16時30分ごろに下市口駅に戻るのが現実的です。

下市口駅から8時14分と17時20分にバスが出ますが、8時14分のバスに乗ると、帰りのバスは15時26分になります。

また、17時20分に乗ると、神社の社務所が閉まっている時間に到着するうえに、帰りのバスは翌朝までありません。

あまりにもアクセスが悪いので、雅美はクラブツーリズムの神社巡りバスツアーで参拝しました。

>>クラブツーリズム公式サイトでバスツアーを検索

なお、クラブツーリズムのサイトにアクセスして、検索窓に「天河大辨財天社」と入力すると、天河大辨財天社に参拝するツアーが出てきます。

バスツアーだと効率よく周ることができて、アクセスが悪い神社を1日で4社参拝することができて大満足です。

>>天河大弁財天社と丹生川上神社3社にバスツアーで参拝|御朱印もいただける神社巡りバスツアーのルートや料金をレポ

なお、この時刻表は掲載時の情報です。

>>奈良交通公式サイト・バス時刻表検索

バスの時刻表が変更になることもあるので、必ず奈良交通の公式サイトで時刻表で確認をしてから予定を立ててくださいね。

まとめ:呼ばれた人しか行けないという噂が?

天河大弁財天社の噂

天河大弁財天社には「呼ばれた人しか行けない」「来るものを選ぶ」「奥宮でUFOが目撃された」など、よく分からない噂があります。

アクセスがとても不便な山奥に鎮座する由緒ある古い神社で、奥宮が霊山 弥山の山頂に鎮座することから、いろいろな噂があるのかもしれません。

個人的には「呼ばれる」とか「パワースポット」という言葉はあまり好きではないし、バスツアーに参加して1週間で2回参拝させていただいたので、「呼ばれた人」のようなことは特に何も感じなかったかも。

自然に囲まれた天河大弁財天社で、他の神社と同じように神様にご挨拶して、参拝させていただいた感謝を伝えました。