大神神社の参拝旅行記

奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)に参拝しました。

呼ばれた人しか参拝できないと言われることもある大神神社。

このページでは、大神神社のアクセス・ご利益・御守・御朱印などについて紹介します。

大神神社の電車でのアクセス

大神神社の最寄駅は?

大神神社の最寄駅は、 桜井線(万葉まほろば線)の三輪駅になります。

奈良駅から桜井線に乗って、8駅(約28分)で到着。

大神神社に電車で行った人のブログ

三輪駅のホームに降り立つと「三輪明神 大神神社」の文字が目に留まりました。

三輪駅から大神神社に行ってきました

JR三輪駅は無人駅ですが、ICカードの読み取り機があるので、ICOCA・SUICAなどの交通系ICカードの利用が可能。

駅の改札は1ヶ所だけなので、上下線どちらを利用しても駅舎を出るときは同じ改札口になります。

三輪駅から大神神社の最短ルート

改札を出てまっすぐ進むと、すぐに「三輪明神 大神神社」の案内板を発見。

案内板に従い、右矢印の方向へ曲がります。

三輪駅から大神神社の最短ルートとは

左右にお店が点在する細い路地をまっすぐ進むと、2車線の道路に出て右手にJRの踏切が見えるはず。

大神神社の参道

踏切を渡って、砂の歩道を直進。

不思議な雰囲気に包まれる大神神社の二ノ鳥居

砂の参道を抜けると、目の前に二ノ鳥居が見えてきます。

鳥居の背後の森が、不思議で怖いと感じるくらいの雰囲気。

神様などの類が見えたり聞こえたりしない私でも、神様がいると感じられる森です。

車の場合は、二ノ鳥居の前に参拝者用の駐車場がありますが駐車できる台数が少ないため、満車のときは少し離れた場所の駐車場に駐めるようにしましょう。

参拝の順序

大神神社の参拝の順番は

まずは、一例をしてから二ノ鳥居の下を通りましょう。

清々しく静かな森の参道は、ゆるやかな坂とカーブがあり、歩いているだけで身体が清められる感覚に。

大神神社の参道は坂や階段だらけでした

今まで参拝した神社では感じたことがない、不思議な雰囲気を感じながら、森の中の参道を進むと橋が見えてきます。

橋を渡ると、左側に鎮座するのが祓戸神社。

大神神社の参拝の順番は祓戸神社から

祓戸神社は心身の汚れを清めてくれる神社で、まずはこちらで参拝をして心身を清めます。

神様は人間の汚れを大変嫌いますから、必ず祓戸神社にお参りをするようにしましょう。

夫婦円満・恋愛成就などのご利益がある夫婦岩

祓戸神社で身を清め、参道を進むと「夫婦岩(めおといわ)」が。

2つの岩が仲良く寄り添っているように見えることから夫婦岩と呼ばれています。

夫婦岩のご利益は夫婦円満・恋愛運アップ・恋愛成就

夫婦岩は、縁結び・恋愛成就・夫婦円満の霊験あらたかな磐座として信仰されているとか。

雅美は、このまま夫婦円満で年月を重ねて行けるよう手を合わせました。

大神神社の境内

夫婦岩に手を合わせたあとは、長い階段を登ります。

途中で息が苦しくなり、階段の途中で何回か止まりましたが、どうにか登り切ることができました。

電車も走っていない田舎で暮らしていると、普段はほとんど歩かず車で移動するため、足腰が弱っていることを痛感。

東京にいた頃は1駅くらいなら平気で歩いていたのが嘘みたいに、歩けなくなっています。

大神神社の手水舎

話を戻して、階段を登りきると左手に手水舎があります。

なんか見慣れない形をしたものがあると思ってよく見ると、蛇の口から水が出ていました。

三輪神社周辺の地域では、蛇は神様のお遣いとされ「巳(み)さん」と呼ばれています。

大神神社の手水舎では蛇から水が出ています

蛇には、金運上昇や子孫繁栄のご利益があるとされるので、ありがたい手水舎だなと思いました。

大神神社の御祭神とご利益

大神神社のご利益とご祭神

御祭神
大物主大神(おおものぬしのおおかみ)

配神
大己貴神(おおなむちのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)

大物主大神は農工商等あらゆる産業を開発し、常に日常生活全般をお守りくださる神様。

大物主大神のご利益は極めて広大であり、開運招福・仕事運向上・恋愛運・夫婦円満など、あらゆるご利益をいただけます。

また、境内に鎮座する狭井神社(せいじんじゃ)では、あらゆる病に効くとされる御神水をいただくことができます。

大和国一ノ宮 三輪明神 大神神社

御祭神
大物主大神(おおものぬしのおおかみ)

配神
大己貴神(おおなむちのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)

当神社は、秀麗な三輪山を神体山とする我国最古の神社で、本宮幣大社、延喜式内の明神大社二十二社の一社で、大和国一宮、全国各地に祭祀せられる大物主神の総本社であります。

大物主神は、大国主神の和魂(にぎみたま)幸魂(さちみたま)奇魂(くしみたま)で、大国主神が神代の昔、国造りに労せられたとき、その和魂が現れ、問答の後、自らこの三輪山に鎮まれられたのであり、農工商等あらゆる産業を開発し、常に日常生活全般をお守りされ、顕界・幽界を主催し給う和の大神であります。

そのご神徳は極めて広大であり、古事記・日本書紀・万葉集等の古典により明瞭に伺えます。

大和・河内・摂津はもとより、広く全国にわたって篤い信仰を集めています。

山麓には、崇神天皇から推古天皇に至る十三代の皇居遺跡があり、この地は当時の国道一号線とも言うべき山の辺の道を動脈として、飛鳥以前四・五世紀頃の日本の政治経済の中心をなしていました。

境内地は、現在古都保存法による歴史的風土三輪山特別地区及び国の史蹟に指定されています。

三輪山
標高467メートル・周囲16キロメートル・面積350ヘクタール

三ツ鳥居(国の重要文化財)
明神鳥居三基を組み合わせた独特の形式は、古来一社の神秘とされています。

拝殿(国の重要文化財)
漢文訓読4年(1664年)四代将軍 徳川家綱公改建

主な祭典
1月1日:繞道祭(にょうどうさい)
4月8~10日:春の大神祭
4月18日:鎮花祭
6月17日:三枝祭(さいくさのまつり)
10月23~25日:秋の大神祭

日本最古の神社

大神神社の拝殿

大神神社は日本最古の神社のうちの一社。

神社には祭神を祀る本殿があることが多いですが、三輪山を御神体とする大神神社には本殿がありません。

参拝者がお参りをする拝殿を設けるだけで、本殿を持たない古い祭祀形式を残すことから日本最古の神社とされています。

大神神社の拝殿と鳥居

鳥居の向こう側に見える建物が、国の重要文化財に指定されている拝殿です。

大神神社の参拝日記ブログ

朱塗りの建物のような華やかさはありませんが、木の美しさが際立つ拝殿には清々しい美しさが。

大神神社のパワースポットなで兎がモチーフになった立て看板

参集殿の前には、「なで兎」を可愛らしくデザインした参拝記念のパネル。

小動物のチンチラはハムスーと同じげっ歯類です

我が家のペットのチンチラさんに似ている気がして、思わずホッコリ。

(我が家で一番偉い、もうすぐ18際になるチンチラさんです。)

あ、関係ない話題でスミマセン。

「巳の神杉」は白蛇が棲む御神木

御神木の巳の大杉

拝殿で参拝した次は、拝殿の前に生えている御神木の巳の神杉にも参拝。

御神木の巳の大杉には神様の白蛇が住んでいます

巳の神杉は、大物主命の化身である白蛇が棲むといわれ、御神木の前には蛇が好む玉子がいくつも供えられていました。

大神神社の怖いくらいのご神気がただよう境内

大神神社の境内は、どこを見ても厳粛で神々しい雰囲気に溢れています。

神々しすぎて、怖いと感じる方もいるかもしれません。

巳の神杉の前にあるベンチに座って休憩しながら、参拝する方々を見ているうちに心身ともに清められていく気がしました。

境内の摂社と末社

三輪神社の神宝神社

大神神社の境内には、摂社や末社が何社も祀られています。

こちらは末社の神宝神社。

三輪神社の神宝神社
神宝神社の御祭神

  • 家都御子神(けつみこのかみ)
  • 熊野夫須美神(くまのふすみのかみ)
  • 御子速玉神(みこはやたまのかみ)

熊野三神をお祀りした神宝神社は、1月1日の繞道祭(にょうどうさい)の十八社巡りにおいて、三ツ鳥居から出た御神火が捧げられ、最初に祭典が営まれる神社。

古くから三宝荒神の信仰もあり、財宝の神として広く崇敬されている神社です。

三輪成願稲荷社

成願稲荷神社の御祭神は、稲荷の神様「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」。

三輪成願稲荷社の鳥居

宇迦之御魂神は、すべての食物を司ると共に、商売繁盛・開運招福・念願成就の霊験があらたかな神様です。

三輪成願稲荷社と狐さん

稲荷神社の総本社である、京都の伏見稲荷大社には何回も参拝しているので、こちらでも自営業を営む感謝と共に手を合わせました。

キレイな前掛けと大きな鈴を首から下げた狐さんが、なんだか微笑んでいるように見えて思わずパシャリ。

薬の神様として信仰が篤い狭井神社

狭井神社に向かうくすり道

薬の神様を祀る狭井神社には「くすり道」を通って行きます。

大神神社は山の斜面に鎮座するため、狭井神社までゆるい坂道と階段をひたすら続く、運動不足の身体にはキツイ道のり。

動きやすい服装と歩きやすい靴で参拝して良かったと思いました。

狭井神社へと伸びる参道

しばらく歩くと鳥居が見えてきます。

大神神社の境内に鎮座する市杵島姫神社と鎮女池

鳥居をくぐった左側みは、鎮女池と弁天様が。

市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)には、弁天様として信仰される市杵島姫命が祀られています。

弁天様として篤く信仰される市杵島姫神社

髪や肌を美しく保つほか、心の健やかさを保つご神徳があり、私が見ている短い時間でも何人もの女性が参拝していました。

狭井神社の拝殿と鳥居

市杵島姫神社に参拝して、さらに参道を進んで狭井神社に到着。

一例をして鳥居をくぐり、まずは拝殿で参拝しました。

狭井神社は、大神神社のご祭神の荒魂(あらみたま)を祀り、病気平癒・身体健康の神様として信仰が篤い神社です。

狭井神社の御神水

拝殿で参拝したあとは、拝殿の左側にある霊泉が湧き出る薬井戸へ。

狭井神社の薬井戸の御神水はコップで飲むことができます

薬井戸の御神水は、なんとボタン式になっていました。

近代的かつ衛生的な御神水は、備え付けのコップで飲むことができます。

狭井神社の御神水はボタンを押すと出てきます

また、御神水はペットボトルに汲むことも可能ですが長時間の保存はできません。

狭井神社の授与所では、500mlペットボトルに入った御神水を100円で販売しているので、御神水を持ち帰りたいときは、ペットボトル入りの御神水を購入するのがお勧めです。

三輪山の登拝(登山)は狭井神社で受付

三輪山の登山は狭井神社で申込ができます

通常、御神体の山は禁足地となっていて、立ち入ることができません。

ところが、明治時代までは禁足地だった三輪山に、今は登拝(登山)することができます。

神体山登拝をするには、狭井神社拝殿の受付所で申込をすると、注意事項が伝えられ参加証代わりのタスキが手渡されます。

神体山登拝の禁止並びに注意事項

【禁止事項】

  • 火気の使用(燈明を含む)
  • 動植物・土砂等の採取
  • 登拝道以外への立入
  • ペットの同伴
  • 水分補給以外の飲食
  • 宗教活動及び勧誘行為
  • 写真撮影
  • お供え物の放置
  • 迷惑行為・その他

【注意事項】

  • 山内にはお手洗いはございません。お済ませの上、入山願います。
  • 登拝受付は午後2時までです。また午後4時までに下山を完了するよう厳守願います。下山後は必ずタスキを受付にご返却下さい。
三輪山の登山口
【三輪山の登拝口】

三輪山登拝の所要時間は、通常で2~3時間。

険しい坂や階段もあるため、体力に自信がない方や体調が悪いときは登拝しないのが正解だと思います。

雅美が参拝した日は36度を超える猛暑日で、熱中症気味なのに加え持病もあるため登拝は諦めました。

途中で倒れたら迷惑をかけてしまうので、夫と一緒に参拝したときに、体調が良ければ登拝したいと思います。

ピカピカの「なで兎」

大神神社のなで兎

拝殿の左側に建つ参集殿に入ると、ピカピカの「なで兎」が。

なで兎は、江戸時代より一の鳥居前の大灯籠の火袋を守っていたものと伝わっています。

なで兎を撫でると、身体の痛いところを癒やしてくれる、心願成就などのご利益があるとか。

お正月などは、なで兎を撫でてご神助をいただこうと、参拝者の長蛇の列ができることも。

大神神社に参拝したら、なで兎を撫でてご神助をいただきましょう。

お守りと御朱印

大神神社の御朱印

大神神社と狭井神社の御朱印をいただきました。

三輪山とササユリがの印が押された狭井神社の御朱印は、デザインが美しくてお気に入りの御朱印です。

大神神社のかわいいお守り

大神神社では、様々な御守・御札・清め砂を授かることができます。

御守をたくさんいただくと、ごちゃごちゃになりそうで普段はいただかないようにしているのですが、一目惚れしたのが「源気(げんき)うさぎ守」。

握って祈念する御守で、もちもちの握り心地に癒やされます。

ちなみに、源気うさぎ守の初穂料(値段)は1,000円でした。

大三輪神社に参拝して両参り

大三輪神社の外観

参拝するときは、三輪駅から最短ルートを歩いたので、帰りは巨大な一の鳥居を見たくて遠回りをしました。

一の鳥居に向かって歩いていくと、左手に見えてきたのが大三輪神社。

大神神社と大三輪神社の両参りをしました

「三輪へ参らば上下かけよ どちら欠いても片参り」の看板が気になり参拝することに。

大三輪神社の手水舎には龍神様がいました

まずは手水舎で手と口を清めます。

手水舎では、龍神さんの口から水が出ていました。

大三輪神社の拝殿

手と口を清めたら、拝殿で手を合わせます。

大三輪神社の境内には祓戸社・三宝社・稲荷社も祀られています

お参りしたあとに気がついたのは、三輪稲荷社・三輪三宝社・祓戸社の文字。

祓戸社があることに気がついたのは、本殿に参拝した後でした。

大三輪神社の境内

順番を間違えたと思いつつ、祓戸社・稲荷社・三宝社に参拝。

参拝を終えて境内を出ると、下の宮 大三輪神社について説明文が記された看板を発見。

大神神社と大三輪神社の違い

看板の説明文を読むと、明治時代に創建され、大神神社と天理教と関係がある神社であることが分かりました。

巨大な一ノ鳥居

大神神社の一の鳥居が大きくてビックリ

大三輪神社を出て、大きな一の鳥居へ。

大神神社の一ノ鳥居と大石灯篭

一の鳥居の手前には、大きな石灯籠が。

石灯籠には「三輪明神」の文字が刻まれています。

猛暑でバテバテでしたが、一の鳥居の迫力を間近で感じることができて、遠回りして良かったと思いました。

まとめ

大神神社は怖い雰囲気がある不思議な神社でした

呼ばれた人しか行くことができないと言う人もいる大神神社。

どんなに不便な場所にあるんだろう?と思いながらアクセスを調べたら、奈良から行きやすい場所に鎮座する神社でした。

私は呼ばれている気がしないから、トラブルがあって参拝できないかも?とドキドキしながら電車に乗って、すんなりと神社に到着して拍子抜けしたのも良い思い出です。

大神神社の境内には、今回は体力切れで参拝できなかった橿原神社・貴船神社・神御前神社なども祀られているので、次回は春や秋の気候の良い時期に参拝したいと思います。