春日大社の御本殿

奈良のパワースポットとしても有名な、春日大社に参拝しました。

JR奈良駅・近鉄奈良駅からのアクセス・拝観料・見どころ・ご利益など、行ってみて分かったことを紹介します。

春日大社へのアクセスは電車とバスどちらが便利?

春日大社のアクセスが便利な奈良交通バスの1日乗車券は割引される施設もたくさんあります

春日大社の最寄駅は近鉄奈良駅になります。

近鉄奈良駅からは、奈良公園や興福寺の五重塔を横に見ながら歩くのが最短ルート。

近鉄奈良駅から歩くと、20分から25分で御本殿近くの二之鳥居に着きます。

近鉄奈良駅から春日大社へのアクセスは?

JR奈良駅は近鉄奈良駅から離れていて、春日大社まで歩くと35分以上かかってしまうので、「春日大社本殿行き」のバスを利用すると便利。

ただし、春日大社入口まで行く「春日大社本殿行き」のバスは、1時間に2本程度しか運行していません。

春日大社本殿行きバスの時間が合わないときは、循環バスに乗って「春日大社表参道」で降りて、10分ほど歩けば春日大社に到着します。

また、奈良の観光スポットをあちこち周って、奈良交通バスに3回以上乗るのであれば「1日乗車券」を買うのがオススメ。

奈良交通バスの1日乗車券を買うともらえるパンフレットには、参拝料が割引になる神社仏閣や、割引してくれるお土産屋さん・レストランなどのリストが掲載されています。

バス1日乗車券を見せれば、春日大社の国宝殿の入館料も割引になり、お得で便利だと思いました。

JR奈良駅前の観光案内所

また、JR奈良駅前には「奈良市総合観光案内所」が。

大きな観光案内所で、春日大社への行き方のほかに、奈良市内の名所や神社仏閣をまわるルートの相談など、いろいろな観光の悩みを相談できます。

奈良市内の観光マップや、美術館・観光スポットのパンフレットも充実。

しっかりと計画ができていない、どこを見たら良いか分からないときは、観光案内所を利用してみてはいかがでしょうか。

正しい参拝の順序は祓戸神社から

神社入口の一之鳥居

春日大社が奈良屈指のパワースポットだとしても、正しく参拝しなければ願いを叶えることは難しいと思いませんか?

春日大社に参拝するときは、ニ之鳥居をくぐりますが、鳥居の下をくぐるときに中央を歩いている人を多く見かけます。

鳥居の中央は「正中」と呼ばれ、神様が通る神聖な場所とされています(中央を通っても良いという説もあり)。

諸説ありますが、参拝するときは中央を歩くのは避けたほうが良さそうです。

また、鳥居は神域をへだてる境目の役割があります。

鳥居をくぐる前に、必ず立ち止まって一礼をしてから鳥居をくぐるようにしましょう。

伏鹿手水所で手と口を清めます

ニ之鳥居を抜けると、左側に伏鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)が。

鹿が加えた筒から水が出る手水舎は、春日大社の中でもここだけ。

鹿の下に置いてある柄杓に水を汲み、きちんと手と口を清めましょう。

正しい手水の作法

1.下に溜まっている水はくまず、出ている水をひしゃくに汲みます。

2.右手に柄杓をもち、左手にかけて清めます。

3.左手に柄杓を持ちかえて、右手にかけて清めます。

4.ふたたび右手に柄杓を持ちかえ、清めた左手の平に水をためます。

5.左手の水を口にふくみ、すすいだら口から水を出します。

6.ふたたび左手に水をかけ、左手をふくみます。

7.最後に柄杓を立ててもち、残った水が柄に流れるようにして、柄を清めます。

8.置いてあった場所に柄杓をもどします。


残念なことに、柄杓に口をつけている人をたまに見かけますが、これは完全にマナー違反。

絶対にやってはいけない行為です。

雅美が参拝したときは、韓国人観光客と中国人観光客が記念撮影をしていました。

彼らは鹿の横に立って柄杓を口につけてポーズを決めて、代わる代わる何人もが撮影していました。

せっかく参拝したのに、見ているだけで嫌な気分に。

神聖な場所を観光するときは、最低限のマナーを調べてから来て欲しいと思いました(正直なところ、神様を敬う気持ちがないのなら来ないでほしい)。

祓戸神社で心身を清めてから御本殿へ

話を戻して、伏鹿手水所で手と口を清めたら、まずは左手にある祓戸神社に参拝します。

祓戸神社は、自らが犯した罪や、知らず知らずに犯した罪もお祓いくださる神様。

小さなお社ですが、くれぐれもスルーしないようにしてくださいね。

祓戸神社の由来とご利益

看板を読むと、「まずこちらの社に参拝し、心身を清浄にしてご本社へ進まれたい」との説明が。

御本殿に祀られている祭神は、穢れ(けがれ)をもっとも嫌います

祓戸神社にお参りし、参拝させていただくことの感謝をお伝えしてから御本殿へ進むようにしましょう。

春日大社ご本殿の御祭神

春日大社にお祀りされている神様は?

御本殿は4つの建物があり、それぞれに神様が祀られています。

【第一殿】
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
ご利益:武運・勝負運の守護神

【第二殿】
経津主命(ふつぬしのみこと)
ご利益:武運・勝負運の守護神

【第三殿】
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
ご利益:出世運・美声の神・言葉の神

【第四殿】
比売神(ひめがみ)
ご利益:子育て・女性の守護神

なお、御本殿を近くで参拝するには、拝観料(初穂料)が必要です。

また、参拝をするときにお賽銭をお賽銭箱に入れると思いますが、お賽銭箱に投げ入れるのは厳禁

お賽銭を投げ入れることは、すなわち、神様にお金を投げつけるという行為になります。

自分だったら、お金を投げつけられたらイヤな気分になりませんか?神様だって同じ。

お賽銭は、箱のふちからそっと入れるようにしましょう。

また、御本殿の神様を正面から撮影することは固く禁じられています。

お賽銭箱にも、正面からの撮影は厳禁と注意書きがありますが、撮影している方を数人見かけました(多分、日本人ではありません)。

きちんとマナーを守ってほしいものです。

一番の見どころは3,000基もの灯篭

春日大社の灯籠

春日大社の見どころといえば、いくつも並んでいる灯籠を想像する方も多いはず。

古くは戦国武将が奉納した灯籠もあり、それぞれに家紋や趣向を凝らした柄がデザインされ、1つ1つを見て回るのも楽しいものです。

春日大社の金色の吊り灯籠

上の画像は、金色の灯籠が並ぶエリア。

仕切りの奥に入ると、蝋燭の火をともした万燈籠を再現した、ライトで灯された灯籠を見ることができます。

鹿がデザインされた吊り灯籠

上の画像は、奈良の鹿をデザインした金色の灯籠。

天女がデザインされた吊り灯籠

こちらは天女がデザインされ、ひときわ目を引きます。

木製の吊灯篭

春日大社の灯籠は、金色や青銅色のものが多いですが、中にも木製の灯籠も。

もしかしたら、古い時代に作られた灯籠かもしれません。

重要文化財の捻廊

華やかな灯籠に目がいってしまいがちですが、春日大社には見どころが沢山あります、

重要文化財の捻廊(ねじろう)は、正面から見ると階段がゆがんでいて、自分が曲がっているように思えてくる不思議な階段。

重要文化財の捻廊と吊灯篭

上の画像は、捻廊を横から撮影したものです。

木製の階段がねじれているのが、何となく伝わるでしょうか。

苔むした石灯籠

また、春日大社には灯籠のほかに石灯籠も多く奉納されています。

年月が経って、苔むした石灯籠が並ぶ風景は、春日大社ならではと言えるでしょう。

灯篭を近くで見るのには拝観料が必要

春日大社の拝観料金と入場料金はいくら?

春日大社の灯籠は、御本殿の周りや回廊に吊り下げられているため、外からは見ることができません。。

灯籠を見たいときは、回廊内特別拝観受付で初穂料(拝観料)500円を支払えば、回廊内に入ることができます。

特別拝観のしおりとパンフレット

初穂料500円を納めると、入場券の変わりの「ご配管の証」と印刷された栞と、春日大社のパンフレットをいただけます。

特別拝観できるエリアには吊灯篭が並びます

回廊の内側には、霊験あらたかな末社がいくつかお祀りされているので、灯籠を見るだけではなく、きちんと末社にもお参りしてくださいね。

万灯篭を見ることができるのはいつ?

春日大社の万燈籠はいつ見れる?

春日大社では、吊り灯籠すべてに灯りをともす「万燈籠」が行われます。

万燈籠は、8月14日15日の中元万燈籠と、2月の節分に行われる節分万燈籠の年3日のみ見ることが可能。

クラブツーリズムは万燈籠を拝観できる貸切ツアーを開催

春日大社の万燈籠は、年に3日しか開催されないと上の項目で書きました。

ところが、クラブツーリズムでは11月に春日大社を貸し切って、特別に万燈籠を見ながら参拝するツアーを催行

万燈籠の特別参拝は、全国各地から出発するツアーがあります。

気になる方はクラブツーリズムの公式サイトで、春日大社のツアーを探してくださいね。

>>【クラブツーリズム公式サイト】ツアー一覧・検索はこちらから

戦国大名が奉納した灯篭を見て回るツアーも開催

戦国武将が奉納した灯籠
春日大社の灯籠は、古いものだと戦国武将が奉納したものが現存しています。

ところが、春日大社の灯籠を見てまわっても、戦国武将が奉納した灯籠はどれなのか全く分かりません。

ツアーに参加すれば、春日大社の巫女さんや神職につく方の案内で、戦国武将の直江兼続・宇喜多秀家・藤堂高虎と5代将軍 徳川綱吉から奉納された灯籠を見たり、御本殿を特別参拝することができます。

ツアーは事前予約制となっていて、参加費は1人1,000円。

ツアーに参加して戦国武将や将軍が奉納した灯籠を見たい方は、春日大社公式サイトで詳細を確認してください。

なお、ツアーの開催期間は平成30年4月1日(日)から9月30日(日)までとなっています。

春日大社に灯篭を奉納できる?値段はいくら?

春日大社に灯籠を奉納することはできるの?値段はいくら?

春日大社に燈籠を寄進する事は、現在でも可能です。

そこで気になるのは、灯籠のお値段ですよね。

灯籠の制作費・管理(万燈籠の灯火を含めて)奉納のお祭りなどの費用を全てを含めると、釣燈籠で200万円前後のお金が必要になります。

また、石灯籠は大きさによって値段が変わりますが、250万円くらいから奉納することが可能だとか。

こんなに値段が高いと奉納するのは難しいと思いますが、今でも年間で数基は奉納されているそうです。

神様の使い白鹿のおみくじ

春日大社の白鹿みくじは可愛くてお土産としても人気
【春日大社の白鹿みくじ】

奈良の鹿は新生な動物とされ、中でも白い鹿は神様のお使いとされてます。

御本殿の前にある授与所では、御守や御札などを授けていただくことができますが、中でも神様のお使いである白鹿のおみくじが大人気。

白鹿がおみくじを口に加えている姿がかわいらしく、おみくじを読んだあとも白鹿を飾っておける春日大社ならではのおみくじです。

春日大社の鹿の画像

春日大社の境内には本物の鹿もいて、奈良の鹿は本当に大切にされているんだなと思いました。

境内には金運や縁結びの神様も

春日大社の縁結びのハート絵馬

春日大社の境内には、たくさんの神様がお祀りされています。

中でも女性に人気なのが、夫婦円満・家内安全・縁結びのご利益があるとされる夫婦大国社。

縁結びの夫婦大黒社

夫婦大国社の御祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)と、須勢理姫命(すせりひめのみこと)。

縁結びやハート型の絵馬があり、願いが書かれた沢山のハート絵馬が奉納されていました。

縁結びの夫婦大黒社では水占いもできます

夫婦大国社の横には、水占いを行うこともできます。

もし、恋愛や夫婦関係でお悩みがあるのなら、願いが成就するか水占いを行ってみるのも良いかもしれません。

縁結びの夫婦大黒社の手水舎

なお、夫婦大黒社の社務所では、金運・福運の守り神である金龍神社の御守も授かることができます。

夫婦大黒社の横の手水舎が龍となっているのは、金龍神社の社務所を兼ねているためかも。

勇ましい龍から水が流れているのが印象に残りました。

金運の神様・金龍神社

夫婦大黒社から少し歩いた場所に金龍神社があります。

金龍神社には社務所はありません。

春日大社の境内にある金龍神社

小さなお社ですが、赤い旗に囲まれたお社の周辺は、何ともいえない、目に見えないパワーがみなぎっているように感じました。

金龍神社の御祭神と由来

金龍神社の御祭神は金龍大神(きんりゅうおおかみ)です。

金龍大神は、開発・発達の神様なので、起業家の方が参拝すれば御神徳にあやかれるかもしれません。

国宝殿の横にはお土産を販売するカフェが

春日大社のカフェ

春日大社は山裾にあり、飲食店が並ぶエリアからは離れた場所にあります。

駅の方まで戻るの前に休憩したいときは、春日大社本殿前のバス停前(国宝殿の横)にあるカフェで一休みしてはいかがでしょうか。

春日大社のカフェ

カフェでまったりする時間がない時は、テイクアウト専用のソフトクリームもオススメ。

抹茶(大和茶)とミルクのミックスソフトクリームは、甘さがかなり抑えてあります。

食べ終わったあとも、喉にイヤな甘さが残らず、さっぱりとした後味でおいしくいただきました。

春日大社オリジナルグッズも販売しているので、お土産を買うのもいいかも。

まとめ・外国人が多く静かに参拝するのは難しい?

世界遺産に指定されている春日大社

奈良は外国人観光客が多いのは聞いていましたが、春日大社もいろいろな国の方が参拝していました。

日本人とは違って、参拝ではなく観光で来ている方が多いため、お参りをしているすぐ横で大きな声で喋っていたり、写真を撮っていたり、落ち着いて参拝できないというのが正直な感想です。

土日を避けて、平日の早朝に参拝すれば、比較的ゆっくりとお参りできそうです。

今回は、スケジュールの関係で日曜日に参拝したため、特に混雑していたのかも。

次回は、平日の朝に参拝させていただこうと思っています。