出雲大社の入口には大鳥居があります

日本最強のパワースポットと言わる、伊勢神宮と出雲大社。

どちらの神社のほうがご利益があるか、格上の神社はどちらかなど、気になったことはありませんか?

このページでは、意外に知られていない、伊勢神宮と出雲大社の5つの違いを紹介します。

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祀られている神様は?

伊勢神宮の本宮

伊勢神宮は、日本の最高位の神様である天照大御神(アマテラスオオミカミ)を祀ることから、日本の最高峰の神社とされています。

伊勢神宮の正式名称は「神宮(じんぐう)」となり、「神宮」と言えば伊勢神宮を指していることに。

一方、出雲大社に祀られている神様は、大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)です。

現代では、出雲大社を「いずもたいしゃ」と呼びますが、正式名称は「いずもおおやしろ」。

出雲大社の大注連縄(大しめなわ)

ここで思い出していただきたいのが、旧暦の10月。

つまり現代の暦でいうと11月は、神社から神様がいなくなるため「神無月」と呼んでいること。

ところが、出雲大社には日本中から八百万(やおよろず)の神々が集まってくるため、出雲地方だけは現代の11月を「神在月」と呼んでいます。

神在月になると、出雲大社に日本中の神様が集まり、だれとだれの縁を結ぶかを話し合って決めるとか。

そのため、全国から良縁を願うひとびとが、神在月になると出雲大社に参拝に訪れるのです。

伊勢神宮と出雲大社の参拝方法の違い

出雲大社の参道
【出雲大社の参道】

出雲大社と伊勢神宮では、参拝の作法に違いがあります。

出雲大社だけではなく、すべての神社に言えることですが、参道の真ん中を通ってはいけません。

神社の鳥居をくぐり聖域へ入って参道を進むときは、神様が通る参道の真ん中(正中)は歩かずに、端を歩いてください。

出雲大社の参道に入ると下り坂が続いている理由は、下り坂を歩いていると自然に頭が垂れ、意識せずとも神様に敬意をはらうことになるから。

また、伊勢神宮の参道は、右側通行と決まっています。

左側を歩くと、神様が鎮座する正宮まで距離が近くなるため、あえて遠回りになる参道の右側を歩けば、神様に敬意をはらうことになるからです。

手水舎で手と口を清める

まずは、手水舎(ちょうずしゃ)に向かって軽く一例をし、正しい作法で手と口を清めます。

【動画・手水の正しい作法】

1.右手でひしゃくを持ち、左手に水をかける。

2.左手にひしゃくを持ちかえて、右手に水をかける。

3.ふたたび右手にひしゃくを持ちかえて、左の手のひらに水をためて口に含む

4.左手に水をかける

5.ひしゃくを縦に持ち、柄の汚れを流すように水で洗う

伊勢神宮のお参りの作法

伊勢神宮の手水舎
【伊勢神宮の手水舎】

手水舎で手と口を清めた後で、さらに内宮を流れる五十鈴川で手と口を清めます。

昔、手水舎がつくられる前は参拝に訪れた人びとが、五十鈴川で手と口を清めていました。

このことから、再び五十鈴川で手と口を洗うことによって、さらに汚れを落として清められるとされています。

正宮では、二礼二拍手一礼の作法で、国を守ってくださっている天照大御神に感謝をお伝えしてから、お願い事をしましょう。

出雲大社のお参りの作法

出雲大社の正式な参拝方法
【出雲大社の正式な参拝方法】

出雲大社では手と口を清めたら、すぐに本殿にお参りしてはいけません。

手水舎手前の参道右手にある、祓社(はらえのやしろ)に手を合わせて、心身ともに清めてから本殿に行ってお参りをしてください。

祓社は、心身のけがれを落とし清めてくださる、祓戸四柱神(はらえどよはしらのかみ)が祀られています。

手水で清めた後に、さらに祓社に手を合わせることで心身が清まり、その後で本殿に参拝するのが正式な作法です。

なお、出雲大社では「二礼四拍手一礼」が正式な作法。

出雲大社で四拍手をするのには、きちんとした理由があります。

二礼二拍手一礼は法律で定められた作法

二礼二拍手一礼は、全国の参拝方法を同じにするために、明治以降に法律で定められました。

ところが、出雲大社だけは四拍手をすることになっています。

四拍手する理由は、出雲大社は日本最古の歴史がある特別な神社だから。

明治時代に法律を定める際に、出雲大社だけが特例として、古来の作法である四拍手をすることが認められました。

おみくじにも大きな違いが

出雲大社の鳥居と松の木

伊勢神宮は、参拝しただけで運勢が上がるということから、おみくじを置いていません。

おみくじを置かないことには、「大吉を引いたという気持ちで帰ってほしい」という願いが込められています。

出雲大社はおみくじを置いていますが、おみくじを読んでみると、「吉」や「凶」などの運勢は書いてありません。

こちらも、皆さんに幸せになっていただきたいという思いから、吉や凶という言葉は使わず運勢のみを書いてあります。

出雲大社では、おみくじを結んで帰ると「神様と縁を結ぶ」ということになり、より高い場所に結べば運気が上がるとか。

おみくじをひいたら、できるだけ高い場所に結ぶようにしましょう。

神社の絶景ポイント

出雲大社の近くにある稲佐の浜
【日本中の神様が上陸する稲佐の浜】

伊勢神宮の絶景ポイントは、宇治橋の鳥居。

冬至の時期に鳥居の前で日の出を待つと、鳥居の真ん中から太陽が昇るのを拝むことができます。

一方、出雲大社の絶景ポイントは、徒歩15分ほどの場所にある稲佐の浜。

稲佐の浜は、神在月に各地の神様が上がってくると言われている神聖な浜。

神在月(11月)の午後4時30分頃に稲佐の浜に行けば、夕日が海に沈む絶景を見ることができます。

まとめ・正しい作法で運気上昇

最強のパワースポット、伊勢神宮と出雲大社の違いを紹介しましたが、いかがでしたか。

どの神社にお参りするときも、手水舎で正しい作法で清めて、感謝の気持ちを忘れずに神様にご挨拶をすれば、きっと運勢が上がることでしょう。

11月は、出雲大社の他の神社には神様がいないとされています。

お願いごとをしたいときは、できるだけ神無月を避けたほうが無難かもしれません。