伏見神宝神社のご利益は?

伏見神宝神社(伏見神寶神社:ふしみかんだからじんじゃ)に参拝しました。

伏見神宝神社は「しんぽうさん」と呼ばれる、伏見稲荷大社の境内に鎮座する神社です。

このページでは、伏見神宝神社のご利益・御祭神・ペンダント型のお守り・御朱印などについて紹介します。

伏見神宝神社へのアクセスと伏見稲荷からの行き方

伏見神宝神社の伏見稲荷大社からの行き方

伏見神宝神社は伏見稲荷大社の境内に鎮座しますが、摂社や末社ではなく違う系列の神社となります。

したがって、伏見稲荷大社の本殿前にある「伏見稲荷大社境内案内図」には、伏見神宝神社の文字はありません。

伏見神宝神社へのアクセスは、JRの「稲荷駅」か京阪電車の「伏見稲荷駅」で下車。

伏見稲荷大社の境内に入り、奥社まで行きましょう。

伏見神宝神社の行き方は伏見稲荷からがわかりやすいです

伏見稲荷大社の奥社の左側を見ると、「竹林の静宮 神宝神社 徒歩二分」の案内板が建っています。

伏見神宝神社へ続く竹の小道

案内板の方向には千本鳥居があり、鳥居を歩いていくと左側に上る坂道の分かれ道に着いたら、坂を登りましょう。

山の中の未舗装の道を歩いていくと、左側に伏見神宝神社が見えてきます。

伏見神宝神社のルート

道が良くないため、必ず歩きやすい靴で参拝するようにしてくださいね。

また、夏場は毛虫がいたりハチが飛んでいたりするので、虫が苦手な方は寒い時期に参拝することをオススメします。

御祭神と御由緒

伏見神宝神社の御祭神と由緒

鳥居の横を見ると、伏見神宝神社の御祭神と御由緒の略記が記されていました。

以下は石版に書いてある文章です。

伏見神寶神社 御由緒略記

御祭神 天照大御神
御相殿 稲荷大明神

伏見神寶神社は、我が国最古至尊の神器十種神宝の御守を授け給いて太陽系大宇宙展開の眞理を示し訓へ給ふ大地の大祖と崇め奉る天照大御神を主祭神として奉斎してあり併せて神器十種神宝が奉安してあります。

広大無辺なる御神霊は万古の昔より今猶新しき生命の本源として、差昇る朝日の如く常に顕幽の三千世界を照覧されています。

当神社発祥の起源は平安朝初期と伝えられ中古京洛内外圏にも明記される等浮秘修法の縁起も数多く、慈母の神様となつかしまれ天地の祖神と崇め奉る御神徳は「光は東方より」の世界的なる格言の如く大宇宙の循環の中にありて無限の惠みを御神器を通して示し給い伝承されて輝いているのであります。

心のふるさとでもある神宝とは悟りの鏡、理の爾玉、愛の力なり。

神宝の御守によりて国土を拓き経営された神々様の故事等、神代に於ける御事蹟も多く歴代の天皇が神宝大祈祷の祭儀を執行せられるなど貴賎の崇敬誠に篤く、御神勅、御製頌徳の歌文献数知れ今日に及んでおります。

其の間に於いて秘宝とされる等の事あり、一般の拝時ができなく成っていましたが、慈しみ深き天照大御神の御神意を奉戴し、昭和二十余年より遍く世界に十種神宝の御守を顕し、御神訓を詳しく御伝へ申上ぐると共に社頭に於いても篤志の希望の方に御守を神秘祈祷奉修の上、御授けいたしております。

拍手

略記を読んで、歴代の天皇が大祈祷を執行し、死者をも甦らせるほどの十種の神宝の御神徳があり、篤く信仰されていた神社であることが分かりました。

伏見神宝神社に行った人のブログ

上の画像は、伏見神宝神社の御本殿。

御本殿の手前に祀られているのは、狛犬さんではなくて狛龍さん。

伏見神宝神社の狛龍さん

向かって右側が天龍で左側が地龍です。

天龍は辰を、地龍は巳を現しているのだとか。

伏見神宝神社の口コミ

拝殿の手前には、京都市による説明書きがありました。

こちらに書いてある内容は以下の文章になります。

伏見神宝神社

当社は、稲荷山を背にする古名丸山(笹山)に鎮まる社である。天照大神(あまてらすおおかみ)、稲荷大神(いなりのおおかみ)、十種神宝(とくさかんだからを祀り、社名神宝は、神授十種神宝)に由来する。

祝詞(のりと)に「布留部由良由良(ふるべゆらゆら)、玉響かして死れる人も反して生きなん」とあり、神山に抱かれ、五体に宿る魂魄を振り起す処に神徳を見いだす鎮魂の神社である。

神域には縄文弥生を彷彿とさせる磐境、神明造の社、竹の神明鳥居、叶え雛と称する願掛雛かぐや姫絵馬が献ぜられ、丸山笹論の天井に深草産竹墨による天地自然を表す象形文字画月の座と題す螺鈿漆屏風、中世まで存在した社を描く屏風、拝殿に深草憧憬絵、記紀に神語る墨書天井、神殿に源平盛衰記(十四世紀)に語る草童人形、竹取の迦具夜姫大土鈴。陽炎を表す鏡があり、事物共に自然なる営みを表し、風水の循環を見立てる狛龍、磐境、磊(らい)が存る。

この社も応仁の乱後笹群磊磊と化したが、昭和三十二年(1957)、社殿が蘇った。

竹の下道に沿う最中伊笹群竹浅黄清々しい静美宮である。

京都市

境内に祀られた龍神様

伏見神宝神社には龍神も祀られています

本殿の左手には、山の地主神である龍頭大神が祀られています。

龍頭大明神と龍神祝詞

ふと上を見ると、「龍頭大明神由来」と「龍神之祝詞」が掲げられていました。

文字が薄くて読みにくいところもありますが、龍神之祝詞には「高天原に坐まし坐まして天と地に御働を現し給う龍王は大宇宙根元の御祖の御使いにして一切を」と記されています。

伏見神宝神社に鎮座する龍頭大神のお社

龍頭大神が祀られた龍頭社。

龍頭大神の珠を回して願掛けをするとご利益があるとされています

龍頭社の横には、龍頭大神の石像が。

伏見神宝神社に祀られている龍頭大神

よく見ると、口の中に珠が入っていて、クルクル回しながら願い事をしてくださいと書いてあります。

珠を持ち上げて落としてしまうと破損する可能性があるので、持ち上げずに優しく回すようにしましょう。

伏見神宝神社境内に鎮座する稲荷大御神

本殿右手には稲荷社が鎮座。

伏見神宝神社の画像

境内には他の神社ではあまり見ない、聖火やニワトリモチーフの何か?何だろう???

伏見神宝神社のブログ

こちらもよく分からないですが、境内は不思議なエネルギーか宇宙的な何かが満ちているのを感じる気がしました。

おもかる石もあります

伏見神宝神社のおもかる石で願いが叶うか占いました

伏見稲荷大社の奥社にある「おもかる石」。

伏見神宝神社にも「おもかる石」がありました。

おもかる石の占い方は、まず一礼をして、願いをかけたら「軽くなってください」と願いながら像を持ちます。

像を持った結果、想像していたよりも軽く感じたら、その願いは叶うとされています。重く感じた場合は、その願いが叶うことは難しいかもしれません。

私もやってみましたが、想像していた何十倍も重く感じました。

・・・涙。修行が足りないようです。

伏見神宝神社の御朱印とペンダント型のお守り

伏見神宝神社の御朱印

伏見神宝神社の御朱印は、龍神をデザインした印が押されています。

龍神さんが好きな方は、ぜひ授かっていただきたい御朱印だと思いました。

また、十種の神宝がデザインされたペンダント型のお守りには、龍神祝詞も掲載された経典がついてきます。

社名の由来となっている「十種の神宝(とくさのかんだから)」とは、1.沖津鏡(オキツカガミ)・2.辺津鏡 (ヘツカガミ)・3.八握剣(ヤツカノツルギ)・4.生玉(イクタマ)・5.死反玉(マカルカエルノタマ)・6.足玉(タルタマ)・7.道反玉(チカエシノタマ)・8.蛇比礼(ヘビノヒレ)・9.蜂比礼(ハチノヒレ)・10.品物比礼(クサグサモノノヒレ)のこと。

ものすごいご利益がありそうなお守りなので、次に参拝した折に授かることができればと思っています。

まとめ

伏見神宝神社の行き方

外国人観光客が少なく、ゆっくりと参拝することができる伏見神宝神社。

本殿を護る珍しい狛龍や、龍頭大神・八大龍王大神・白龍大神などの龍神を祀る末社も鎮座する、伏見稲荷大社とは全く違う感じのパワーみなぎる境内が印象に残りました。

伏見神宝神社のアクセス

信仰から遠ざかった観光地のようになってしまった伏見稲荷大社と違って、本当に落ち着ける神社です。

こじんまりとした境内ながらも、休憩できる場所もあり、社務所で御朱印や御守りを授かれるのも魅力。

伏見稲荷大社に参拝したら、ぜひ伏見神宝神社にも参拝することをオススメします。