圓教寺に行ってラストサムライの撮影場所を見てきた

書写山 圓教寺に姫路駅からバストロープウェイを乗り継いで行ってきました。

書写山(しょしゃざん)の圓教寺(円教寺・えんぎょうじ)は、映画ラストサムライや本能寺ホテルのロケ地になったことでも有名な寺院です。

このページでは、書写山 圓教寺の姫路駅からの行き方のほか、見どころを紹介します。


姫路駅からのアクセス

書写山圓教寺の行き方

姫路駅から書写山圓教寺までの行き方は、路線バスとロープウェイの乗り継ぎになります。

姫路駅のバスターミナル10番乗り場から「8系統書写山ロープウェイ」行きのバスに乗車。

終点で降りると、バス停から少し離れた場所に書写山ロープウェイ乗り場があります。

書写山圓教寺のアクセス

ロープウェイに乗ると、5分ほどで書写山上駅に到着。

ロープウェイの書写山上駅から8分ほど歩くと圓教寺の入口が見えてきます。

※書写山ロープウェイは毎年2月に定期検査のため運休します。2019年は2月13日から2月24日が運休となるのでご注意ください。

バス・ロープウェイ往復セット乗車券なら割引に

書写山ロープウェイの料金と割引券

キュエル姫路1階の神姫バス 姫路駅前案内所では、お得な「バス・ロープウェイ往復セット乗車券」を販売。

姫路駅から書写山ロープウェイまでのバス運賃は、大人なら片道270円。往復540円になります。

書写山ロープウェイの往復料金は、大人1,000円。

バスとロープウェイの料金を個別に支払うと1,540円ですが、「バス・ロープウェイ往復セット乗車券」は大人1,400円で購入できます。

往復乗車券があれば、バスを降りたあとでロープウェイ乗場でチケットを買う手間もかからりません。

姫路駅で往復乗車券を買ってから、書写山ロープウェイ行きのバスに乗ることをオススメします。


圓教寺の入山料

書写山圓教寺は中に入るのに入山料が必要です

圓教寺の境内に入るためには、志納金として500円を支払う必要があります。

なお、志納金は高校生以下は無料になります。

志納金を払って中に入ると、すぐに権堂や三十三間堂があるのかというと、入口から約1キロの山道を歩かなければならず、歩き慣れていないとキツイ道のりに。

歩くのが苦手な方や足腰が悪い方は、特別志納金500円を支払えば、摩尼殿の下までの往復マイクロバスを利用することができます。

入口からの長い道のり

書写山圓教寺の歩く距離は?

入口(志納所)から参道を歩きはじめると、すぐに案内板が目に入ります。

案内板には「西国三十三観音道 摩尼殿(本堂)まで約15分 摩尼殿から諸堂まで6分 文化財諸堂から奥之院・和泉式部歌柄まで2分」の文字が。

本当に15分で本堂に着くのかな?と疑問に思いつつ出発です。

書写山圓教寺の鐘は誰でも鳴らすことができます

歩きはじめると、すぐに「慈悲(こころ)の鐘」が見えてきました。

慈悲(こころ)の鐘
平成四念十月創建。鎌倉初期を想定して設計された。
寺の鐘は時刻や大法要の合図のために鳴らされることが多いが、この鐘は世界平和祈願・浄佛国土建設をめざして県立された。
ひとりでも多くの方々に潜在している慈悲心をおこし、願いを込めて鐘を打っていただく。
その者は佛の声となり、十万世界に響き渡り、ほんとうの心豊かな世界を作っていただくことを祈念します。

慈悲の鐘の案内板には、上記の文章が記されていました。

書写山圓教寺の参道からは姫路城が見えます

参道の途中に見晴らしが良い場所があり、遠くに姫路城や姫路市街を見ることができます。

空気が澄んでいるときは瀬戸内海にかかる明石海峡大橋も見えますが、このときは霞がかかっていて見ることができませんでした。

書写山圓教寺の入口となる仁王門

さらに歩いていくと、兵庫県の文化財に指定されている仁王門に到着。

江戸時代の姿をそのまま残す仁王門は圓教寺の正門で、仁王門より先は聖域とされています。

書写山圓教寺では精進料理を食べることができます

仁王門からさらに歩いて行くと、精進料理を食べられる「書写山壽量院」や泊まることができる宿坊が。

なお、精進料理をいただけるのは4月から11月の間で、7日前までに5名以上での予約が必要です。

書写山圓教寺の紅葉

このあたりまで来るころには、膝がガクガクしていて、普段の運動不足を痛感。

宿坊に植えられたモミジが真っ赤に色づき、とてもキレイなのが印象に残りました。

書写山圓教寺のラストサムライ撮影場所までは山道をひたすら歩きます

宿坊の横を通り過ぎて、坂を上がったり下ったりしながら、ようやく石橋が見えてきました。

書写山圓教寺の参拝ルート

時計を見ると、入口から石橋までかかった時間は21分。

ロープウェイ書写山頂駅から橋まで、山道を30分くらい歩いたことに、ようやく気が付きました。

橋の先に見える階段は、摩尼殿の入口に続いています。

斜面に建てられた摩尼殿

書写山圓教寺の摩尼殿は京都の清水寺と同じ工法で建てられています

書写山の中心ともいえる摩尼殿(観音堂)は岩山の中腹に建てられています。

摩尼殿には本尊の如意輪観音や、重要文化財として国から指定された四天王立像などが安置されています。

斜面に建てられた摩尼殿の工法は、清水の舞台で有名な京都の清水寺と同じ懸造(かけづくり)。

書写山圓教寺の感想

下から眺めたあとは、階段を上って摩尼殿の入口へ。

入口の前には、龍神が護る手水が。

書写山圓教寺の見どころは?

摩尼殿は中に入ることができます。

靴を脱いで上がるので、他の人と間違えないように、分かりやすい場所に靴を置くのがオススメ。

書写山圓教寺の摩尼殿では御朱印をいただくことができます

外側に造られた回廊に出ることもできます。

書写山圓教寺の摩尼殿からの眺め

下を覗くと、ちょっと怖いと思う位のかなりの高さが。

高所恐怖症の人は要注意です。

すごい場所に建っているんだと、建築技術の素晴らしさに改めて感動しました。

摩尼殿からラストサムライの撮影場所へ

書写山圓教寺の大黒堂と紅葉

摩尼殿を拝観したあとは、ラストサムライの舞台となった食堂(じきどう)へ向かいます。

上の画像は、食堂に向かう途中で目に止まった大黒天が祀られたお堂。

書写山圓教寺に行った人のブログ

お堂の周りに植えられたイチョウとモミジが美しく紅葉していました。


重要文化財の大講堂・食堂・常行堂

書写山圓教寺の旅行ブログ

ラストサムライや本能寺ホテルの撮影場所となった、食堂・大講堂・常行堂。

3つの建物はコの字形に、広場を囲うように建てられています。

書写山圓教寺に行ってみた

大講堂は圓教寺の本堂にあたるお堂。

お寺の記録によると、大講堂が建てられたのは1440年から1478年の間。

写真では伝わりにくいですが、とても大きな建物で、間近で見ると迫力に圧倒されます。

書写山圓教寺の画像

大講堂の向かいに建てられた常行堂。

常行堂は、ひたすら阿弥陀仏の名を唱えながら本尊を回る修行をするための道場です。

ラストサムライの世界に入ったような圓教寺の常行堂

上の画像は、常行堂を食堂の2階から撮影したもの。

太い柱に囲まれた独特の雰囲気がある空間を見ていると、ラストサムライの世界に入り込んだような気分に。

圓教寺 食堂に展示されているラストサムライのパネル

3つのお堂の中で食堂(じきどう)だけが一般公開されています。

食堂は修行僧の寝食の寮として使われていました。

靴を脱いで食堂に入って目に入ったのは、ラストサムライの撮影のパネル展示。

圓教寺はラストサムライの撮影場所として有名です

上の画像は、普段は写経の場として使われている食堂の1階。

2枚上の画像の、ラストサムライのワンシーンが撮影された場所が食堂になります。

映画本能寺ホテルの一部のシーンは円教寺で撮影されました

圓教寺で撮影された本能寺ホテルのパネルも展示してありました。

綾瀬はるかさんと、織田信長役の堤真一さんが良い感じ。

書写山圓教寺の鬼瓦

パネルの近くには、歴代の鬼瓦が展示してありました。

時代によって鬼の表情やデザインが違っていて、見比べてみると面白いです。

書写山圓教寺の画像

上の画像は食堂の2階。

華美な装飾はありませんが、細かい細工があちこちにあり、年月を重ねた重厚さを感じることができます。

食堂の創建は1174年(承安四年)で、長さが40メートルもあり、さらに2階建という珍しい建物です。

こんなに古い建物が残っていて、中に入ることができるのがすごいと思いました。

圓教寺の不動明王像は迫力満点

食堂の2階には、さまざまな仏像や仏具が展示されています。

上の画像は不動明王。すごい迫力の仏様でした。

あまのじゃくが支える開山堂

圓教寺の奥の院になる開山堂

食堂から3分ほど歩いた場所に開山堂(奥の院)があります。

開山堂は圓教寺開山の性空上人を祀ったお堂で、現存の建物は江戸時代(寛文11年・1671年)に消失した建物を造り替えたもの。

圓教寺のの天邪鬼

下から屋根を見上げると、重い屋根を支える天邪鬼(あまのじゃく・もしくは力士)を見ることができます。

書写山の天邪鬼

軒下の四隅に4人の天邪鬼(力士)が建物を支えていたとされていますが、北西側の1人が重さに耐えかねて逃げ出してしまい、現在は3人で支えているという伝説があります。

左甚五郎の作と伝えられている天邪鬼の、必死の形相を見ると、逃げ出したくなるのも分かる気がしました。

圓教寺の神社

開山堂の手前には神社も鎮座しています。

明治時代に神社と仏閣が分離されるまでは、神様も仏様も一緒に祀っていたことを実感。

書写山のお土産

書写山円教寺のお土産

摩尼殿の手前のお茶屋さんでは、お土産として人気のバウムクーヘンを販売。

杉の幹をデザインした「千年杉」の値段は、小倉味・ゆず味の2種類が1,200円。

期間限定で販売されている和栗味が1,300円になります。

店内ではお蕎麦やうどんなどの食事メニューもそろっているので、歩き疲れた足を休ませながら食事をするのもオススメ。

圓教寺の御朱印

円教寺の御朱印一覧の画像

圓教寺ではいろいろな御朱印をいただくことができます。

上の画像は、摩尼殿でいただける御朱印の一部で、オリジナルの御朱印帳も販売。

雅美は神社に参拝したときのみ御朱印をいただいているので、圓教寺の御朱印の種類はよく見ませんでしたが、10種類くらいの御朱印の見本が並んでいたような記憶があります。

運が良ければイベントも

圓教寺で見た猿回しショー

雅美が書写山に行った日は、日本の伝統芸能のひとつ「猿回し」のショーが開催されていました。

最初はあまり興味がなかったけれど、見ているうちにおサルさんと人間の連携プレーに感動。

猿回しは面白くなさそうだと思っていたけれど、食わず嫌いは良くなかったと反省です。

ショーは無料で見ることもできますが、ありがとうの気持ちを込めて、最後におひねりを入れさせていただきました。


まとめ:お寺に興味がなくても楽しめる

神社仏閣は興味がないと楽しめない場所も多いですが、圓教寺は興味がない人でも楽しめる場所だと思いました。

歴史ある建物に入ることができて、映画のワンシーンに入り込んだような気分を楽しめるのも圓教寺ならでは。

ただし、入山口からお堂までは山道を1キロ以上歩かなければならず、歩くのが苦手だとすごく大変な道のりです。

歩く自信がないときは、マイクロバスを利用して観光してはいかがでしょうか。