霧島神宮のアクセスは車がないと不便?

鹿児島県霧島市の霧島神宮に参拝しました。

霧島神宮は山の中に鎮座し、最寄りの霧島神宮駅からは徒歩で2時間とアクセスの不便な場所になります。

このページでは、アクセスが不便な霧島神宮に、レンタカーを利用せず鹿児島中央駅から電車とバスで行った感想やご利益について紹介します。

電車とバスで霧島神宮に行く方法

鹿児島中央駅と西郷どん

鹿児島の中心地である鹿児島中央駅から電車とバスで霧島神宮に行く方法は、霧島神宮駅か国分駅で乗り換える2つのルートがあります。

ここで注意したいのが、霧島神宮駅という名前がついていても、実際は霧島神宮からとても遠いという点。

霧島神宮駅から神社までのアクセス

霧島神宮駅から神社まで歩くと約2時間もかかってしまいます。

約2時間も山道を歩くのは現実的ではないため、バスの接続が悪く1時間以上待つことも。

また、霧島神宮駅の周辺にはコンビニ1軒すらなく、バスが来るまで1時間以上待つのも難しそう。

霧島神宮のバスと電車とタクシーでのアクセス

バスが来ないときは片道約2,000円でタクシーに乗ることになります。

なお、国分駅でバスに乗り、霧島神宮駅を経由したときに車内から駅前の様子をチェックしたら、タクシー数台が乗車待ちをしていました。

昼間なら、電車を降りてすぐにタクシーに乗ることができそうです。

国分駅の外観

一方、国分駅は駅に待合室もあり、駅の近くにはコンビニがあり、6分ほど歩けば山形屋百貨店もあるので、時間を潰すのに困ることはなさそう。

そんなわけで、今回は国分乗り換えのルートで霧島神宮に行くことにしました。

霧島神宮に行くバスの時刻表

国分駅から霧島神宮へ行くバスは、「霧島いわさきホテル行き(霧島神宮経由)」になります。

バスの時刻表(上の画像)を見れば分かると思いますが、バスの本数が恐ろしく少ない!

霧島神宮経由のバスは1~2時間に1本運行されていますが、よく見ると○や△の印がついています。

○は日曜・祝日運休。△は土曜・日曜・祝日運休

日曜祝日のバスの運行便数は、1日に7便のみなので、乗り換えアプリなどで事前にチェックしておきましょう。

雅美が霧島神宮に行ったのは2018年5月13日で、バスの本数が少ない日曜日。

ネットで調べたらバスの運行日に注意という情報を見つけたので、事前に下記のスケジュールを組んで参拝しました。


【行き】
11:18-11:57
鹿児島中央駅→国分駅(JRの)
12:30-13:05
国分駅→霧島神宮(バス)

【帰り】
14:33-15:12
霧島神宮→国分駅(バス)
15:50-16:23
国分駅→鹿児島中央駅(JR特急利用)


帰りのバスを降りてから電車に乗るまで40分くらい時間があったので、国分駅の手前でバスを降りて山形屋をブラブラ。

食品コーナーを見ると、その土地ならではの食べ物が並んでいて楽しいです。

美味しそうなベーカリーもあり、いろいろと見ているとあっという間に予定の25分が過ぎていました。

バス停から霧島神宮への行き方

霧島神宮にバスと電車で行った人のブログ

霧島神宮バス停を降りると、左側に神橋(赤い橋)があります。

橋を渡ると、眼の前に現れる霧島神宮の急な階段。

霧島神宮に行ってきました

段数も多そうで、京都や神戸で神社の階段をさんざん登り降りしてバテバテだったので、一瞬ひるんでしまいました。

霧島神宮の急な階段

ハアハア言いながら中間地点で少し休憩し、やっとの思いで階段を登りながら運動不足を痛感。

霧島神宮へ車で行くときは急な階段はありません

上の画像は「もうアカン」と思いながら、階段を登りきったところで上から撮影したものです。

階段を登りおわると、目の前には真っ赤な二の鳥居と参道が。

霧島神宮の二の鳥居

一礼をしてから鳥居をくぐり、参道を進みます。

苔むした石灯籠

参道を歩いていると、両脇の苔むした石灯籠が目に入ってきました。。

苔だけではなく草が生えている石灯籠も多く、長い年月を重ねているようです。

霧島神宮の三の鳥居と参道の先には御本殿があります

参道の突き当りを右に曲がると、三の鳥居が見えてきます。

ちなみに、車で行く場合は三の鳥居の近くに参拝者用の駐車場があるため、階段を登る必要はありません。

重要文化財に指定されている霧島神宮の拝殿と本殿

三の鳥居の下をくぐり、木に囲まれた参道を進むと、目の前に拝殿が。

前日の夜から鹿児島中央駅を出るまでは大雨が降っていましたが、霧島神宮に到着するころには雨が上がり、薄日がさしていました。

なんだかツイてる気がします♪

深い緑に包まれた境内と見どころ

森に包まれた霧島神宮の参道

二の鳥居の先には、木々に囲まれた参道が続いています。

5月で新緑が美しい季節だったので、参道を歩いているだけで、汚れがすべて浄化されるような清らかな気持ちになりました。

霧島神宮の手水舎

上の画像は、拝殿の右手前にある手水舎。

龍神さんと手水舎の水

苔むした龍神の石像から水が流れ出ています。

龍神さんの優しい表情を見ていると、ホッコリとした気分に♪

霧島神宮の御神木には小さな神様がいます

手水舎の横にそびえ立つのは、大きなご神木。

樹齢800年・高さ約35メートルの杉の木で、装束を着けた人が手を合わせて参拝しているように見える枝があり、小さな神様が宿る御神木とも言われています。

撮影してみたのですが、ブレブレの画像になってしまい、ブログには掲載できるような画質ではないのが残念。

次に参拝ときに、もう一度チャレンジしてみようと思います。

霧島神宮のご利益は縁結びもあるの?

美しい彩色と細工が施された勅使殿。

本殿や拝殿は中にあり、近くで見ることはできませんが、勅使殿を見るだけでも素晴らしい建物であることが分かります。

霧島神宮の極彩色の拝殿

極彩色の彩りが美しい獅子と象(?)。

正徳5年(715年)に建立された、拝殿・勅使殿など重要文化財に指定されています。

霧島神宮の殿内は漆塗となっていて、龍柱や二十四孝の絵画など、美しい装飾がほどこされた、九州では珍しい豪華絢爛な造りとなっていることから「西の日光」とも呼ばれています。

菊の御紋が入った霧島神宮の賽銭箱

菊の紋章が華やかな賽銭箱。

どの角度から見ても、素晴らしい建築物だと思いました。

御祭神とご利益

霧島神宮の御祭神とご利益

御主神

  • 天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(あめにぎしくににぎしあまつひたかひこほのににぎのみこと)

三種の神器を携え、多くの神々を率いて高千穂に降った天孫 瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)。

ご利益は、五穀豊穣・畜産・国家安泰・家内安全・厄除け・富貴栄達です。

相殿神

  • 木花咲耶姫尊(このはなさくやひめのみこと)お后

山と火と酒造の神で「浅間様」とも呼ばれる木花咲耶姫尊のご利益は、火難消除・安産・子育て・農業・漁業・航海・織物業の守護です。

  • 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)御子神

穀霊神の彦火火出見尊のご利益は、農業・漁業・畜産守護・商売繁昌・航海安全・心願成就・開運厄除・縁結び・子宝・安産です。

  • 豊玉姫尊(とよたまひめのみこと)御子神のお后

水の神の豊玉姫尊のご利益は、子宝・子育て・安産守護・縁結び・農業・漁業・畜産・航海安全です。

  • 鵜草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)御孫神

農業神の鵜草葺不合尊のご利益は、豊作・農業守護・夫婦和合・子宝安産・開運・延命長寿・スポーツ上達・芸能上達です。

  • 玉依姫尊(たまよりひめのみこと)御孫神のお后

海と水の神である玉依姫尊のご利益は、子宝・安産守護・豊作豊漁・殖産興業・商売繁盛・開運・方位除け・悪病・災難除けです。

  • 神倭磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)御曾孫神

太陽と穀霊の神である神倭磐余彦尊(初代天皇となった神武天皇)の利益は、諸願成就・病気治療・皮膚病・腫れ物の守護です。


神話では天孫 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降臨した地とされる、霊峰 高千穂峰に向かって建てられている霧島神宮。

御祭神は、皇室の祖先とされる天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊です。

邇邇藝命のご利益は、海上安全・交通安全・五穀豊穣・大漁満足などであり、女性に人気がある縁結びが得意な神様ではありません。

また、相殿神も海・山・水・火・穀物の神様なので、日本の国を護っている神社だと感じました。

そもそも、ご利益だけを求めて参拝したいと思っているのなら、願いが叶うとは思えません。

まずは、日本全体を護ってくださるようなパワーがある神社に参拝するときは、まずは個人ではなく日本全体をお護りいただくようお願いをするなど、感謝の気持ちと参拝させていただいたお礼を神様にお伝えしてみてはいかがでしょうか。

天孫降臨の地の御朱印

霧島神宮の御朱印

霧島神宮の御朱印は「天孫降臨之地」の文字が記されています。

御朱印帳は表紙が社殿と奥の森、裏表紙にはキリシマツツジと霧島神宮の文字が刺繍でされたもの。

すごくステキな御朱印帳ですが、貴船神社の御朱印帳で御朱印デビューしたばかりなので、霧島神宮の御朱印帳は次の機会にいただこうと思いました。

パワースポットの山神社

霧島神宮の奥にはパワースポットの山神社があります

拝殿の左側に進むと「山神社→」という案内が見えてきます。

霧島神宮の奥にはパワースポットの山神社に参拝してきました

矢印の方向に歩いていくと、なだらかな坂道が。

静まり返った森の中に、鳥の鳴き声だけが響く中、ひたすら道を歩きます。

霧島神宮の奥にはパワースポットの山神社の画像

数分歩くと、木で作られた鳥居が右手に見えてきます。

神域の森に包まれた山神社

鳥居をくぐって進むと、小さなお社がありました。

山神社は小さなお社ですが、森全体が神域となっていて、歩いているだけでパワーをいただける気がします。

雅美はパワースポットという言葉はあまり好きではありません。

ですが、自分に合う空気の神社や自然の中にいるとパワーをいただける気がしています。

本殿ほど参拝する人が多くないため、とても静寂で良い雰囲気でした。

また参拝したいと思います。

坂本龍馬とお龍が新婚旅行をしたゆかりの地

坂本龍馬とお龍の新婚旅行

霧島神宮は、西郷隆盛らのすすめで坂本龍馬とお龍が新婚旅行の途中で歩いた場所。

坂本龍馬は九死に一生を得たあと、塩浸温泉で傷を癒やしながら霧島の地を歩いたと書物に残されています。

霧島神宮の境内には、坂本龍馬とお龍のパネルが設置されていて、並んで記念撮影をしている方もいました。

霧島神宮周辺の観光スポット

霧島神宮周辺の観光スポット

霧島神宮バス停の近くに霧島民芸村があります。

霧島民芸村の屋久島資料館は無料で見ることができます

霧島民芸村には無料で見学することができる屋久杉資料館があり、資料館の中に入ると、ほがらかな顔をした大黒天がお出迎え。

天狗のお面が展示された霧島民芸村

さらに進むと天狗の面が展示されています。

天狗のお面が展示された霧島民芸村

無料で楽しめる屋久杉資料館をさらに進むと、龍神窯の焼き物とガラス工房のガラス工房品の販売コーナーが。

龍神窯では陶芸体験もできるので、霧島神宮参拝の記念にオリジナルの器を作るのもオススメです。

また、霧島川渓谷自然散策コースには天然温泉の露天風呂や、龍神の水も湧き出ているので、時間に余裕があるときは渓谷を歩いてみてはいかがでしょうか。

霧島神宮の近くにある霧島天狗館

こちらは有料の霧島天狗館。

有料だったのとバスに乗る時間が迫っていたので、今回は中に入りませんでした。

霧島神宮の近くにある霧島天狗館

壁に飾られた天狗の面が目を引く建物です。

周辺のランチとグルメ

鹿児島で人気の蒸気屋

上の項で紹介した霧島民芸村では、蕎麦や川魚や地元の食材を使った和定食などのメニューが揃う食事処があります。

また、バス停の近く(霧島民芸村の一画)には、鹿児島名物の「かるかん」や人気のお土産「かすたどん」などを販売する蒸気屋が。

霧島神宮周辺のランチ

ホテルの朝食バイキングを食べすぎて、お腹があまり空いていなかったので、蒸気屋で霧島どうなつ(焼きドーナツ)・かるかん・かすたどんを購入。

バスが来るのをまっている間、バス停のベンチに座って焼きドーナツをいただきました。

蒸気屋 霧島神宮店で焼きドーナツを食べました

(裏側の焼き色にムラがあるほうを撮影してしまいましたが、表面はキレイなきつね色をしています。)

油で揚げていない焼きドーナツは、フワフワで優しい甘さで胃もたれがしません。

すごく美味しいので追加で購入しようと思ったら、バスが来る時間になってしまい、追加で買うのは諦めました。

次は2~3個買って、おやつにしようと思います。

まとめ

霧島神宮のパワースポット

駅からはすごく遠くて、バスの便数がとても少ない霧島神宮。

アクセスが悪い場所にあるので、乗り継ぎや現地の時間の使い方を失敗すると大変だと心配していましたが、実際に行ってみると見どころもたくさんあり、アクセスの不便さもさほど感じませんでした。

今回は滞在時間が1時間半弱しか取れなかったので、次回は時間を多くとって、霧島川渓谷を散策したいと思います。